いじめ・不登校に取り組む企業に就職・転職したい!
そう思っていても、どんな企業が取り組んでいるかわかりにくいですよね。
そんなお悩みを解決するため、いじめ・不登校に取り組む企業をご紹介します!
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掲載を希望される企業様はこちらをご覧ください。
目次
いじめ・不登校とは?
いじめとは、「生徒児童が心理的・物理的な攻撃により精神的苦痛を感じているもの」です。
文部科学省の「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」によると、平成30年度にいじめは543,933件確認されており、前年度と比べ30%近く増加しています。
また、不登校とは「生徒が、病気・経済的な理由ではなく、年間30日以上欠席すること」を指します。
文部科学省の資料によると小中学校で164,528人が該当すると言われ、100人いれば1人2人は不登校という状況です。
株式会社キズキ
株式会社キズキでは、不登校や中退、引きこもりや生活困窮、うつや発達障害など、様々な困難に直面した方たちに向けた様々な事業を行う企業です。
「何度でもやり直せる社会」をつくるというビジョンのもと、生きづらさを抱えた人たち一人ひとりの課題に寄り添い事業を展開しています。
学習支援事業や就労支援事業、公民連携事業など多岐にわたる事業があります。
株式会社KODOMOTONA
株式会社KODOMOTONAは、「子どもも大人も個性を爆発できる未来に」というビジョンを掲げ、世代を超えて一人ひとりが輝くカラフルな社会の実現を目指す「未来創造企業」です。
「子どもと大人の笑顔を無限に広げる」ことをミッションとし、子どもと大人の境界線を取り払った融合から生まれる無限の可能性を追求しています。
子どもを守るいじめ解決サービス「MONSTER]を提供し、お子様とご家族と一緒にいじめにストップをかける取組みをおこなっています。
HP:https://www.kodomotona.co.jp/
株式会社KODOMOTONAの事業内容や創業理由を詳しく見る
株式会社NIJIN
株式会社NIJINは、「教育から世界を照らす」を理念に掲げ、既存教育の変革と新しい教育の創造を通じて、全ての人々が教育に希望を持てる社会を目指す「未来創造企業」です。
代表取締役の星野達郎氏が小学校教員時代の経験から、学校で自分を表現できない子どもたちの多さに危機感を抱き、教育課題を仕組みから解決するために2022年に設立しました。
教師向けの研修事業「授業てらす」、オルタナティブスクール「NIJINアカデミー」などさまざまな教育支援事業を行っています。
HP:https://www.nijin.co.jp/
株式会社スダチ
株式会社スダチは、「誰もが巣立ちゆける世界を作る」を理念に掲げ、不登校の子どもとその家族を支援する事業を展開しています。
日本では約34万人の子どもが不登校という状態が社会問題になっています。
株式会社スダチ独自のメソッドを用いて、子どもが自ら「学校へ行こうかな」と思えるようになるサポートを提供しています。
HP:https://sudachi.support/corp/
スタンドバイ株式会社
スタンドバイ株式会社は、「助けたい人を助けられる社会」を目指し、いじめやハラスメント対策を行う企業です。
代表の谷山大三郎は自身の経験から、報告・相談がしやすい環境づくりに注力しています。
主力事業は、匿名で相談できるプラットフォーム「STANDBY」の開発・提供で、これにより、学校や企業での早期問題発見と対処を支援しています。
また、教育機関向けにいじめ防止の教材や出張授業も行い、社会全体で心理的安心を提供することを目指しています。
HP:https://standby-corp.jp/
株式会社Welcome to talk
株式会社Welcome to talkは、教育機関向けにオンラインで提供されるメンタルヘルスケアサービスを提供しています。
主に学校、保護者、教職員を対象に、専門の医師や心理士による相談を通じて、心の健康をサポート。
サービスには、セルフチェック、テキスト相談、オンラインカウンセリングなどがあり、いつでもどこでも気軽に利用可能です。
特に、学校現場での精神的な課題を解決するため、幅広いサポート体制を提供し、子どもたちが安心して成長できる社会の実現を目指しています。
HP:https://welcometotalk.co.jp/
株式会社Welcome to talkの事業内容や創業理由を詳しく見る
株式会社ウチらめっちゃ細かいんで
プログラマスターは、ひきこもり経験者向けの在宅マンツーマンプログラミング講座を提供している企業です。
「ひきこもったまま」でも仕事を得られる可能性に着目し、プログラミングスキル習得を通じて社会参加を支援することを目的としています。
ビデオ学習と演習課題を中心としたプログラミング講座の提供で、受講生一人ひとりに担任の講師がつき、進捗確認や質問対応などの個別サポートを行います。
ひきこもり経験のある講師による当事者ならではの視点からのアドバイスや、家族を含めた相談窓口も設けている点が大きな特徴です。
HP:https://mechakoma.com/
株式会社ウチらめっちゃ細かいんでの事業内容や創業理由を詳しく見る
アップシードビーンズ株式会社
アップシードビーンズ株式会社は、10代の悩みを抱える若者たちをサポートする塾です。
特に不登校や勉強嫌い、進路の不安を抱えた生徒を対象に、個別指導やグループ授業を提供しています。
代表の塚﨑康弘は、「悩める10代100万人」(と、その保護者)を支援することをミッションに掲げ、ビーンズメソッドを駆使して、心のケアから進学・復学のサポートまで幅広く対応。
生徒同士が支え合いながら成長できる環境作りに力を入れています。
HP:https://study-support-beans.com/aboutus/
アップシードビーンズ株式会社の事業内容や創業理由を詳しく見る
ワオフル株式会社
ワオフル株式会社は、不登校児童生徒向けのオンライン教室サービス「夢中教室」を運営する会社です。
現在、何らかの事情で学校に行けない、または行かない子どもたちが増え続けています。
フリースクールなども整備されつつありますが、家から出ること自体を不安に感じている子どもたちもおり、支援は不十分な状況です。
ワオフル株式会社は、不登校児童生徒が家に居ながら安心して学び、成長できる環境を提供しています。
HP:https://wowfull.jp/
株式会社マモル
株式会社マモルは、いじめ対策を主として、学校教育事業を行っている会社です。
いじめ・ハラスメント報告・相談プラットフォームの開発、運営をしています。
また、子どもだけでなく、デジタルトランスフォーメーション事業として学校の業務改善を行うことで、先生にも心のゆとりが持てるような事業を行っています。
HP:https://mamor.jp/
最後に
今回の記事では、就職・転職におすすめのいじめ・不登校に取り組む企業を10社紹介しました。
この記事で取り上げられなかったいじめ・不登校に取り組む企業はたくさんあります。
ほかのいじめ・不登校に取り組む企業を知りたい方は、社会課題に取り組む企業のデータベース「ココキャリア」をご覧ください。
また、ココカラアースでは、社会課題に取り組む方々のインタビュー記事を掲載しています。
この機会にぜひご覧ください。
※企業の選定基準について
企業の選定基準については、「事業内容」「企業風土」「創業理由」の3つを軸に、COCOCOLOREARTH独自の基準によって企業を評価・掲載しています。
基準の中には、企業のミッション・ビジョンや第三社機関による認証、IR/サスティナビリティレポートの内容、直接のインタビューなどが含まれます。
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この記事の監修者
吉田宏輝
COCOCOLOREARTH代表、社会活動家。
COCOCOLOREARTHでは、社会課題解決を軸にした就職・転職活動を支援するインタビューメディアの代表として、100人以上の社会活動家にインタビュー、記事執筆やイベント登壇などを行う。