社内全体に環境問題への意識が行きわたる
ーーーどんな思いをもって働かれていますか?
日々、意義をもって働いています。
お客様の持つ課題に、印刷物や企画提案により伴走させていただくことが嬉しいです。
また、新たな視野や可能性を広げやすく、挑戦のハードルが低いです。
だからこそ、会社を通じ社会にもっと多くのモノ・コトを貢献していきます。
ーーービジョンに対して、社内にはどのような人が多いですか?
まず、皆さんとても優しいですね。
お父さんやお母さんみたいな方が多いです。
学生の頃に抱いていた会社のイメージとは全然違いましたね。
ビジョンに対しても、環境問題や社会問題に関心のある方がたくさんいます。
お子さんがいらっしゃる方も多く、子どもの世代まで問題を残したくないとおっしゃっていました。
また、年齢層が幅広い会社ですが、好奇心や挑戦心という話は会社でよく出てきます。
朝礼では、ビジョンや※クレドと絡めて自分自身の気持ちや意見を共有する機会が多くあり、他人事ではなく自分に落とし込んで考え、言葉として伝える文化があります。
※ブルーズクレド 「クレド」は信条などと訳され、何か迷ったときの心の拠り所となる考え。元よりあった「7つ」のクレドとブルーズミュージシャンの名言をかけ合わせ発展させた。
0.1%までこだわりきる
ーーー会社の雰囲気として社会課題の解決にどれくらい比重を置いていますか?
本業全体が環境問題や人の健康に深く結びついていることもあり、本社・営業所関わらず意義を持ち活動しています。
朝礼では、「品質と環境」という枠があり、FSC®︎森林認証紙の使用率推移や、ノンVOCインキ(光化学スモッグを引き起こす原因物質を出さないインキ)の使用率と、わずか0.1%の不使用の理由を共有していただいたりと、自分ごととして社会課題解決を考える機会が多くあります。
また、気候変動や環境問題などのセミナーがある場合、多くの時間を要するものや参加費がかかるものであっても「いいよ、いってきな!」と快く背中を押してくれます。
ーーーちなみに0.1%の不使用率の理由はなんですか?
ノンVOCインキが金色や銀色に対応できないことが理由です。
ただ、0.1%はしょうがないという訳ではなく金色や銀色のインキもノンVOCインキに対応・ご提案できるよう、インキメーカーとパートナーを組んで一緒に歩んでいく必要があります。
私たちには作る責任があると思っているので、100%を目指さなければならないと感じています。
様々なパートナー連携して課題解決を
ーーー今の会社ではどんなスキルが身につきますか?
まずは、様々なパートナーと課題解決をする力ですね。
弊社の文化として、年次に関わらず、自身の経験から湧き上がる課題感や希望を大切にしています。
そのため、様々なパートナーと連携してプロジェクトを立ち上げられるので、このようなスキルがえられます。
また、これに関連して、部署の垣根なくプロジェクトを結成して社会課題に取り組むためマネジメント力やチームビルディングも身につきます。
ーーー今後のビジョンがあれば教えてください。
子育てをしている方や多くを学びたい次世代のために、生きやすい笑顔でいられるまちをつくっていきたいです。
実際に、NPO法人こまちぷらす様の「ウェルカムベビープロジェクト」に参画していたり、教育機関での出張授業・講演の機会をいただいています。
それらの活動をもっと拡げていきたいです!
読者へ応援メッセージ
ーーー最後に社会貢献を軸に就活をする学生へ応援メッセージをお願いします。
自分と対話し、褒めてあげる時間も大切にしてください。
軸を見つけられず嘆く学生さんも少なくありません。
そんななかで、自分のもつ課題感をもとに就活をしているのは素晴らしいことです。
“会社を使って”環境・社会に対して貢献ができるか?
自分がやることに意義はあるのか?
自分だからこそできるアプローチとは?
対話すると見えてくることがあります。
課題感や好奇心を曇らせないように、メンタルケアは忘れずに!
きっと大丈夫です。
この記事の監修者
吉田宏輝
COCOCOLOREARTH代表、社会活動家。
COCOCOLOREARTHでは、社会課題解決を軸にした就職・転職活動を支援するインタビューメディアの代表として、100人以上の社会活動家にインタビュー、記事執筆やイベント登壇などを行う。