常に自分らしい国際協力の形をアップデートし続ける#1~田才諒哉さん~

本日は、様々な形で国際協力に携わり、2020年からはJICA海外協力隊として国連世界食糧計画(United Nations World Food Programme)で働かれている、田才諒哉(たさいりょうや)さんにお話を伺いました。

社会貢献を仕事にする田才さんの、「今の想いに真っ直ぐに生きる」価値観に迫ります! 

経歴
大学生の時に、青年海外協力隊としてアフリカのザンビア、NGOの駐在員としてパラグアイへ。
その後、IT系の民間企業へ就職。そこで1年間コンサルタント業務を経験。
そののち、NGO駐在員としてスーダンへ1年間渡航。
パラグアイではICTを活用した新しい教育システムの導入や学校建設のプロジェクトを、スーダンではJICAと巡回診療プロジェクトやWFPと共に栄養改善のプロジェクトを担当。
それからイギリスの大学院で開発学の修士を取得。
現在は、国際協力サロンの運営やファンドレイザーの活動、さらには「国際協力カフェ」を世界各地でOPEN。2020年1月よりJICA海外協力隊としてWFPマラウイ事務所に勤務。

#1.きっかけはシンプルな想い

目次:
1.国際協力に関心を持ったきっかけは何ですか?
2.国際協力サロンは、なぜ始めたのですか?
3.どうしてWFPで働くことにしたのですか?
4.「栄養」の分野に興味を持ったきっかけは何ですか?

1.国際協力に関心を持ったきっかけは何ですか?

大学2年生のゼミ選択時に、当時仲良かった友達が国際協力のゼミに入ったので、ついていったのがきっかけですね。

最初は理由なく始めたのですが、1年間休学して行ったパラグアイで卒業後も国際協力を仕事にしていこうと思い、今に至ります。

仕事にすると決めたきっかけは、何もできない僕を現地の人たちが温かく迎え入れてくれたこと、またやっと自分が残せるものが少し見えてきたタイミングで帰国したこと。

それがとても心に残り、いつかプロという形で、恩返ししたいなと思ったんです。

——過去に様々な形で国際協力に携わっていらっしゃいますが、現在はどの様な活動をしていらっしゃいますか?

2020年1月からJICA海外協力隊としてマラウイの国連世界食糧計画(WFP)で2年間仕事をするため、今はその準備をしています。あとはオンラインサロン「国際協力サロン」の運営をしています。

 

2.国際協力サロンは、なぜ始めたのですか?

まず、国際協力サロンとは、国際協力に関する勉強会やキャリア相談、活動や情報のシェアなどを行うオンライン上のコミュニティです。

これは、2018年にオンラインサロンが盛り上がっていたので、どんなものなのか知りたく勢いで始めました。

2019年9月に国際協力サロンを一般社団法人化し、外部との連携もしやすくなったので、これから他の法人と連携してさらに面白いことを仕掛けていこうかなと思っています。

どんなインパクトが出るのかを楽しみに、緩やかに長く続けます。

このサロンには、国際協力とは全く関係のない分野、たとえば劇団、アートなどの分野で活動されている人たちもいるので、普段国際協力の世界にいると接点のない人たちとつながることのできる環境を、うまく活用していきたいです。

メンバーには、このサロンがきっかけで、将来につながる何かを得てくれたらうれしいです。

*現在、オンラインサロン「国際協力サロン」の運営は、一般社団法人Gradationによって運営されています

ーーーーなるほど!ありがとうございます!

3.次にどうしてWFPで働くことにしたのですか?

以前スーダンで、WFPとの栄養改善のプロジェクトをメインで担当していて、それが面白かったんです。

僕が思っていた国連の印象とは異なりました。

そしてなにより、WFPで働く人たちの魅力がきっかけでした。

お金も業界の中では比較的あり、機動力もあり、危険なエリアにも入っていく。できることの多さに魅力を感じ、WFPで働いてみたいなと思いました。

あとは、大学院の時に食糧安全保障や栄養の分野を勉強していたので、座学だけでなく、現場でも続けてみたいなと思ったんです。

これまでたくさんの人に助けてもらって入り口に立てたので、しばらくはWFPで働けるように努力したいです。

この先は、それでも柔軟に、何らかまだ関わったことのないセクターでやる選択肢も残していたいと考えています。

あとは、もう一つ別の修士号や博士号を取ることにも少し関心があるので、自分のライフステージに合わせて決めていこうと思っています。

スーダンにおけるWFPとの栄養改善プロジェクト



4.「栄養」の分野に興味を持ったきっかけは何ですか?

栄養失調は、飢餓と違って目に見えないところで起きることがあります。

そのため、支援が後回しにされたり、予算がつきにくかったりという問題が生じやすいです。

そういった点で今後注力されるべきポイントであると思い選択しました。


*本インタビューはJICA海外協力隊派遣前に実施したものです。


田才さんについてより詳しく知りたい方はこちら👇

 

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ライタープロフィール

栗田紗希
明治大学経営学部1年
ビジョンは「誰もが志をカタチにできる社会をつくる」こと。将来はスポーツを通して、志の育成をしていきたいと思っています。

 

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