途上国スラムにおける貧困問題の解決〜坪田勝志さん〜


3.世界の貧困問題の解決

ーーー自分と向き合った結果辿り着いた世界の貧困問題の解決という道ですが、今後どのようにこの問題を解決していこうと考えていますか?

まずは、開始したばかりである今の飲食ブランドで、マイクロフランチャイズの店舗をできるだけ増やしていきます。

しかし、「店舗が生む収入源」だけでは社会的インパクトにも限界があります。

つまり、タコライス店を100店舗まで拡大しても、100世帯分の収入源しか生まれないという事です。

だから、店舗拡大が上限に達した段階でアプローチ方法を少し変え、「小規模ビジネスオーナーの輩出企業」になりたいと思っています。

この事業における一番の価値は、スラム住民の収入源をつくること以上に、彼らが成功体験を得られるという事だと思っています。

「自分にも出来るんだ」と。これをつくる事ができれば、タコライスのブランドでは100店舗が限度だとしても、その100店舗の中で自信と経験・スキルを得た人達は、次は自分のスモールビジネスを作っていけばいいと思います。

もちろん、このフェーズでも自社から資金・ノウハウの側面からサポートを行います。

このフェーズになれば、タコライスショップというのはあくまで一つの「入り口」という位置付けになると思います。

ーーー最後に読者の方、特に「社会問題解決に挑戦したいけれども、一歩踏み出せずにいる方達」に向けメッセージをお願いします。

まず何よりも、「自分と向き合うこと」を大切にして頂きたいと思います。

変に焦るのではなく。

というのも、挑戦したいのに一歩踏み出せないというのが僕はあまり理解できないというか、本当に腹の底から何かやりたいと思っていたら、誰になんて言われようと、何が何でも絶対にやりたいじゃないですか。

「一歩踏み出せずにいる」っていうのって、勇気が無いとか実はそういう話じゃなくて、シンプルに本気度がそこまで達していないという事なんだと思います。

そういう意味でも、色んな人と話して、色んな世界を見て、「自分はこの人生で何をしたいのか」という事をちゃんと自分に問い続けて頂きたいです。

別に社会問題を解決しようとする人がカッコイイ訳でもないし、特別エラい訳でもない。

何よりもまず大切なのは、「自分がどう生きたいのか自分でわかっている」という事だと思います。

その上で、世の中で起きている問題に憤りを感じたり、素直に「この不条理をなんとかしたい」と思うなら、あとはツベコベ言わずに頭使って行動するのみです。

先を行く先輩を見つけてアドバイスを貰いにいってもいいし、今すぐやれることは何でもあるはずです。

社会起業家養成所「ボーダレスアカデミー」の最終発表会にて坪田さんが登壇された際の紹介動画と登壇動画になります。もっと坪田さんについて知りたい方!小規模飲食店のマイクロフランチャイズ事業について知りたい!方はぜひ見てみてください!

社会起業家養成所「ボーダレスアカデミー」についてもっと知りたい方はこちらから

ボーダレスアカデミー | 社会起業家をつくるソーシャルビジネススクール

ボーダレスアカデミーは社会問題を解決する社会起業家をつくるソーシャルビジネススクールです。社会起業家・現役経営者が講師を努める本格的な社会起業プログラム。4カ月間でビジネスプランを完成させ、卒業と同時に起業を目指します。

cococolor earth(ココカラーアース)
ライタープロフィール

白石達郎 早稲田大学人間科学部3年 NGO Day In Life 代表
マレーシアで、「正規就労ができず不法滞在状態となってしまう移民」と
「移民を積極的に雇用している企業」との情報差を埋める求人メディアを運営
目標:「マレーシアの不法移民問題を解決すること」
   「世界一のパパになること」

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