アフリカの魅力を若い世代へ 国際協力にとらわれるな〜ALL ABOUT AFRICA 稲川雅也さん〜


2.国際協力に縛られるな

ーー今の活動をする上で大切にしている考えや、その考えをもった原体験があれば教えてください。

大切にしていることは「国際協力という言葉にとらわれないこと」です。

「Tokyo Africa Collection」を始めたときに、「それは国際協力ではない」と言われました。

私たちはアフリカをいかにポップに伝えるかということに注力しており、アフリカに関心のない人にまで届けることが目的です。

しかし、立ち上げ当時はそれが「国際協力として軽い」などと批判されたりもしました。

そもそも国際協力とは何でしょうか?

現地に根付いてこそ国際協力だという考え方、日本での周知活動も国際協力の一環だという考え方もあります。

「Tokyo Africa Collection」は国際協力活動ではなくエンタメだと思っています。

ただ私の考えでは、国際協力なんて隣の人を思い合えるかの問題であり、貴方の活動が国際協力か否かは問題ではありません。

国際協力という言葉がその可能性を狭めていると思います。

 

よく学生からこのようにDMが来ます。

「アフリカに行くのですが現地の人たちのために何ができますか?」

奥地に行けば困っている人はいるかも知れませんが、ポンと無計画に現地に行って助けられる人なんてそんなにいません。

そんなことよりアフリカはとても魅力的な大陸なので、ただ行けばいい
そこで何を感じるかは貴方次第で、それが国際協力かもしれないし、まったく別のことかもしれない。

アフリカや国際協力に関わる学生は自己犠牲意欲の高い人がすごく多い印象なのですが、現地の人はそんな関わり方を望んでいないのではないでしょうか。

国際協力に縛られずに、まずは自分のため、次に隣の人のため、最後に世界のために貴方の人生を謳歌していただきたいです。

神秘的な色合いのエチオピアのダロール火山にて

ーー今の活動の中で過去に身に着けておいてよかった経験やスキルはありますか?

ひとつは英語。それと旅に対するマインドの2つです。

アフリカ縦断中は特に実感しました。
共通言語を持たなくともコミュニケーションは取れますが、やはり英語のような共通言語を話せることで現地の方との会話の質が大きく変わります。

また、アフリカ縦断中に世界各国の旅人を多く見てきましたが、日本の旅人は海外の人とあまり交流せずに日本人同士で固まっているのが目につきました。

少しでも現地の言葉や共通言語が話せればすぐに距離も縮まりますし、込み入った話もできます。

是非オープンに外国の方とも打ち解けるマインドを持ち合わせておくのはとても重要なことだと思います。

ですので、英語力と旅に対するマインドは身に着けておいて良かったと思っています。

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