新たな留学の在り方を提示するSocial留学とは?#1~コネクト&フロウ 野中柊平さん~

今回は、(株)コネクト&フロウにて海外インターンやボランティアと語学留学を組み合わせて提供し、その留学費用が現地NGO等に寄付される仕組みのsocial留学を運営されている野中柊平さんにお話をうかがいました。今回は「#1.Social留学の誕生秘話 」というテーマで、活動のきっかけや思いに迫ります!

#1.Social留学の誕生秘話 

目次 
1.現在の活動を教えてください。
2.Social留学を始めるきっかけはどのようなものでしたか?
3.コネクト&フロウという社名にはどのような思いが込められていますか?

1.現在の活動を教えてください。

フィリピンに留学に対してインターンやボランティアを留学に組み込むサービスを行い、その費用が現地NGO等に寄付される仕組みのsocial留学を運営しています。

ユーザーの方々には、語学留学にかかる費用のみご負担していただき、現地NGO等とのマッチングや、プランニング、サポートは無料で行っています。

まず、前提となるフィリピン留学は2000年代から韓国人が始め、それを日本人が真似して、拡大してきたマーケットです。

基本的にアメリカやイギリスの語学学校は現地の人が運営しているのに対し、フィリピン留学は外国の人が運営しているところが特殊ですね。

私がフィリピン留学を仕事にする中で感じた課題は、学校の敷地内で全てが完結できていることです。

これは、英語だけに集中するための考えや犯罪等に巻き込まれるリスクを考えてできた仕組みです。先ほど申し上げた外からきた人達が運営していることが、この仕組みに大きく作用していると思います。

しかし、その土地に留まって総合的に学ぶという本来の留学の意味に立ち返ったときに、そこに現在のフィリピン 留学の改善点とチャンスがあるのではないかと思いました。

また、フィリピンは日本人が運営するNGOが一番多い地域と言われております。

しかし、留学生にはNGOや現地の情報を得ることは難しいです。

最近、留学する学生にも社会貢献や持続可能性社会に目を向けていきたいと思っている人が増えています。しかし、せっかく国外にいるのに敷地内で完結する今の留学では、英語を使った次のステップを踏み出せる場所がないです。

そこで私は既にたくさんのお金と人が流れている留学の業界と、次のステップを踏み出すときに大きな学びを得られるNGOや国際協力の現場をつなげたいと思い、そのプラットフォームとしてSocial留学を立ち上げました。

フィリピンに何度も行き来する中でNGOや国際協力の現場の方々とお話する機会が増え、良い人材が不足している、自由に使えるお金がストックししにくい、広報が難しいといった課題をお聞きしていたこともこの発想に繋がる大きな要因になりました。

NGOには情報発信・人材獲得・インターン・スタディーツアーの利益を提供し、学生には情報を無料で提供する。

この双方を満たせばマッチングビジネスになるなと考えました。

留学業界のお金をNGOに回すためにSocial留学経由で語学留学を成約した場合その金額の3%を加盟するNGOに寄付しています。

現地の日本人運営のNGOは現地の人と深いつながりをもっているので、日本から来る留学生とつなぐことでフィリピンに利益を還元している仕組みです。

もちろん私たちの事業にもメリットがあり、他留学会社との差別化、マーケティングの面で恩恵を受けています。 

ソーシャル留学仕組み

 

2.Social留学を始めるきっかけはどのようなものでしたか?

私は学生の頃に休学を2年しています。

1年目は高齢者と学生のマッチングビジネスをやろうとしたのですがうまくいかず、迷っていた時にフィリピンのwebメディアで働いていた先輩にさそわれて働き出しました。

それがフィリピンとの出会いです。

その会社で色々な事業を行っていたんですが、様々な組織の問題もあり、その会社を辞め、大学に戻って卒業しました。

3.コネクト&フロウという社名にはどのような思いが込められていますか?

世界を繋げて「コネクト」、流れるようにしたい「フロウ」という思いをもっています。

世界にはたくさんの課題/国際問題がありますが、そういった軋轢を超えて、世界はいずれひとつになっていくと考えています。

「コネクト」に関しては、世界は繋がりすぎることで、わかりやすい例でいうと、移民など、それによって問題も起きていますが、そういった変化に対する反発にも対処し、世界がより繋がることで社会は平和で幸せになると信じています。

「フロウ」は、コネクトの部分で言った世界が繋がりひとつになったとしても、旧来の社会構造のまま、その範囲が広がるだけでは人類は幸せになれず、その構造自体が流動的に循環し続けるものになればフラットな社会、全人類が幸せな世の中が実現できると考えています。

 ソーシャル留学について詳しく知りたい方はこちら👇

cococolor earth(ココカラーアース)
ライタープロフィール
原田小想(はらだ こころ)
慶應義塾大学経済学部1年
何かに興味をもったらすぐ取り組むことをポリシーに、様々な分野について学んでいる最中です!

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