「Wantedly(ウォンテッドリー)って、転職に使っても大丈夫?」「カジュアル面談って実際どうなの?」――Wantedlyの評判が気になっている方に向けて、利用者の声と公式情報をもとに整理します。

Wantedlyとは、企業のビジョンやミッションへの共感をもとに、人と企業をつなぐビジネスSNSです。この記事では、無料で使えるか、カジュアル面談の実態、給与が分からない点、現職に知られたくない場合の設定、利用の流れを、転職・就活で使う方向けに解説します。

後半では、Wantedlyに求人を掲載する企業の採用担当者に向けて、企業側の声・料金・メリット・デメリットもまとめています。転職・就活で使う方は「Wantedlyとは?」から、採用担当者の方は「【企業の採用担当者向け】」の章から読むと効率的です。

 

Wantedlyとは?共感でつながるビジネスSNS

Wantedly(ウォンテッドリー)とは、公式サイトで「共感でつながるビジネスSNS」と紹介されている、ビジョンやミッションを軸にしたマッチングサービスです。「募集やストーリーに共感した会社にカジュアルに話を聞きに行く」ことで、やりたい仕事を見つけるというコンセプトです。

求職者にとっての主な特徴は次のとおりです。

  • 利用は無料:公式サイトに「無料でログインまたは新規登録」と表示されています。
  • 気軽に話を聞きに行ける:条件を比べて応募するのではなく、企業の募集やストーリーを読んで、共感した会社にカジュアルに話を聞きに行く流れです。
  • 登録は、Facebook・Google・Appleのアカウントに対応
  • 用途別のアプリ:求職者向けの「Wantedly Visit」、学生向けの「Wantedly Intern」、ネットワーキング用の「Wantedly People」があります。

公式サイトには、「450万人のユーザー」「40,000社」といった数字が掲載されています(時点の記載はありません)。


運営会社情報

運営会社の実態がはっきりしているかどうかは、サービスの信頼性を判断するうえでの基本的な確認ポイントです。

項目

内容

会社名

Wantedly, Inc.(ウォンテッドリー株式会社)

設立

2010年9月

所在地

東京都港区白金台5-12-7 MG白金台ビル4F

主な提供サービス

ビジネスSNS「Wantedly」の企画・開発・運営

参考:ウォンテッドリー株式会社 | 会社概要

Wantedlyの評判・口コミ【利用者の声】

ここでは、Wantedlyを利用した求職者側の声を紹介します。以下は、第三者の紹介記事(studio-tale)が、SNS上などで見られる利用者の声としてまとめたものです。投稿者の属性は明記されていません。

良い評判:スカウトが来る、企業を知ってから応募できる

めちゃくちゃオファーきた。社会に求められてる〜と、少しだけ嬉しい気持ちになった

企業の良さを知ってから応募できるからすごく取り組みやすい

未経験からデザイナーになるならwantedlyのがなれる可能性高い

引用元:Wantedly(ウォンテッドリー)の評判・口コミは? 利用した人の体験談・感想から見られるメリット・デメリット

プロフィールを詳しく書くと、企業からのスカウトが届きやすく、企業の雰囲気を知ってから話を聞きに行けるという声が多く見られます。未経験の職種にも挑戦しやすいという声もあります。

気になる評判:面談が面接のようになる、給与が分からない

どういうオプションを選択しても大抵応募扱いで面談という名の面接がやってくるから嫌

テンプレ文のようなスカウトばかり

企業に連絡をとり企業を訪問するまで給料がわかりません

引用元:同上(studio-tale)

気になる点として挙げられているのは、次の3つです。

  • カジュアル面談が、実質的な面接になることがある:「話を聞きに行く」つもりでも、企業側は応募として扱っている場合があります。
  • スカウトが定型文のことがある:自分の経歴を読んだうえでの連絡かどうか、文面から見極める必要があります。
  • 給与が求人に載っていない:企業に連絡して話を聞くまで、給与・待遇が分からないことがあります。給与や条件を最優先で比較したい方には、ハードルが高く感じられます。

また、別の紹介記事では、返信が来ないケースがあることや、スカウトの内容が企業によって大きく異なることも指摘されています。第三者の記事の内容のため、最新の状況は公式サイトで確認してください。


現職の会社に知られたくない場合の設定

「Wantedlyに登録したら、今の会社に知られてしまうのでは」と心配する方もいます。Wantedlyのヘルプには、「プロフィールの公開範囲を設定したい」「特定の企業やユーザーからのプロフィール項目の閲覧を防ぎたい」という項目が用意されています。

現職の会社などに見られたくない場合は、登録後すぐに、プロフィールの公開範囲と、特定の企業からの閲覧を防ぐ設定を確認しておきましょう。プロフィール上で、社名を公開するか非公開にするかも選べます。

Wantedlyが向いている人・向いていない人

向いている人

  • 条件面だけでなく、企業のビジョンや社風で会社を選びたい人
  • すぐに応募せず、まずはカジュアルに話を聞いてみたい人
  • ベンチャー・スタートアップに関心がある人
  • 未経験の職種に挑戦したい、または、企業からのスカウトを待ちたい人

向いていない人

  • 給与・福利厚生を最優先に、条件で求人を比較したい人
  • 短期間で、確実に転職先を決めたい人

Wantedlyだけでなく、他の転職・求人サービスも比べたい方は、ソーシャルビジネスが見つかる求人サイト5選!おすすめのサイトを紹介もあわせてご覧ください。社会課題に取り組む企業を探したい方は、COCOCOLOR EARTHが運営するココキャリアもチェックしてみてください。


Wantedlyの利用の流れ

  1. 会員登録(無料。Facebook・Google・Appleアカウントで登録可能)
  2. プロフィールを詳しく書き、公開範囲を設定する
  3. 企業の募集やストーリーを読み、共感した会社に「話を聞きに行く」、または、企業からのスカウトを受け取る
  4. カジュアルな面談で、企業と話す

詳しい登録方法や最新の募集は、Wantedly公式サイトで確認してください。

【企業の採用担当者向け】Wantedlyに求人を掲載するには

ここからは、Wantedlyへの求人掲載を検討している企業の採用担当者向けの情報です。

※【企業様向け】社会課題への取り組みをPRしませんか?

ココカラアースに掲載を希望する企業様はこちらをご覧ください

掲載側から見たWantedlyの特徴

Wantedlyは、企業の「想い」「ビジョン」「社風」に共感する人材を惹きつけることを目的とした採用プラットフォームです。求人掲載・スカウト・企業ページ/ストーリー発信の機能を備え、特に若手・ベンチャー・スタートアップ領域で活用されるケースが多く見られます。

  • 有料プランであれば、求人掲載数・応募件数の制限がなく、「たくさん出してもコストが増えにくい」という特徴があります。
  • 求職者側の属性として「20代〜30代」「転職というより“働き方・カルチャー”を重視して選びたい人」が多い傾向があります。
  • 給与・待遇など条件面よりも“会社のミッション・ビジョン/社風”に惹かれて応募する人が比較的多いプラットフォームです。

「即戦力採用」「条件重視で大量に募集」という用途というよりも、「社風マッチ/中長期自社にフィットする人材を探したい」という目的には適していると言えます。

掲載企業(採用担当者)側の評判・口コミ

以下は、Wantedlyを利用した企業の採用担当者側の声(ITreviewの口コミ)です。求職者の口コミではなく、採用側から見た評価である点にご注意ください。

【良い評判】・意欲ある若手の採用が可能

紹介料などなく、若手の意欲のある人材と出会うことができます。会社に紐づけて社員情報も公開することができますので、どのような社員が働いているのかを求職者に伝えることができます。

引用元:ITreview

【良い評判】・企業文化に合う人材の採用が可能

企業ページやストーリー投稿を活用して、企業のカルチャーを紹介できるのに加え、求人票も給与や福利厚生などの定量的な条件を記載する欄がないので、本当に企業のカルチャーやビジョンに興味を持ってくれている人からの応募が多い印象です。さらに、正社員の採用だけでなく、学生インターンやフリーランスの募集もかけることができるので、いろんなタイミングで活用ができます。

引用元:ITreview

【良い評判】・資産価値のある採用ブランディングが可能

採用コンテンツが作成、量産しやすく、作成上限も無いため、作成したコンテンツを資産化しやすい。またユーザ数も無制限のため全社展開しやすい。

引用元:ITreview

【悪い評判・注意点】・返信率が他媒体に比べ低い

「まずは話を聞いてみたい」というスタンスでも求人に応募ができるので、返信率は普通の求人媒体と比べるとかなり低いと思います。また、ターゲットではない層から「まずは話を聞いてみたい」という応募が来た際に、無視するのも、断るのも少し違う気がするので、毎回対応に困っています。対応方法について公式からマニュアルなどを出してくださると助かります。

引用元:ITreview

【悪い評判・注意点】・魅力的な記事を作成する必要がある

事務的な記事でしか掲載しないのであれば、使用しないほうが良いと考えます。人材を募集するので当然ではありますが、求める人材像や実際の就業シーンがリアルに感じられる記事、またはスタッフの熱量が感じられる記事が必要である程度の文才がなければ興味を引く記事にはならないと実感しています。

引用元:ITreview

【悪い評判・注意点】・Facebookありきの設計を改善してほしい

Facebookありきの機能が多いため、Facebookを使っていないメンバーや仕事とプライベートを分けたい社員には利用しにくい。

引用元:ITreview

なお、現在の公式サイトでは、Facebookに加えて、GoogleやAppleのアカウントでもログイン・新規登録できると案内されています。

Wantedlyの価格・料金(掲載する側)

採用担当者として導入時に押さえておきたい料金体系を、表形式で整理します。

プラン名

期間

料金

主な機能・特徴

ライトプラン

6ヶ月/12ヶ月/24ヶ月

6ヶ月36万円〜(月額換算6万円)

掲載・ストーリー・企業ページ編集など基本機能。

スタンダードプラン

6ヶ月/12ヶ月/24ヶ月

6ヶ月90万円〜(月額換算15万円)

ライト機能+ダイレクトスカウト機能(通数限定)など。管理画面アクセス人数も増加。

プレミアムプラン

6ヶ月/12ヶ月/24ヶ月

6ヶ月132万円〜(月額換算22万円)

スカウト通数大・管理画面ログインユーザー数無制限・採用ブランディング強化用途向け。

オプション

–

スカウト追加・広告(SNS広告・トップページ広告)・コンテンツ制作等 オプションによる

上記プランに加えて、母集団強化・露出拡大・魅力発信強化用。

参考:みんなの採用部

掲載するメリット

カルチャー・ビジョンでマッチングしやすい

Wantedlyは「会社の想い」「ミッション」「ビジョン」「社風」といった定性的な情報発信を重視しており、それに共感する人材と出会いやすいプラットフォームです。ただ条件(給与・勤務地)だけで大量募集をかけるのではなく、貴社の「社会課題を解決」や「ソーシャルビジネス」という文脈で採用ストーリーを設計すれば、Wantedly上で「価値観共感型」の母集団を形成しやすくなります。

コスト構造が比較的明確・低め

ライトプランでは、最低半年契約ではあるものの、月額5〜6万円からスタート可能です。さらに、採用人数が増えても応募数上限などがなく、採用数の増加を見越した使い方をするうえで安心材料となります。これにより、固定費ベースで採用活動予算を可視化しやすいというメリットがあります。

若手・潜在層・ベンチャー志向人材との接点を持ちやすい

Wantedlyでは、「若手(20〜30代)」「スタートアップ/ベンチャー企業」「働き方やカルチャー重視」という属性の登録者が集まりやすい媒体です。「社会課題に対して意欲を持った人材」「変化/成長フェーズの会社で働きたい人材」「価値観重視でジョインする人材」を求めるなら、こうした属性の人材にアプローチしやすいという点が強みとなります。

掲載する際の注意点・デメリット

条件重視/即戦力人材には向かない可能性

Wantedly利用者の口コミでは「条件(給与・福利厚生)や即戦力スキルを最重視する企業にはマッチしづらい」という指摘があります。「来月から即働ける中堅人材」「大量募集・スキル/経験重視」というフローには、Wantedlyだけでは母集団が薄かったり質が揃いづらい可能性があります。採用ターゲットを整理し、「Wantedlyの強み(カルチャー/価値観/若手)にあっているか」を検討しましょう。参考:Wantedly(ウォンテッドリー)の評判・口コミを解説

魅力的な情報発信が必要

Wantedlyの魅力は「企業が社風・働く人・ストーリーを発信する」点にありますが、これを社内で準備できないと「掲載しても響かない」可能性があります。採用広報リソース(社員取材、写真・動画、ストーリー作成)をどこまで社内で回せるか、または外部支援を活用するかを事前に整理することが重要です。また、求職者側からは「カジュアル面談が実質的な面接になる」という声もあるため、「話を聞きに来た人」への対応方針を事前に決めておくとよいでしょう。


Wantedlyに関するよくある質問

Wantedlyは無料で使えますか?

回答:はい。求職者は、無料で使い始められます。公式サイトにも「無料でログインまたは新規登録」と表示されています。Facebook・Google・Appleのアカウントで登録できます。

カジュアル面談は、面接とは違うのですか?

回答:Wantedlyは、共感した会社にカジュアルに話を聞きに行くことを前提としたサービスです。ただし、口コミには、大抵は応募扱いになり、面談という名の面接になるという不満の声もあります。企業や募集によって扱いが異なるため、面談の前に、選考なのか情報交換なのかを確認しておくと安心です。

求人に給与は載っていますか?

回答:口コミでは、企業に連絡して訪問するまで給料が分からないという指摘があります。求人票に給与・福利厚生などの条件を記載する欄がない、という企業側の口コミもあります。給与や条件は、カジュアル面談などで、企業に直接確認しましょう。

現職の会社に知られたくない場合は、どうすればいいですか?

回答:Wantedlyのヘルプには、プロフィールの公開範囲の設定や、特定の企業やユーザーからのプロフィール項目の閲覧を防ぐ設定が案内されています。登録後、これらの設定を確認し、現職の会社などに見られたくない場合は、あらかじめ設定しておきましょう。

Wantedlyで採用できる人材層・属性はどんな人?(企業向け)

回答:主に20〜30代前半、ベンチャー・スタートアップ志向、カルチャー/社風重視で働き方を選びたい求職者に出会える可能性が高いです。ただし、職種・地域・業界によって登録者数・応募数に偏りがあるため、自社のターゲットで母集団が十分かどうか、事前に調査することをおすすめします。

掲載後、どのくらいで応募が来る?効果を出すには何が重要?(企業向け)

回答:掲載直後から「話を聞きに行く」形式などカジュアル接点を設けることで応募接点を早める企業もありますが、必ずしも「すぐ大量」というわけではありません。母集団形成+社風・ストーリー発信+応募後フォローが一連で機能することが重要です。社内リソースを準備(社員紹介、オフィス写真、募集記事のストーリー化)し、応募者に「社風を感じられる」状態にしておくことが応募率アップにつながります。

社会課題/ソーシャルビジネス分野でもWantedlyは使えますか?(企業向け)

回答:はい、使えます。特に「ミッション・ビジョン・社会的意義」を訴求する企業にとって、Wantedlyのカルチャーマッチ型求人は親和性が高いと言えます。ただし、「ミッション重視」の層とは異なるターゲットの場合は、母集団量・応募数・地域性などを別途検証した方が安心です。

まとめ

Wantedlyは、企業のビジョンや社風への共感をもとに、カジュアルに話を聞きに行けるビジネスSNSです。求職者は無料で使い始められ、スカウトを受け取ったり、企業を知ってから応募したりできます。

一方で、カジュアル面談が実質的な面接になることや、求人に給与が載っていないこと、スカウトが定型文のことがある点には注意が必要です。現職に知られたくない場合は、登録後すぐに公開範囲の設定を確認しましょう。

企業の採用担当者にとっては、ビジョンや社風に共感する若手・ベンチャー志向の人材と出会える採用チャネルです。一方で、即戦力・大量採用・条件重視の採用では、母集団やフォロー体制を慎重に検討する必要があります。

Wantedlyだけではカバーしきれない「社会課題意識のある人材」や「ミッション志向の応募者」にアプローチしたい場合は、次のサービスも併せてご検討ください。

  • ココカラアース:社会課題・ソーシャルビジネスに関心ある人向けのメディア。企業事例紹介・採用記事を通じたブランディング機能あり。
  • ココキャリア:社会的企業を紹介する会員登録制求人サイト。価値観/社会貢献軸で採用を検討する企業とマッチしやすいプラットフォームです。

※【企業様向け】社会課題への取り組みをPRしませんか?

ココカラアースに掲載を希望する企業様はこちらをご覧ください

関連記事
≫ソーシャルビジネスが見つかる求人サイト5選!おすすめのサイトを紹介
≫【2026年版】ソーシャリアの評判・口コミは?複業転職の仕組みと使い方
≫【2026年版】DRIVEキャリアの評判・口コミは?NPO・ソーシャル転職の使い方
≫【2026年版】WORK for GOODの評判・口コミは?特徴と使い方を解説
≫【2026年版】JobRainbow(ジョブレインボー)の評判は?安全性と口コミ
≫【2026年版】BaseMe(旧エシカル就活)の評判・口コミは?使い方と学生の声
≫activoの評判は?怪しい・安全性から料金まで解説
≫【2026年版】エコリクの評判・口コミは?転職事例と利用の流れを解説
≫【2026年版】JICA PARTNERの評判・口コミは?登録と求人の探し方

社会課題に関わるキャリアを考えたい方へ

社会課題×キャリアの教科書

COCOCOLOR EARTH 編集長・吉田宏輝 著

想いを仕事に変えるための考え方を、自己理解・企業選び・キャリア設計まで1冊にまとめました。

Kindleで読む →