今回は株式会社LIFULLに内定した吉田宏輝さんにお話を伺いました。
「社会貢献を仕事に」をコンセプトに当メディアを運営してきた吉田さんが、就職先としてなぜ株式会社LIFULLを選んだのでしょうか?
吉田 宏輝(よしだ こうき)
東京理科大学経営学部4年
「社会貢献を仕事に」というコンセプトで活動する当団体COCOCOLOR EARTHの代表。100人以上の社会活動家のキャリアを伝えるインタビューメディアの運営をしている。
社会課題を解決しながら利益も上げ続けるソーシャルエンタプライズである株式会社LIFULLに内定。
出版:日本一詳しいボランティアガイド ~初心者から仕事にしたいあなたまで~
インタビューメディアを立ち上げた学生時代
ーーー学生時代はどのような活動をしていましたか?
当インタビューメディアCOCOCOLOR EARTHを立ち上げ運営してきました。
このメディアは、「社会貢献を仕事に」というコンセプトで社会活動家のキャリアを記事や動画を通して伝えています。
誤解を生みそうなので補足すると、僕の社会貢献の定義は、経済成長を優先しすぎたことによってもたらされる問題に取り組むことです。
その他、フリーライターや人材会社での長期インターン、学生団体の立ち上げなどを行ってきました。
ーーーありがとうございます。吉田さんが社会課題に関心を持った原体験やきっかけはありますか?
強い原体験というものは持ってないですね。
ただ、ある本に出会ったのは大きいかもしれないです。
中学生の時に部活の練習のやりすぎで、膝と腰を痛め、全治1年の怪我を負ってしまいました。
怪我で最後の大会には出れず、時間を持て余していた僕は本を読み漁っていました。
その時に、たまたまソーシャルビジネスに近い内容の本を読み、なんとなく社会課題を解決できるような経営者になりたいと思うようになったんです。
なので、これが原体験に近い経験かなと思います。
ーーーどんな学生生活を過ごしていましたか?
大学1年生の時は、バイトと遊びの日々でした。
ただ、大学2年生になって、経営を学びたいという思いが強くなり、色々な方の話を聞いて回りました。
その中で、NPO職員の年収の平均値が約260万円という話を聞き、世の中に違和感というか、憤りみたいなものを持ちました。
社会貢献やボランティアなどが平均年収以上稼げるような職業にしたいと思うようになったのです。
そこからは、学生団体やメディアを立ち上げたりしてきました。
就職というキャリアを選んだ理由
ーーーメディアを自ら立ち上げたにも関わらず、就職を選ばれたのはなぜですか?
就職を決めた理由は2つあります。
①活動を通じて感じた力不足
COCOCOLOR EARTHには、社会人の方が10人ほどいます。
その方々と活動する中で社会人基礎力の違いや仕事の精度など力不足を痛感する機会が多々ありました。
また、一年間の休学を通して収入の目標を立て、就職するか否かを決めていました。
②大きな規模でチャレンジを
社会構造にインパクトを与えるような仕事をしたかったのがもう一つの理由です。
今の活動では、まだまだインパクトを与える範囲が小さく、若いうちに経験を積みたいと思いました。
このような考えから、2021年1月末ごろから本格的に就活を始めました。
この記事の監修者
吉田宏輝
COCOCOLOREARTH代表、社会活動家。
COCOCOLOREARTHでは、社会課題解決を軸にした就職・転職活動を支援するインタビューメディアの代表として、100人以上の社会活動家にインタビュー、記事執筆やイベント登壇などを行う。