社会人として働きながら大学院に通うことは、プライベートの生活にも大きな影響を与えるものです。

仕事、学業、そして家族や友人との時間をどうバランスよく管理するか、多くの社会人大学院生がこの課題に直面しています。

本記事では、社会人大学院を経験した方のインタビュー記事の抜粋を紹介します。

社会人大学院インタビュー①~IMさん_サセックス大学~
社会人大学院インタビュー②~小宮陽菜さん_リーズ大学~
社会人大学院インタビュー③~松丸里歩さん_ロンドン大学ゴールドスミス校~
社会人大学院インタビュー④~坂本さゆりさん_IE Business School~
社会人大学院インタビュー⑤~河村泰志さん_サセックス大学~

社会人大学院経験者 IMさんの「プライベートの悩み」インタビュー抜粋

Q: ライフプランはどう考えていましたか?

A: 大学院進学時はキャリアに専念しており、プライベートのライフプランについてはあまり考えていませんでした。
しかし、帰国後はパートナーとの関係を重視し、日本でのキャリア形成にシフトしました。

Q: リフレッシュの時間はどう取っていましたか?

A: 平日は授業と課題に忙殺されましたが、週末には都市部でのショッピングや友人との交流、学内イベントやパーティーに参加してリフレッシュしていました。

Q: 同級生とのプライベートでの交流はありましたか?

A: クラスメートとは一緒に勉強したり、週末に遊びに行ったりすることがあり、良好な関係を築いていました。

社会人大学院インタビュー①~IMさん_サセックス大学~


社会人大学院経験者 小宮陽菜さんの「プライベートの悩み」インタビュー抜粋

Q: ライフプランについて、結婚〜出産などのイベントへの影響を想定していましたか?

A: 結婚や出産といったライフイベントへの影響はそれほど感じていませんが、歳を重ねるにつれて考えることは増えると思います。

進学を決めた理由の一つは、若いうちにやりたいことをやっておきたいという思いがあったからです。

Q: 大学院生活中のリフレッシュ方法や1日のスケジュールについて教えてください。

A: 毎日4時間ほど授業があり、そのほかにも予習に多くの時間を割いていました。

リフレッシュのために大学寮のジムを利用したり、料理や外食、パブでの時間を楽しんだりしていました。

時には旅行もして、心身のバランスを保つようにしていました。

Q: 家族や友人との交流はどうしていましたか?

A: 親とは週に1〜2回電話で連絡を取っていました。

最初はホームシックにもなりましたが、友達ができてからは乗り越えられました。

Q: 大学院入学後、クラスメイトとプライベートで交流する機会はありましたか?

A: はい、ありました。

実際、ほとんどの時間をクラスメイトと一緒に過ごしていました。

私のクラスは特に仲が良く、プライベートな交流も頻繁にありました。

Q: 同級生との交流の時間は持つべきだと思いますか?

A: 持つべきだと思います。特に、社会課題に対してフラットに話し合える友人がいることは非常に大きな意味があります。

日本では感じていた距離感が、クラスメイトとの間にはなく、同じ課題意識を持った仲間たちが世界中から集まっているため、お互いにとってのセーフゾーンのような感覚が生まれました。

社会人大学院インタビュー②~小宮陽菜さん_リーズ大学~


社会人大学院経験者 松丸里歩さんの「プライベートの悩み」インタビュー抜粋

Q: 大学院進学がライフプランに与える影響、特に結婚や出産の時期、家族・友人・パートナーなどと離れることについて考えましたか?

A: 大きな影響はありませんでした。

逆に20代の今だからこそ、自分のやりたいことを優先し、今のうちに留学すべきだと考え、決意しました。

また、自分がそこまでホームシックにならないタイプということもありますが、周囲の理解を得て、渡航できたと思います。

Q: 大学院生活中のプライベートな時間はどのように過ごしていますか?

A: 授業時間は週に3時間×2回の授業で、もちろん課題や予習の時間は必要ですが、比較的自由な時間がありました。

美術館やギャラリーの展示に行くのが好きで、学んでいるテーマに関連するアートに触れる機会も多いです。

また、日本ではなかなか忙しくてできなかったヨガにも通うことができ、良いリフレッシュの機会になっています。

Q: 大学院の同級生との交流はありますか?

A: はい、同級生との交流はあります。特に、展示会やランチ、ヨガに一緒に行くことがよくあります。

また、ブラジル出身の友人がいて、親元を離れた生活で感じるジレンマや第二言語で暮らすことの課題など、分かち合えることが多く、そういった存在も心強いです。

共通の興味を持った友人ができたことで、ホームシックを感じることもなく、充実した留学生活を送れています。

社会人大学院インタビュー③~松丸里歩さん_ロンドン大学ゴールドスミス校~


社会人大学院経験者 坂本さゆりさんの「プライベートの悩み」インタビュー抜粋

Q:ライフプランにどのような影響がありましたか?

A:進学がライフプランに大きな影響を与えています。

当初、単身で海外留学するつもりで妊娠・出産は後回しにするつもりでしたが、途中で不妊治療が必要であることがわかり、不妊治療を進めながら勉強することになりました。

結果として、仕事・勉強・不妊治療を並行し、妊娠出産・子育てをしながら大学院に通いました。

Q:子育てしながらの勉強は大変ですね。

A:はい、産後2日目で授業にも参加し、遅れをとらないよう必死でした。

産後の体調不良や子どもの夜泣き・お世話に加えて、大学院のMTGや授業に時差があったので、かなりの睡眠不足になり、産後うつ直前のような状態でした。

Q:在学中のリフレッシュ方法を教えてください。

A:オンライン授業が中心だったため、家族と過ごす時間や、自分の趣味である食事を楽しむことがリフレッシュになりました。

また、女性を対象としたMBA同好会の活動も行い、仲間と交流する機会を作りました。

社会人大学院インタビュー④~坂本さゆりさん_IE Business School~

社会人大学院経験者 河村泰志さんの「プライベートの悩み」インタビュー抜粋

Q: ライフプランにはどのような影響がありましたか?

20代後半での渡航だったため、結婚や出産への影響は考えていませんでした。

Q: 大学院在学中のリフレッシュはどのように行っていましたか?

意外とリフレッシュの時間は取れました。

自分のペースで調整しながら、リフレッシュも兼ねて友人と出かけたりしていました。

ただ、イギリスは雨がとても多いので、雨を好きになるくらいの気持ちが必要かもしれないです。

Q:入学後、同級生との交流はどのように行っていましたか?

交流の場として、Post Graduate Officerが主催するイベントが隔週に1度開催されていて、ほぼ毎回参加していました。
また、誰でも参加できる「Society」というサークルのような集まりにも参加していました。

交流の時間は持った方がいいと思います。

社会人大学院インタビュー⑤~河村泰志さん_サセックス大学~


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