今回インタビューをさせていただいたのは、株式会社メンバーズの田村唯香さん。
大学のゼミがきっかけで社会課題に関心を持ち、社会貢献を軸の1つとして就職活動をしていました。
田村さんがメンバーズに入社を決めた理由やメンバーズが取り組むCSVマーケティング、田村さんの今後のビジョンについてお話を伺いました。
駒澤大学経営学部卒
大学在学中は、ゼミのマーケティングの一環でサステナビリティ×マーケティングを専攻。
廃プラスチックに関するプロジェクト活動を実施。
2020年4月株式会社メンバーズに入社。
大手金融会社を担当しWebディレクターとして仕事に携わる。
現在の仕事について
ーーー自己紹介をお願いします。
田村唯香と申します。
2020年、株式会社メンバーズに新卒で入社しました。
現在は、Webディレクターとして仕事をしています。
ーーーありがとうございます。具体的な仕事内容を教えてください。
主に、大手金融会社さまとお仕事をさせていただいています。
UXやCXを向上するため、Webサイトの改修や新規ページの作成を行っています。
また、弊社はCSVマーケティングを推進しており、CSV施策の立案やページの構成、デザインのディレクションも担当しています。
ーーーCSV※とは何ですか?
CSVとは、社会課題の解決と利益の創出を両立する経営の方法です。
近年、企業にも社会課題に対する取り組みの姿勢が求められているため、CSVに注目が集まっています。
弊社では、社会課題の解決とクライアントの利益の創出を両立するために、CSVマーケティングを推進しています。
※CSV・・・Creating Shared Value(共有価値の創造)
きっかけは大学のマーケティングゼミ
ーーー社会課題に関心を持った原体験やきっかけを教えてください。
大学のマーケティングゼミがきっかけです。
ゼミの教授がサステナビリティやSDGs等のマーケティングに精通しており、講義でもたびたび話を聞いていました。
私の考えでは、モノやサービスは困っている人のためにあるべきだと思っています。
しかし、近年のマーケティングは、自分たちの売りたいものを売るだけのように感じていたため、サステナビリティやSDGsの観点を取り入れることにとても共感しました。
ーーーゼミではどのような活動をされていましたか?
例えば、廃プラスチック削減を目指したプロジェクトを行いました。
プロジェクトでは、どれだけプラスチックゴミを出しているか知ってもらうため、大学内で1週間に出るペットボトルを展示しました。
当時は、集客に苦労し、社会課題に対する意識を持つ学生が多くないことを実感しましたね。
このイベントは、伝え方の重要性を実感する機会になりました。
考えを押し付けるのではなく、どう自分事化してもらうか、興味を持ってもらえるように誘導することが大切だと感じました。
この考えは、CSVマーケティングに取り組む上でも活かされています。
マーケティング×社会課題解決で就職活動
この記事の監修者
吉田宏輝
COCOCOLOREARTH代表、社会活動家。
COCOCOLOREARTHでは、社会課題解決を軸にした就職・転職活動を支援するインタビューメディアの代表として、100人以上の社会活動家にインタビュー、記事執筆やイベント登壇などを行う。