第2弾の今回は「try and errorを地道に繰り返す」をテーマに、社内起業の魅力、現在の活動において必要なスキルや考え方について迫っていきます!
寒竹 明日美
1997年丸井(現丸井グループ)入社。
これまでの経験で役立っていること
―――学生時代にやっていたことで今に役立っていることはありますか。
特定のスキルが役立ったということはないです。
ただ、社会人になり様々な仕事を経験するなかで、新しいことに飛び込む耐性ができていたのだと思います。
知識があると良いこともあるけど、それが邪魔してしまうこともあります。
とりあえずやってみることの大切さをtsumiki証券の立ち上げで感じました。
様々なことに挑戦するマインドがあれば知識は後から付いてくるという考えもあると思います。
誰かに助けてもらったり、ネットで調べたり… 、いろいろありますよね。
社内起業家のメリットとデメリット
―――丸井グループのような大企業の新規事業であるtsumiki証券の社内起業家としての魅力や欠点を教えてください。
事業化が決まった後のスピード感やリソース面は、非常に恵まれています。
社内にシステムや法律などさまざまな分野のノウハウの蓄積があるので、身近に分からないことを教えてくれる人がいる環境はありがたいです。資金面でも恵まれています。
欠点としては、決裁のスピードが個人でやるよりは遅くなることでしょうか。
社会科代解決における失敗
―――社会課題解決において失敗だと感じたエピソードを教えてください。
毎日失敗しています。
最初からうまくいく仕事は無いですね。
例えば、投資初心者のお客様に簡単な投資手続き方法を説明しても、実際に私たちが思っていた様に事が進まないこともたくさんあります。
問題点はデータとして出てくるので、それを元に泥臭く直していきます。
一つ一つの問題に対してtry and errorを地道に繰り返しています。

活動するうえで大切にしている考え
―――今の活動をする中で大切にしている考えを教えてください。
「お客様のために」ということをいつも忘れないようにしています。
経験を重ねると、ついついお客様から離れていってしまいがちです。
しかし、定期的にお客様の気持ちに立ち返らないと本当に良いサービスはできないです。
お客様に「良かった」と思ってもらえるサービスを作り続けなければいけないと思っています。
今後のキャリア
―――今後のご自身のキャリアについて教えてください。
現段階で考えていることは3つあります。
まずは、この事業を軌道にのせることが大きな目標です。
次に、社内からもっと新しいビジネスが立ち上がっていくと思うので、tsumiki証券を立ち上げたという経験を今か活かして、後に続く人たちを応援したいです。
そして、今の仕事をやればやるほどお金の大切さ、綺麗なお金の使い方が非常に大事だと感じています。
それを世の中に広めていきたいので、それに関する情報発信ももっとしていきたいですね。
第3章はこちら
https://cococolor-earth.com/interview-asumi-kantake-3