物流をデザインする
ーーー理念以外にも入社したいと思った理由はありますか?
ゴミ問題に対して本質的なアプローチをしていたことも理由の1つです。
課題の1つに「物流」があります。
そこにアプローチして、問題を解決しようとしているのがサティスファクトリーです。
お金を出してでも働きたいと思うくらいで、もともとファンでした!
ーーー「ゴミ問題」と「物流」にはどのような関係があるのでしょうか?
ゴミ問題の解決策の1つは、リサイクルです。
リサイクルを効率良く進めるためには、効率良くゴミを集められるようなリサイクルの流れを作ることが必要です。
しかし、リサイクルの流れを作ろうとすると、各地域で異なっているゴミの分別方法を把握したり、市や都道府県をまたいでゴミの処理や運搬を行うための許可が必要だったりします。
各地域の分別方法の把握や運搬の許可を取るのは、とても手間になるんですよね。
それが原因で効率良くリサイクルを進められていません。
そこでサティスファクトリーがゴミをどこに運ぶか管理し、リサイクルを効率化するための物流をデザインしています。
実際に受けた企業と探し方
ーーー実際に受けた企業と探し方を教えてください。
松田産業、日立造船、フルハシEPO、新和環境、ファミリーマート、市川環境エンジニアリング、石坂産業、高俊興業、サティスファクトリーなどです。
サティスファクトリーはネット検索で見つけました。
それ以外はリクナビやマイナビ、就活相談などです。
環境問題に仕事として関わりたい思い始めた頃は、ゴミ処理施設を持っている大手企業や環境に配慮したプラントメーカーを見ていました。
しかし、自分で何かを創りたい、ゴミのシステムを変えたいという思いに気づき、ベンチャー企業に目を向けました。
ーーー受ける中でサティスファクトリー以外に迷った企業やいい会社だと思った企業はありますか?
石坂産業です。
主に産業廃棄物処理事業を行う会社です。
しかし、主事業だけでなく、森を買い取り、里山にして、カフェや公園を作る取り組みも行っています。
ゴミ問題と人の暮らしをいり混ぜた事業に魅力を感じました。
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この記事の監修者
吉田宏輝
COCOCOLOREARTH代表、社会活動家。
COCOCOLOREARTHでは、社会課題解決を軸にした就職・転職活動を支援するインタビューメディアの代表として、100人以上の社会活動家にインタビュー、記事執筆やイベント登壇などを行う。