今回インタビューさせて頂いたのは株式会社Tsunagaru代表の大谷晃巨さん。
第3弾では大谷さんのこれから取り組みたいこと、社会課題解決に必要なことについてお届けします!
大谷さんが理想とする社会課題解決のとの向き合い方とは?

プロフィール

大谷晃巨(おおたにあきなお)
デジタルクリエイティブ事業を主として経営や組織作りを含めた企業経営を行うと共に、自身でもクリエイティブの制作を続ける。
社会的な価値創造のために、SDGsを中心に据えながらサスティナブルな経営に着手。エシカルショップ「&anika」を立ち上げる。
またWebクリエイターを実践レベルに引き上げるためのオンラインサロン事業「EXP+[エクプラ]」を開始し、教育事業にも着手。

これからやってみたいこと

ーーー大谷さんは幅広い事業、活動に取り組まれていますが、これからやってみたいことは何ですか。

子育て世代に向けた事業や教育の仕組みを考えていく事業に取り組みたいです。

最近では、多種多様な価値観が生まれているので、それに合わせた社会の仕組みや働き方、教育は必要だと思います。

まず、子育て世代の方々に関してですが、子育てしながらでも働けるなら働きたいと思う人も多くいると思います。

しかし、そのための環境があまり整っていないのが現状です。

人々が自由な働き方ができ、その中で活躍しながら経済を回せるようになれば良いなと思います。

教育に関しては、多種多様な価値観が生まれている今、義務教育だけでは不十分であるように感じています。

色々な体験や考え方に触れて初めてやりたいことが見つかるので、それらに触れられるような接点を創りたいです。


社会課題解決のために

ーーー世の中の社会課題解決のために必要なことは何か、大谷さんご自身のお考えを教えてください。

自己満足ではなく、人や社会のことを考えることです。

でも、自分が辛い時や大変な時は人や社会のことなど考えられないと思います。

ーーー確かに、なかなか難しいですよね、、

そこで大事なことは、まず自分を満足させることだと思います。

自分を満足させないで、人を幸せにすることは難しいです。

自分がある程度豊かになって余裕ができると、社会課題解決に必要な能力や人脈もあると思うので、まずは自分を高めることをを目指していくべきだと思っています。


読者へのメッセージ

ーーー最後に、社会課題解決に取り組みたい読者にメッセージをよろしくお願いします。

社会課題解決は全員が必ずしもやらなければならないことではないと思います。

できる人から少しずつやっていくべきです。

その上で大事なのは1つ1つの行動の意味を考えることです。

モノを買う時、誰かと話をする時、働き方などにおいて意味を考えてみてください。

「何をしたら社会に良いのか」、「どうやったら課題解決できるのか」を考える必要があると思います。

そのように考えていくことが自分の行動の変化に繋がるでしょうし、その考えをコミュニティにも共有すれば考えは広がります。

それを続けて行くことで、最終的には社会課題解決するのが当たり前の世の中になると素敵ですね。

ーーー編集後記

デザインやWeb業界と社会課題解決はあまり結びつきにくい印象がありました。

しかし、大谷さんのお話を聞いて、どんな業界でも社会課題解決に貢献できるのだなと思いました。

大谷さんが仰っているように企業としても個人としても社会課題解決に取り組むことが当たり前になれば、素敵ですし、その可能性は十分にありそうです!

ライタープロフィール

金子莉歩(かねこりほ)
大学3年生
子どもに関する社会課題に興味があります。