CSVマーケティングの価値を届ける

ーーー普段はどんな思いをもって働かれていますか?

クライアントと信頼関係を築き、よきパートナーとなることが、結果的にCSVマーケティングに携わるためのきっかけになると思っています。

そのために、打ち合わせでは、クライアントの話に耳を傾けつつ、相手が何を意図しているのかを考え、クライアントの求めているものを満たせるよう、プロジェクトを進めることを心がけています。

ーーー社内にはどのような人が多いですか?

社会課題に関心のある人はかなり多いです。

会社としても社会課題に取り組んでおり、例えば1S1A(1Share + 1Action)という取り組みを推進しています。

1S1Aは、弊社のミッションの1つである「2030年までに10万人のソーシャルクリエイターを輩出する」を実現するための行動宣言です。

自社のノウハウやナレッジ、育成プログラムを積極的に社外へ発信することで、デジタル(IT)やクリエイティブスキルの普及を図っています。

具体的なアクションとしては、学生向けの無料オンラインラーニングコミュニティの運営や学校や市区町村と連携したプロジェクトがあり、自主的に参加している社員がたくさんいます。

学校との取り組み例:https://recruit.members.co.jp/column/20200928/

市区町村との取り組み例:https://creators.members.co.jp/2021/07/sangaku_007/

ーーー会社の雰囲気として社会課題の解決にどれくらい比重を置いていますか?

会社のミッション・ビジョンに社会課題の解決を掲げるなど、経営の前提として位置づけていると思います。

例えば、社会課題に関する勉強会が頻繁に開催され、年に1度全社員が参加する「メンバーシップトレーニング」という研修では、ミッション・ビジョンについて社員同士で議論するワークショップを実施しています。

その他にも、社会に対して良いインパクトをもたらす取り組みを2030年までに100個実現させるべく、「SGA+100プロジェクト」を実施しています。

最近では、メンバーズエナジーという発電事業を行う子会社も立ち上がりました。

メンバーズグループの事業活動において使用する電力を、自社で発電する再生可能エネルギーでまかない、社員はその再エネ電気を使用した電力プランに切り替えられるようになっています。

このように、社員が社会課題への意識を高める機会はとても多いですね。


身に付くスキル

ーーーメンバーズではどんなスキルが身に付きますか?

ディレクターとして、基本的なサイト制作やコーディングに関する知識など、Web領域の幅広いスキルを身に付けることができます。

またメンバーズは単なる設計だけでなく、実際の制作や運用を通してクライアントの成果向上に努めています。

自分が提案した情報の見せ方やクリエイティブの意図を、最終的なデザインやWebページに反映させることができるという点で、UIやUXのスキルも身に付いたと感じます。

ーーー今後のビジョンがあれば教えてください。

まだまだ至らぬところばかりなので、まずは仕事をするうえで大事にしている信頼を築くことを徹底し、クライアントにとっても、消費者にとっても、社会にとっても、よいマーケティングができるようになればと思います。

そして、メンバーズのミッションである、「“MEMBERSHIP”で、心豊かな社会を創る」を実現するためCSVマーケティングの普及にも尽力したいです。


就活生へのメッセージ

ーーー最後に社会貢献を軸に就活をする学生へ応援メッセージをお願いします。

最近では、SDGsやCSVが広まる中、多くの企業が社会課題に取り組んでいます。

選択肢が多くあって迷うかもしれませんが、最終的には働いていることを誇りに思えるかが大切です

その視点で企業を選ぶと納得のできる就職活動になるのではないかと考えています。

ぜひ最後まで頑張ってください。