株式市場EXIDEAでEthical Choiceの事業責任者を務める吉高颯志さんへの公開インタビュー記事第2弾!
Ethical Choiceは人・地球・社会にやさしい商品やサービスを紹介するメディアです。
今回は、吉高さんが株式会社EXIDEAに入社してからEthical Choiceの事業責任者になるまでの経緯に関するお話をお届けします!
吉高颯志(よしたかそうし)
1994年生まれで、日中英のトリリンガル。
大学在学中にカナダとフィンランドの2カ国で留学を経験し、入社前に南米一人旅を敢行。
現職のEXIDEAに2018年新卒入社。2020年より、グローバル事業Ethical Choiceの事業責任者を務める。好きな言葉は『やるか、やるか』、直近の目標は『地球を持続可能な場所にすること』
就活の軸
ーーー吉高さんの就活の軸は何でしたか。
「グローバル」「マーケティング」「スタートアップ」です。
マーケティングは大前提で、グローバル領域に進出しているかつスタートアップであることが理想でした。
ーーーマーケティングが1番吉高さんにとって大切だったんですね。それはどうしてですか。
良い商品やサービスをより魅力的に世の中に伝えられるスキルが欲しかったからです。
私の中ではマーケティングがそのスキルでした。
マーケティングは、心理学や行動経済学、どうしたら人々が動きやすいのかなどが集約されており、人々の意識を変える大きなツールの1つだと思います。
自分がそのスキルを手に入れて正しく使えば、世の中の問題を解決できるのではないかと考え、マーケティングの会社に入りたいと思いました。
ーーーまずは、専門性を身につけたかったのですね。スタートアップも軸の1つだったとのことですが、自分で事業を創りたいと思っていたのですか。
そうですね。
それもありますし、自分の裁量が大きくなった方が仕事は楽しいだろうなと思っていました。
自分で決められることも多く、早く成長できますし。
ーーー株式会社EXIDEAに決めた理由は何ですか。
「スタートアップ」「グローバル」「マーケティング」で探すと、ヒットする会社は限られます。
その中で自分が思い描いていた像に1番近かったのがEXIDEAでした。
世の中をより良くするための手段として、マーケティングをすることは自分のやりたいことに近いと思いました。
また、代表の小川卓真の人としての在り方に惹かれたことも大きかったです。
彼はクールでビジョナリーかつ人格者です。
自分のビジョンを叶えるための術が卓越していて、この人と世の中を変えるようなビジネスをしたいと思いました。
ーーー自分のやりたいことと合っていたことに加えて、代表の存在も大きかったのですね。
そうですね。
会社は規模が小さければ小さいほど創業者の意向が顕著に表れると思っています。
スタートアップや中小企業に就職したいと考えている人は、創業者や社長をしっかりと見た方がいいと思います。
入社してからEthicalChoiceの事業責任者になるまで
ーーー入社してからEthical Choiceの事業責任者になるまでにはどのような仕事をしていましたか。
色々やらせてもらいましたね。
最初は、法人のクレジットカードを比較するメディアを担当しました。
具体的な内容は、経営者や重視したい基準に合わせて、カードに関する情報提供です。
結構ニッチですよね(笑)
その後、世界のマーケティングやSEO、コンテンツマーケティングの情報などを発信するメディアを立ち上げることとなり、私は初代編集長になりました。
そこには1年半くらい関わりました。
Ethical Choiceの事業責任者に
ーーーそこからEthical Choiceの事業責任者になったきっかけは何ですか。
昨年のあたりから世の中が少しずつエシカル、サスティナブル、SDGsの方向に向かっていきましたよね。
この流れを受けて、経済的な観点で見てもビジネスにした方が良いとなりました。
誰が先頭でやるのかとなった時に、私が「やります!」と手を挙げました。
ーーーそれまでの経験がEthical Choiceという新規事業を立ち上げる際に、どのように役に立っていますか。
一貫してマーケティングの領域に携わっていたので、人々の心理変化を促すようなコンテンツ作成の方法やそれをどう事業に落とし込んでいくかを設計するスキルはつきました。
また、インタビューコンテンツを作る際、インタビューイーからどんな流れでどんな話を引き出したら、読んでいる人が狙っている行動を起こすのか考えます。
それを設計するスキルも上がったと思います。
ーーー新規事業を行う上でどんな魅力を感じていますか。
もちろん新規事業なので、大変なことも多いのですが、本気で変えたい世界があるので、楽しくやらせていただいてます。
特にそれを感じるのは、インタビューコンテンツを作る時に出会う経営者の方と同じ志を持っているなと感じられる瞬間です。
エシカルやサスティナブル領域のビジネスはみんなが同じ方向を向いている同志なのだなと実感できて、一緒に世の中を変えていけると感じるんです。
そんな方々と仕事ができるのは恵まれていますし、ビジネスをやっていて楽しいです。
ーーー逆に、難しさは何ですか。
サスティナブルやエシカルは盛り上がってはきていますが、まだまだ認識は広まっていないため、市場啓蒙から始めないといけないことです。
まだまだ意識が向いている人が少ない中で、マーケットを作らなければならないのは難しいなと思います。
一般的なビジネスは対象者がいて、その上でサービス提供ができます。
しかし、私が取り組む事業は対象者を作らなければならないので、一般的なビジネスに比べてハードルの高さは日々感じるところです。
ーーー次回予告
次回は吉高さんが今後取り組みたいことやキャリアを考える上でのアドバイスをお届けします!
キャリアを考える時はパッションを大切に#3~株式会社EXIDEA 吉高颯志さん~
この記事の監修者
吉田宏輝
COCOCOLOREARTH代表、社会活動家。
COCOCOLOREARTHでは、社会課題解決を軸にした就職・転職活動を支援するインタビューメディアの代表として、100人以上の社会活動家にインタビュー、記事執筆やイベント登壇などを行う。