森林保全に取り組む企業に就職・転職したい!
そう思っていても、どんな企業が取り組んでいるかわかりにくいですよね。
そんなお悩みを解決するため、森林保全に取り組む企業をご紹介します!
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掲載を希望される企業様はこちらをご覧ください。
目次
森林保全とは
森林保全とは、森林の持つ生態系や生物多様性を維持し、持続可能な形で管理することを指します。
森林は、二酸化炭素の吸収による気候変動の緩和、水源の涵養、生物多様性の維持、そして地域社会の生活基盤として重要な役割を果たしています。
しかし、違法伐採、農地拡大、都市開発などにより、森林は急速に減少しています。
森林保全を推進するためには、持続可能な森林管理の実施、違法伐採の防止、地域住民との協力、そして国際的な枠組みでの取り組みが不可欠です。
LOCAL BAMBOO株式会社
LOCAL BAMBOO株式会社は、「地方資源由来のサスティナブルをつくる」をテーマに、地方に眠る資源を活用した持続可能な事業を創造する企業です。
放置竹林の活用から町屋の再生、都市型農園のプロデュースまで、地域資源を活かした多角的な事業を展開しています。
代表の江原太郎氏は、東京農業大学卒業後、都市型農園の運営などを経て宮崎県に拠点を移し、地域活性化に取り組んでいます。
HP:https://localbamboo.co.jp/
LOCAL BAMBOO株式会社の事業内容や創業理由を詳しく見る
株式会社オオスミ
株式会社オオスミは、「地球のドクター」として、環境汚染問題の解決に取り組む企業です。
かつて日本が経験した公害問題を背景に誕生し、半世紀以上にわたり水や空気の汚染調査・分析技術を磨いてきました。
顧客と共に原因を調査し、解決策を考え、共に成長してきた経験を活かし、地球環境の保全に貢献することを使命としています。
HP:https://www.o-smi.co.jp/
株式会社中川
株式会社中川は、和歌山県田辺市を拠点に「植栽放棄地をゼロにする」をミッションに掲げる林業ベンチャーです。
代表の中川雅也氏が、森林組合での勤務経験を通じて、手入れ不足による山の荒廃や、利益優先で植栽が後回しにされている現状を目の当たりにし、「山を守るため、林業を産業として復活させる」という強い意志のもと2016年に設立されました。
育林事業、教育事業、コンサルティング事業の3つを柱として、次世代の林業をつくる活動を行っています。
HP:https://nakagawa-forestry.com/
株式会社myaku
株式会社myakuは、「森と人、社会を繋ぐ」をテーマに、2023年に設立された企業です。
代表取締役の山本万優氏は、祖父が林業を営む環境で育ち、航空会社やリクルートでの経験を経て、気候変動教育事業に携わった後、日本の森林に関わるソーシャルビジネスを立ち上げるに至りました。
主な事業内容は、ライフスタイルブランドMYAKUの展開と、森林にまつわる事業開発支援/企業CSR活動推進事業の2つが中心となっています。
HP:https://myaku.co.jp/
株式会社シシガミカンパニー
株式会社シシガミカンパニーは、2024年4月1日に設立された森林ベンチャー企業です。
「森林が求められる時代」を見据え、森林空間の開放と多様な活用方法を模索し、「森林を次世代に胸を張って引き継げる財産にする」ことを使命としています。
代表取締役の田口房国氏は、林業に携わる家業の経験と、2020年から展開していた森林レンタル事業「forenta」を通じて得た知見を基に、森林の多角的な価値創造を目指しています。
HP:https://www.shishigami.jp/
株式会社郡上割り箸
株式会社郡上割り箸は、岐阜県郡上市に拠点を置く、国産材を使った割り箸の普及を目的に設立された企業です。
割り箸を販売するだけでなく、地域の資源を活かし、森林環境教育など、幅広い活動をおこなっています。
日本では、手入れをしていない放置林が増えています。
同社は、「持続可能な地域社会を創る」を企業理念とし、国産材の有効活用を通じて、自然との共生や地域の活性化、環境保全に貢献することを目指しています。
HP:https://gujowaribashi.com/
株式会社GREEN FORESTERS
株式会社GREEN FORESTERSが展開する「青葉組」は、植林・育林に特化した専門集団です。
伐採ではなく、木を植え、森を育てることにフォーカスすることで、日本の森林の再生と持続可能な林業を目指しています。
「自然資本を成長させる」を理念に掲げ、人と自然の共存を模索。
若手人材の育成や地域との連携など、多角的な取り組みを通じて、日本の森林の未来を切り開いています。
HP:https://greenforesters.jp/
株式会社GREEN FORESTERSの事業内容や創業理由を詳しく見る
株式会社TAKESUMI
株式会社TAKESUMIは、竹炭の商品加工・販売を主な事業とする企業です。竹炭の持つ様々な特性に着目し、その魅力を最大限に引き出す製品開発をおこなっています。
竹は繁殖力が非常に強く、手入れをせずに放置すると、太陽光を遮り、森林を侵食して竹やぶに変えてしまいます。
株式会社TAKESUMIは、竹を炭にして有効活用することにより、竹林を適切に管理し、既存の森林を保護を図っています。
HP:https://takesumi.co.jp/
株式会社サーキュライフ
株式会社サーキュライフは、熊本県天草市を拠点とするベンチャー企業で、国産の間伐材を原料とした木糸の開発・製造をおこなっています。
環境負荷が少なく、サステナブルな素材として注目される木糸は、木材の繊維を糸状にしたものです。
日本は国土の約7割が森林でありながら、価格の安い外国産材の輸入や林業従事者の高齢化などから、放置林が増えています。
同社は木材資源を有効活用し、地球環境の保全にも貢献しています。
HP:https://circulife.jp/
株式会社森未来
株式会社森未来は、森林資源の持続可能な利用を目指し、木材流通の革新に取り組むスタートアップ企業です。
日本は国土の70%が森林であるにも関わらず、木材自給率は40%で、多くを海外輸入に頼っています。
株式会社森未来には、木材の利活用に詳しい専門メンバーと、ITに特化した専門メンバーが在籍。
断絶した国内の木材サプライチェーンを再構築し、従来の木材流通の課題解決に取り組んでいます。
HP:https://shin-mirai.co.jp/
最後に
今回の記事では、就職・転職におすすめの森林保全に取り組む企業を10社紹介しました。
この記事で取り上げられなかった森林保全に取り組む企業はたくさんあります。
ほかの森林保全に取り組む企業を知りたい方は、社会課題に取り組む企業のデータベース「ココキャリア」をご覧ください。
また、ココカラアースでは、社会課題に取り組む方々のインタビュー記事を掲載しています。
この機会にぜひご覧ください。
※企業の選定基準について
企業の選定基準については、「事業内容」「企業風土」「創業理由」の3つを軸に、COCOCOLOREARTH独自の基準によって企業を評価・掲載しています。
基準の中には、企業のミッション・ビジョンや第三社機関による認証、IR/サスティナビリティレポートの内容、直接のインタビューなどが含まれます。
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この記事の監修者
吉田宏輝
COCOCOLOREARTH代表、社会活動家。
COCOCOLOREARTHでは、社会課題解決を軸にした就職・転職活動を支援するインタビューメディアの代表として、100人以上の社会活動家にインタビュー、記事執筆やイベント登壇などを行う。