意思あるお金の使い方で世の中は豊かで幸せになる~tsumiki証券 寒竹さん~#3

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若い方や投資知識がなくても資産形成ができるサービスを提供しているtsumiki証券のCEOを務める寒竹明日美(かんたけあすみ)さんにお話を伺いました。

第3弾の今回は「社会課題解決と、 企業のビジネスは一体」をテーマに、寒竹さんの理想の社会や今後の社会の流れなどについて迫っていきます!

プロフィール
寒竹 明日美

tsumiki証券 CEO
1997年丸井(現丸井グループ)入社。
店舗勤務から経理部に異動し、以降、経営企画・財務部門で同社グループの経営計画・事業計画の策定に携わる。
2014年に国分寺マルイ店次長(副店長)を務めたほか、IR部の課長として投資家との対話を担当。
2018年2月、tsumiki証券代表取締役CEOに就任。同年12月、経済誌Forbes主催の『Forbes JAPAN WOMEN AWARD 2018』において、女性が少なかった分野で、先駆者として最前線で活躍している女性を表彰する「個人部門・先駆者賞」を受賞。

ーーー寒竹さんが理想とする社会と、自分がその社会に関わりたい理由を教えてください。

みんなが幸せで優しい社会になったらいいですよね。

そのために「一人ひとりが意思あるお金の使い方をすることで、もっと世の中は豊かで幸せになる」という価値観を伝えていきたいです。

まだまだ、気持ちの豊かさを感じられている方は多くはないのかなと思っています。

自分の心に余裕がなかったり、幸せでないと人にも優しくできないです。

お金の素敵な使い方とお客様の資産形成を通じて、自分も安心して生きていける。

そして、人に優しく生きられる世の中を作る一助になりたいと考えています。

自分の心に余裕がなかったり、幸せでないと人にも優しくできないですよね。

ーーーなぜ気持ちの豊かさが足りていないと実感したのですか?

いろんな人と話す中でお金は増えれば良い、投資はお金儲けの手段だと考える人が多いとわかりました。でも、なぜ金融商品に対してはこういう利益至上主義になってしまうのか疑問で。

例えば、お買い物に行った時に少し高いけど環境に良さそうだから買おうとか、ご飯食べにいく時もあの人のお店に行こうとか、お金の置き場所は気持ちとセットになっていると思います。

しかし、金融商品の文脈になるとそのような気持ちがなくなってしまうんですよね。

自分が投資したお金を通じて、ある企業のイノベーションに繋がったり、出したお金の一部がNPOの活動を支えるとか、自分の想いを乗せたお金の使い方ができればもっと豊かな気持ちで生きていけると思います。

みんなで素敵なお金の使い方を考えられたら良いですよね。

でも、この業界ではなかなかそれが起きていない。それを本当に変えていきたいです。

これからの社会貢献の潮流

ーーーこれからの社会課題解決や、社会貢献の新しい動きについての考えを教えてください。

現在、環境問題をはじめ、世の中が激変しています。社会課題の解決は一部の人がやるものではなく、地球に住む人誰もが考えなければならないものです。

もちろん私のように企業に勤めている人間も必ず考えていかなければならないことです。なぜなら社会課題解決と、 企業のビジネスは一体なので、それを無視したり、乗り遅れた企業は淘汰されていくので。

それに、私たちは危機感を感じています。これから世の中がさらに速く変わっていくので、スピード感を持って課題解決していくのは 企業の競争戦略だと思います。

おすすめの本

ーーー社会課題解決を志す人にオススメしたい本を教えてください。

2冊あります。

まず1冊目は、藤野英人さんの『投資家が「お金」よりも大切にしていること』です。

これは若い方にぜひ読んでもらいたい本です。

お金に対する考え方が変わると思います。お金は絶対に世の中に必要なもので、世の中を良くするツールだということが分かるはずです。

2冊目は、奥野一成さん・川北英隆さんの『社会の問題解決こそ、企業価値創造の源である』
という本です。

投資信託のファンドマネージャーである奥野さんが、いろんな会社の経営者の方々を招いて開催している京都大学の講義模様がまとめてあります。

投資家の視点から見た持続的に成長する”強い企業”について書かれています。

社会課題を解決しないと強い企業になれないことが、よくわかります。

応援メッセージ

ーーー最後に社会課題解決の道を志す人たちに応援メッセージをお願いします。

やりたいことが明確にある方でも、一回その業界の企業で経験を踏んでみることも悪くないと思います。

今では、企業のサスティナビリティレポートなど様々な形で企業の理念や考えがわかる情報発信もかなり進んでいます。

それらを見て、会社選びをするのも良いのではないでしょうか。

若い皆さんは、この先何十年も生きるので、いろんな経験ができる機会に恵まれています。

ベンチャー、大企業、起業など、せっかくなので様々な環境に身を置いて、チャレンジしてほしい。

多様なバックグラウンドやチャレンジ経験のある人は、知識があるだけの人よりも強いなと感じます。

もちろん企業に勤めていると、必ずしも自分のやりたいことだけをできるわけではないですし、辛いこともあるかもしれません。

でも、お客様のため・世の中のために頑張っていれば、助けてくれる人もいる。私も多くの上司や仲間に助けられて、ここまでこれました。

第1章はこちら
https://cococolor-earth.com/interview-asumi-kantake-1

第2章はこちら
https://cococolor-earth.com/interview-asumi-kantake-2

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