アジアカンファレンスとは

アジア地域における国際協力及びソーシャルビジネスに共通する想いや価値観を持つ人々とつながることを目的としたイベントです(会場開催、またはアーカイブ配信)。

基調講演では、食品ロスの専門家である井出留美氏にご登壇いただきます。私たちが直面している食品ロスの問題を主軸に、これまで取り組まれてきたことや現状についてご講演いただくことはもちろん、私たち一人一人ができることに関してお話しを伺います。

また、トークセッションでは、貧困の連鎖を断ち切るために、15年以上、フィリピンの現場で貧困問題に携わり、「青少年育成事業」や「食育事業」といった草の根活動を続けている中村八千代氏が、井出氏と国際協力の中でどう食品ロス問題に取り組めるかを語り合います。

そして、イベント後半では、フィリピンから、ユニカセ・フィリピン・スタッフのマリベス・ベルデホ・マナルス氏と、メリー・グレイス・バルサベ・タガコ・タギン氏が発表します。数々の試練の中でも諦めず10年以上働き、貧困から脱却したロールモデルとしてユニカセで学んだことを次世代にも伝えるべく、彼女たちと同じような貧困の境遇で教育を受けられずにいる10代〜20代のフィリピン人の青少年たちに、実践的なトレーニングを提供しています。昨年末から実施しているトレーニングと、彼女たちの今後の目標についてお伝えします。


イベント概要

日時:11月20日(日)

<事業紹介&ショートワーク>

11:00~12:00 (受付 10:45~11:00)

<本編>

13:00~17:30 (受付 12:45~13:00)

場所:JICA地球ひろば 2階国際会議場

〒162-8433 東京都新宿区市谷本村町10-5(JICA市ヶ谷ビル内)

※アーカイブ配信では、基調講演とトークセッションの内容をお届けいたします。

<参加費>

会場参加 3,000円(学生:2,000円)、アーカイブ配信:1,500円(一律)

※午前の事業紹介&ショートワークに参加をご希望の場合、追加で1,000円を頂きます。
※小学生以下は無料です。
※駐車場の利用をご希望の方は、お申込みフォームの該当欄から[利用する]を選択してお知らせください。

主催:特定非営利活動法人ユニカセ・ジャパン
後援:外務省、独立行政法人国際協力機構(JICA)

イベント詳細はこちらから

👇お申込みはこちらから👇👇

※お申込み締め切りは11月18日(金)の24:00です。

・会場参加
https://forms.gle/2B6wjWLVwJkNj67z9

・アーカイブ配信
https://forms.gle/cFGsqpKhvfm22cUX6


こんなことに興味のある人におすすめ

・国際協力
・ソーシャルビジネス
・SDGs
・フィリピン
・貧困問題
・貧困から脱却したロールモデル
・子ども/青少年育成
・食品ロス
・食糧危機
・食育

<基調講演 登壇者>

・井出留美氏 

株式会社office 3.11代表取締役
ジャーナリスト
博士(栄養学)

<プロフィール>
ライオン株式会社、JICA海外協力隊フィリピン食品加工隊員、日本ケロッグなどを経て独立。食品ロス削減推進法成立のきっかけを作った。著書に『食料危機』『あるものでまかなう生活』『賞味期限のウソ』『捨てないパン屋の挑戦』(第68回青少年読書感想文全国コンクール課題図書)他。第二回食生活ジャーナリスト大賞食文化部門/Yahoo!ニュース個人オーサーアワード2018/令和二年度 食品ロス削減推進大賞消費者庁長官賞受賞。

<トークセッション 登壇者>

・井出留美氏

・中村八千代氏

<プロフィール>
2010年、ソーシャルビジネス「UNIQUEASE Corporation(ユニカセ・コーポレーション)」を創立し、貧困層のフィリピン人青少年の雇用機会創出を目的としたユニカセ・レストランをマニラにオープン。2013年、実践的な青少年育成事業を強化するため「NPO法人 ユニカセ・ジャパン」を設立。フィリピンと日本の青少年たちが異文化交流を通して実際の事業企画や運営に携われる機会を提供。また、世界で活躍する社会起業家たちとの幅広い人脈を活かし、関係機関が相互に連携・協力し合う「ソーシャルビジネス・パートナーシップ」を提案し、国境や団体の垣根を越えた関係づくりにも尽力。

<貧困から脱却したロールモデルによる次世代育成 発表者>

Maribeth Berdejo MANALUS(ベス氏)

<プロフィール>
マニラ首都圏ケソン市のパヤタス出身。
恵まれない家庭に生まれ育ち、毎日、食べることもままならない状況を幼少期に経験。
17歳の時、ユニカセ・コーポレーションの1期生として雇用され、レストランでは接客を担当しながら他団体の裨益者指導を実施。また、ユニカセ・リーダー研修生として選ばれ、2011年から3回来日している。
現在は、ユニカセの「青少年育成事業」で貧困地域の若者たちの育成と「オンライン食育事業」を担当。

Merry Grace Bersabe TAGAKO TAGNE(グレイス氏)

<プロフィール>

マニラ首都圏の南に位置するラグナ出身。
グレイスは8人兄弟の長女で、幼い頃、児童労働を強制させられるだけでなく、父親から虐待を受け、その状況に耐えられず12歳で家出をし、路上生活をしていたところ、マニラで活動しているフランスのNGO(バラーニー)に引き取られ、施設で育った。
18歳の時、ユニカセ・コーポレーションの4期生として雇用され、働きながら大学にも通い、ビジネスやマネジメントを学ぶ。
現在は、フランス政府のサテライト事務所で働く一方、ユニカセの「青少年育成事業」として、貧困地域の現地調査や10代の若者たちのトレーニングを担当。


学生から皆様へ

(学生スタッフ:中村冴子)

学生が自ら企画し、運営する体験の一環として、去年からアジアカンファレンスのPMをさせていただいています。今回ご登壇いただく井出留美氏や、ブースでご参加いただく団体様とのやり取りの中で、昨年とはまた違ったワクワクを感じています。

ご参加いただく方々の、「新たな一歩」を後押しできるイベントになるよう、最後まで尽力して参ります。開催当日、会場にてより多くの方々にお会いできることを楽しみにしています!

学生スタッフ:福井健友樹

貧困から脱却したフィリピン人のロールモデルたちと、1年半に渡り、毎週実施しているミーティングやさまざまな事業を通して関係性を築き上げてきました。日々、互いの意見を交わす中で、彼女たちの努力や覚悟を身に染みて感じております。

カンファレンス後半に彼女たちが発表を行う際、私はファシリテーター兼通訳を務めます。彼女たちの想いとユニカセのこれからの発展について、最大限、皆様にお伝えできるよう努めます。ぜひ、アジアカンファレンス2022へご参加ください。

イベント詳細はこちらから

👇お申込みはこちらから👇👇

※お申込み締め切りは11月18日(金)の24:00です。

・会場参加
https://forms.gle/2B6wjWLVwJkNj67z9

・アーカイブ配信
https://forms.gle/cFGsqpKhvfm22cUX6