フードロスに関する取り組みを広告・PRしたい!
しかし、どのような方法があるのかわからない、、、
このようなお悩みにお答えするために事例や広告することのメリット・デメリットをお伝えします。
※【企業様向け】フードロスへの取り組みをPRしませんか?
目次
フードロスとは
フードロスとは、食品が流通する前半部分の事業活動を伴って発生する食品ロスです。
国連食糧農業機関(FAO)の発表するSOFA(The State of Food and Agriculture, 2019)では以下のように定義されています。
フードロス(Food Loss)とは、小売業者、食品サービス事業者、消費者を除く連鎖の中で、食品供給者の判断や行動によって生じる食品の量や質の低下のことである。
フードロスの範囲としては、生産・収穫、輸送、製造・囲う・包装までと考えられています。
≫食品ロスとは?フードロスとの違いや日本の現状、取り組む企業を解説
フードロスに取り組む企業の広告・PR事例
株式会社クラダシ
クラダシは、フードロス・食品ロス削減に貢献する、日本初・最大級の社会貢献型ショッピングサイトKURADASHIを運営しています。
日本で最もフードロスを削減する会社をビジョンに掲げ、フードロス削減×気軽にできる社会貢献の架け橋となることで、すべての人に地球課題オイシックスに向き合う機会を提供しています。
ブランドムービーの作成や事業の一環としてバレンタイン商品のロス削減を目指した取り組みのPRなどを行っています。
オイシックス・ラ・大地株式会社
https://www.oisixradaichi.co.jp/
オイシックス・ラ・大地株式会社は、有機・無添加食品、ミールキットの通信販売を行う会社です。
フードロス削減アクションという取り組みを行っており、「家庭と畑のロスを削減できるミールキット」や、品質には問題ないのに、一般的な流通の規格にあわないサイズなどの理由で販売することのできない「もったいない商品」を販売しています。
フードロスに関する取り組みを広告・PRする4つのメリット
イノベーションが生まれやすい
多様な価値観を持つ人材が集まることで、イノベーションが生まれやすい環境となります。
女性ならではの視点や海外の文化、障がいのある方の抱える不便などから、新たな課題やアイディアが生まれるでしょう。
離職率の低下
社会課題への取り組みをPRすることは、離職率の低下にもつながります。
会社に誇りを持ち社会に貢献している実感をより得られるため、退職したいと考える人も減るでしょう。
企業のイメージアップ
フードロスへの取り組みが促進された企業は、企業イメージもよくなるでしょう。
社内の取り組みを社外にPRすることでイメージアップになります。
ステークホルダーとの関係の強化
株主や従業員との関係の強化も期待できます。
世界のESG投資の割合が35%を超えており、この数字は年々上昇していくことが考えられています。
株主の視点に立ってもフードロスに取り組むメリットは大きいです。
また、近年では、企業の社会貢献性を就活や転職の軸に置く求職者が増えており、採用への影響も避けられないでしょう。
フードロスへの取り組みを広告・PRするときのデメリットとリスク
フードロスへの取り組みを広告する上では、リスクにも注意が必要です。
SDGsウォッシュのようにならないように気をつけましょう。
SDGsウォッシュとは、実態以上にSDGsに取り組んでいると見せかけることです。
ウォッシュを疑われてしまうと、社会問題への取り組みを全く行っていない企業よりも評価が下がってしまう可能性が高いです。
具体的には、不買運動や取引の打ち切りなどが起こりうります。
さらに、世界のESG投資の割合が35%を超えているため、株価の暴落も可能性としては考えられます。
≫SDGsウォッシュとは?事例や影響、就活生が見ているポイントを解説
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【企業様向け】フードロスへの取り組みを広告・PRしませんか?
この記事の監修者
吉田宏輝
COCOCOLOREARTH代表、社会活動家。
COCOCOLOREARTHでは、社会課題解決を軸にした就職・転職活動を支援するインタビューメディアの代表として、100人以上の社会活動家にインタビュー、記事執筆やイベント登壇などを行う。