リスキリングを始めたい、あるいは自社に研修サービスを導入したい——そう思っていても、どの企業のどんなサービスを選べばいいか、わかりにくいですよね。

そんな悩みを解決するため、リスキリングを支援する企業を10社紹介します。

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リスキリングとは

リスキリングとは、新しい職業に就くために、あるいは今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得することです。

DXの加速を背景に、企業が社員の学び直しを支援する場面が増えており、それを後押しする研修・eラーニングサービスも数多く登場しています。

リスキリングの定義や、個人が始める際の考え方については以下の記事で詳しく解説しています。

リスキリングとは?意味やアップスキリング・リカレント教育との違い、企業の取り組み方を解説


リスキリングを支援する企業一覧

リスキリングを支援する企業を一覧で紹介します。

企業サービス名特徴SchooSchoo for Business21カテゴリ・8,500本以上の動画教材AidemyAidemy BusinessDX/AI特化のeラーニング、講座数を継続的に拡充グロービスGLOBIS学び放題ビジネススキル全般の動画学習サービスベネッセコーポレーションUdemy Business国内約2,000社が導入JMAM階層別・目的別研修老舗の人材育成企業によるリスキリング支援SIGNATESIGNATE Cloudデータサイエンティスト育成、国の助成対象講座ありキカガクDX・AI人材育成研修導入企業1,000社以上・受講生20万人DIV(テックキャンプ)スキルカレッジ for Business生成AI×業務改善研修、助成金対応Google日本リスキリングコンソーシアム260以上の団体が参画する国内最大級の枠組みDMMDMM 生成AI CAMP 学び放題法人向け生成AI研修・eラーニング

 
 
 
 

株式会社Schoo

https://schoo.jp/biz

株式会社Schooは、法人向けオンライン学習サービス「Schoo for Business」を提供しています。

ビジネススキル・DX・AIなど21カテゴリにわたり、8,500本以上の動画コンテンツを配信しており、リスキリングに取り組む企業には、ITリテラシー研修から企業変革のための応用研修までを含む「DX研修パッケージ」が用意されています。

参考:リスキリング向けeラーニングサービスおすすめ6選


アイデミー株式会社

https://business.aidemy.net/

アイデミー株式会社は、DX・AI分野に特化した法人向けeラーニング「Aidemy Business」を提供しています。

製造業を中心とした大手企業への導入実績があり、DX・AI関連の講座を継続的に拡充している点が特徴です。

AI・データ分野のスキルを身につけた先にどんな職種があるかは、以下の記事で一覧にしています。

社会課題解決を仕事にする10職種まとめ|自分のスキルで課題に関わるキャリアの選び方

参考:リスキリング向けeラーニングサービスおすすめ6選

株式会社グロービス

https://globis.jp/

株式会社グロービスは、動画学習サービス「GLOBIS学び放題」を提供しています。

経営戦略やマーケティングといった伝統的なビジネススキルに加えて、リスキリングやアンラーニング(学びほぐし)をテーマにしたコースも用意されています。

経営視点の学び直しの延長として、ESGやサステナビリティ関連のキャリアに関心を持つ人も少なくありません。

ESGとは?キャリアや関連職種・求められるスキル・キャリアパスを解説

参考:リスキリングとアンラーニングで学びを刷新する方法(GLOBIS学び放題)


株式会社ベネッセコーポレーション

https://www.benesse.co.jp/udemy/business/

株式会社ベネッセコーポレーションは、世論調査でも著名なオンライン講座プラットフォーム「Udemy」の法人向けサービス「Udemy Business」を日本国内で展開しています。

国内約2,000社に導入されており、日経225採用企業のうち7割以上が導入している状況です。

参考:Udemy Business(ベネッセコーポレーション)

株式会社日本能率協会マネジメントセンター

https://www.jmam.co.jp/

株式会社日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)は、個人学習と集合研修を組み合わせて人材育成を支援する老舗の企業です。

組織の現状と目指す姿とのギャップを埋める研修設計を得意とし、階層別・目的別に幅広いビジネススキル研修を提供しています。

会社の制度を使わず、社会人大学院でより体系的に学び直すという選択肢もあります。

社会人大学院で学び直す:お金・キャリア・時間の悩みと乗り越え方

参考:研修(講師派遣)|JMAM


株式会社SIGNATE

https://signate.jp/

株式会社SIGNATEは、企業がAI開発の課題を投稿し、登録データサイエンティストがアルゴリズムを競い合うコンペティションプラットフォームです。

データサイエンティスト育成サービス「SIGNATE Cloud」は約1,000社・18万人以上に利用されており、一部の講座は経済産業省の「第四次産業革命スキル習得講座」に認定され、厚生労働省の専門実践教育訓練給付の対象にもなっているため、条件を満たせば受講料の最大80%が補助されます。

データサイエンティストのように、技術で社会課題の解決に関わるキャリアについては、以下の記事で詳しく紹介しています。

社会課題解決×エンジニア・データ職のキャリアとは?技術で課題を仕組みごと変えるキャリア

参考:AI開発コンペティションサイト「SIGNATE」を通じて、希少なAI人材を多くの企業でシェアする

株式会社キカガク

https://www.kikagaku.co.jp/

株式会社キカガクは、企業戦略のヒアリングから人材要件の定義、育成ロードマップの作成までを一貫して支援するDX・AI人材育成企業です。

導入企業数は1,000社以上、受講生は20万人にのぼり、経済産業省の「デジタルスキル標準」に準拠した育成ロードマップを提供しています。

参考:キカガク、「令和の新人研修パッケージ」を提供開始


DIV株式会社

https://di-v.co.jp/

DIV株式会社は、プログラミングスクール「テックキャンプ」を運営し、法人向けにも研修サービスを提供しています。

「生成AI×業務改善研修」は、厚生労働省の人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)に対応しており、条件を満たせば受講費用の最大75%が助成金として支給されます。

参考:テックキャンプ 法人研修サービス「生成AI×業務改善研修」

グーグル合同会社

https://japan-reskilling-consortium.jp/

グーグル合同会社は、国内企業・団体が参画する「日本リスキリングコンソーシアム」の主幹事を務めています。

2022年6月の発足時は49の企業・団体でしたが、その後260以上の団体が参画する枠組みへと拡大し、400以上の研修プログラムと就業支援サービスを提供する体制です。

50万人のイノベーション人材育成を目標に掲げ、「Google AIプロフェッショナル認定証」を1万人に無料提供する取り組みも行っています。

参考:日本リスキリングコンソーシアムについて

合同会社DMM.com

https://genai.dmm.com/business/

合同会社DMM.comは、法人向け生成AI研修・eラーニングサービス「DMM 生成AI CAMP 学び放題」を提供しています。

企業の課題に合わせてカリキュラムをカスタマイズできる点が特徴で、DX研修の一環として導入する企業に向けたプランが用意されています。

参考:DMM 生成AI CAMP 学び放題(法人向け)

よくある質問

リスキリングを支援する企業選びで、よくある疑問にお答えします。

Q. リスキリングを支援する企業やサービスは、どう選べばいいですか?

A. DX全般を幅広く学びたいか、AI・データサイエンスに特化して学びたいかで、選ぶべきサービスは変わります。SchooやグロービスのようにDX全般を扱う動画学習サービスもあれば、AidemyやSIGNATEのようにAI・データ分野に特化したサービスもあります。あわせて、厚生労働省の助成金制度に対応しているかどうかも、費用面の負担を左右する重要な確認ポイントです。研修の目的と対象人数を先に整理しておくと、比較検討がスムーズになります。

Q. 助成金を使えるリスキリング研修はありますか?

A. SIGNATE Cloudの一部講座は経済産業省の「第四次産業革命スキル習得講座」に認定され、専門実践教育訓練給付の対象です。DIV株式会社の「生成AI×業務改善研修」も、厚生労働省の人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)に対応しており、条件を満たせば受講費用の最大75%が助成されます。助成金の対象講座や助成率は年度によって変わるため、利用を検討する際は各企業の公式サイトで最新情報を確認してください。

Q. 個人でも利用できるリスキリングサービスはありますか?

A. 今回紹介した企業の多くは法人向けサービスが中心ですが、Schoo・グロービス・Udemy Businessなど動画学習系のサービスは、個人向けプランも別途用意されています。まずは無料体験や個人プランで学習内容を確認し、自分の学びたい領域と合っているかを見極めてから、会社への導入を提案する方法もあります。個人と法人でプラン内容や料金体系が異なる点には注意が必要です。

Q. リスキリング研修とeラーニングは何が違うのですか?

A. eラーニングは動画教材で個人のペースで学ぶ形式が中心なのに対し、リスキリング研修はキカガクや株式会社日本能率協会マネジメントセンターのように、企業の課題ヒアリングから育成ロードマップの設計、実践的な研修までを伴走支援するサービスを指すことが多い点が異なります。自社の状況に合わせてどちらか一方、あるいは組み合わせて活用する企業も増えています。

まとめ

リスキリングを支援する企業は、動画学習プラットフォーム・データサイエンス特化型・企業横断コンソーシアムまで、サービスの形態が多岐にわたります。

サービスを選ぶ際は、学びたい領域(DX全般か、AI・データサイエンスに特化するか)と、国の助成金制度に対応しているかを確認すると、選択の幅が広がります。

自分に合ったサービスを見つけて、リスキリングの一歩を踏み出してみてください。

リスキリングという言葉自体の意味や、個人が始める際の考え方については以下の記事も参考にしてください。

リスキリングとアップスキリング・リカレント教育の違いを詳しく見る

学び直しの先にどんな社会課題に関わりたいかを考える際は、分野ごとのキャリアの選択肢をまとめた以下の記事も参考になります。

社会課題ごとのキャリアロードマップまとめ!10分野の特徴と自分に合う選び方

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