カバから始まるAfrica Jeans Projectとは!?〜祇園涼介さん〜

3.大切にしているマインド

―――アフリカで活動する上で、大切にしている考えを教えてください。

現地の人の生活を変えようとするのではなく、現地の人が望むのであれば現地の人が変えていくべきだという考えを大切にしています。

ただ、アフリカの人たちのなかには、国際感覚の乏しい人も多く、その人たちの選択肢や考え方が広がるきっかけを与えることができるかもしれないです。

あくまで、彼らがやっていくために本当に何を望んでいるかを聞くことが大切です。

 ―――全く違う文化圏の中で信頼の構築はどのように行われていますか。

現在、日本で文化人類学を専攻されている方が現地で何十年と関係を築いているところにお世話になっています。

ただ、彼らとの壁を自分から取っ払っていくことはとても大事だと感じました。

自分は外国人で彼らの生活とは違うと考えているとすぐに伝わるし、ほんとの関係性は作れないのでどっぷり漬かるのが大事なのかなと思っています。

―――国際協力において、1番の失敗談を教えてください。

ちょうど2週間前にエチオピアに行ったんですが、現地でビジネスされている方と食事をしてタクシーを乗ろうとしたら、首絞め強盗にあいました、、、

気絶までしてしまい、起きたら何も無い状態で、、、

命の危険を感じたことで、新たに覚悟を決める良い機会にはなりましたが、今までで1番の失敗だったと思います。

―――被害に遭わないために気を付けていることはありますか?

夜遅くは出歩かないようにしています。
また、できるだけ目立たないように歩いたり、基本的にタクシーを使ったりしています。

現地にどっぷりと入っていかなければならないので塩梅が難しいですが、自分が生きていなければ、活動さえできないわけなので、そこのリスク管理はとても意識するようになりました。

―――今の活動をしていて必要だと感じたマインド(哲学)があれば教えてください。


人生の中でやりたいことは全部やっていこうと思っていています。

その時に自分のちょっとでも興味あることを一生懸命やって、それが興味なくなれば離れてもいいので、すぐ行動に移してやってみることが大切だと思います。

私は、興味あることにはお金も時間も惜しまずにやってきたと思います。
大学一年生の時、ずっと続けてきた野球をやめて、興味あることがゼロになりとてもしんどかったです。

ですが、そこからカバのことがすごく好きになり、カバに関する論文やレポートを書いてみたり、図鑑を調べてみたり。
いくらカバのことを知っていても普通は、将来のキャリアには一切つながりません。

そんなものでもいいからやってみる。
すると、私の場合は、カバからアフリカにつながり現在の活動があるわけです。


―――今の活動をしていて必要だと感じるスキルとその事例を教えてください。

正直、必要だなと思っているスキルは無くて、何もない状態でもなんでもやれるかなという、、、ハッピー思考です(笑)。

思いがあれば、スキルがなくてもそれを伝えればできる人が集まってきて、彼らが形にしてくれる。

他力本願ではあるんですけど、自分にはスキルがないからってはじめないという考え方は持っていないです。

「とにかくやりたいことを言ってみる」

それをすることで誰かが共鳴して手を貸してくれるようになってきます。


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