政府からみた国際協力の行方〜農林水産省 西村はじめさん〜

3. 今後の国際協力

ーーー国際協力におけるキャリアとなぜそこに自分が関わりたいのかを、教えてください。 

日本は、多くの食料を輸入している国です。

農林水産省では国内生産の増大にも努力していますが、狭い国土で1億人以上の国民の食料を全て賄うことは不可能です。

輸入が必要な食料を安定的に輸入することも必要です。
一方、アフリカ諸国は、経済発展を続けつつも多くの食料を輸入しています。

このまま更に輸入量が増えれば、世界全体の食料需給に影響を与えるかもしれません。

アフリカの農業生産の増大・安定、ロスのない消費に協力することは、日本人の食卓を守っていることに繋がっていると思います。


ーーー今後の国際協力の潮流や新しい動きがどのようになって行くか何かお考えがあれば教えてください。

国際協力は、相手の国に発展してもらい、日本からの輸出や日本企業の投資を活発にすることも目的です。

日本の財政事情が厳しくなる中、より効果的な国際協力ができるよう、民間企業やNPOの活躍が更に必要になると考えます。

民間企業もSDGsの取り組みが盛んになっています。これまでよりも幅広い立場で、国際協力に携わることができるようになると思います。

ーーー最後に国際協力の道を志す人たちに応援メッセージをお願いします。

志は社会で経験を積みながらでも見つかるものです。

志を持つことは大切ですが、人間の行動原理は志だけではありません。

様々な立場、様々な考え方、様々な環境で暮らす人々に行動を変えてもらうための手法を、幅広く知った方が良いと思います。

経験を積み重ねることが一番だと思います。最後は、志が違う人を動かすことが必要になるので、今の段階から、志を同じにする人と行動することはないと思います。

組織に属するにしろ、個人として活動するにしろ、全ては貴重な経験になりますので、「運と縁」を大切にしてほしいと思います。

cococolor earth(ココカラーアース)
ライタープロフィール

吉田宏輝(よしだ こうき)
「ボランティアを職業にする」というビジョンをもとに活動中
メディアやインターンを通じて100名以上の方々にインタビュー。
メディア:cococolor earth運営
学生団体topaz共同代表
個人note初月1万PV:よしだこうき
Twitter:よしだこうき/ボランティアを職業にする

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