FANCLならではの社会貢献とは!?主役は従業員!#3 ~株式会社 ファンケル 臼杵ひろみさん~

民間企業
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ファンケルのCSR推進室長(2020年1月31日現在)として活躍する臼杵(うすき)さんのインタビュー記事第3弾!

株式会社ファンケルは、「使う人の肌を美しくする化粧品を届けたい」という想いから、無添加化粧品の製造販売から始まった会社で、現在は、無添加化粧品と健康食品などを製造・販売している会社です。

今回は、前回の『#1. 多くの人を巻き込んで社会貢献をする』『#2.社会貢献は一歩踏み出す気持ちを持つこと』に引き続き、『#3.社会貢献は大きな社会の中で生きる自分のことと捉える』というテーマで、社会貢献を仕事にする臼杵さんの今後のキャリアや世の中の流れ、理想とする社会に迫ります。

・略歴: 東京外国語大学 外国語学部 モンゴル語学科卒業
筑波大学 大学院 経営システム科学学科卒業(経営学修士 MBA)
・職歴: 株式会社 髙島屋を経て、2001年に株式会社 ファンケルに入社
     経営企画、関連会社管理を経て、2008年よりCSR関連業務を担当
     現在、SDGs推進室 担当部長

 

社会貢献は大きな社会の中で生きる自分のことと捉える

これからのキャリアステップ

―――今後のキャリアステップを教えてください。

グローバルな活動をしてみたいです。

私自身、帰国子女で外国語大学卒ということもあり、国際感覚が身についています。

今回の東京オリンピック・パラリンピックのボランティアをやる予定です。

海外から日本に来た方のケアといったような、日本でグローバルな仕事ができたらなと思っています。

 

実現したい社会

―――現在の活動を通じて、どういう社会の実現をしていきたいのかを教えてください。

いろいろな垣根を越えて、様々な人たちが互いに支え合う社会になればと思います。

最近、家族でお年寄りや認知症の人を面倒がみることができないことに、仕事を通じて気づきました。

おそらく今後は、そういうケアすることができない家庭が増え、結果、血縁関係がない仲間や、支援団体が、みんなを支える社会になると思います。

例えば、少し前の日本は、幼い子がいると近所の世話好きのおばさんが面倒を見てくれるような文化がありました。

家族ではないけれど、お互い助け合って生きていく社会がありました。

そのような世界に戻ると思います。

そして、現代進化しているITも駆使しながら助け合う社会になると考えています。

 

企業の社会貢献活動のこれから

―――社会貢献をする企業が増えてきましたが、これから企業が社会貢献やCSR、SDGsを推進する軸で、今後の新しい動きや流れをどう予想されていますか?

自社のコアの強みを生かした社会活動の流れがこれからは広がっていくと思います。

しかし、SDGsは、社会貢献をビジネスに結びつけるという考え方です。

例えば、貧困層の人々にお金を貸すグラミン銀行がその良い例です。

貧しい人だから、可哀想だから寄付をするのではなく、貧しい人こそ自立できるようにという発想でビジネスを展開していることが、まさにSDGsです。

私たちもビジネスと社会活動を結びつけていく姿勢で取り組んでいます。

例えば、視覚や身体に障がいのある方や病気で苦しむ人たちに対して、他社と組んで病院でセミナーを行っています。

重い病気を患う人は、たくさんの薬を飲むため、シミやイボができたり、爪が割れたりします。

また治療と仕事を両立している人も増えています。

人びとの「不」を解消するために、無添加の化粧品を使っていただくというビジネスに挑戦しました。

私も実際、2年ほど前に進行性の胃がんになり、手術と抗がん剤治療を、仕事をしながら続けました。

脱毛や肌荒れは女性として、とてもショックな出来事でしたので、社会活動であるメイクセミナーを通して、病気と闘う方への無添加化粧品に知っていただく活動は、強化したいです。

 

読者へのメッセージ

―――最後に社会貢献や社会課題解決を志す読者にメッセージをお願いします。

社会の活動は、自分のことと捉えるのが大事です。

私たちは社会の中で、必死で生きていますから、どうしても自分中心になってしまう。

しかしその中で、鳥の目になって社会のために何ができるのかを考える時間がすこしあっても良いのかなと思います。

自分を俯瞰して見ることで、自分のやりたいことは見つかります。

自分は大きな社会の中で生きていることを、自覚していただきたいです。

言うだけでは実感がわかないので、ファンケルでは、私たちCSR推進室が仕掛けを作って、従業員自ら社会活動に手をあげ、体験し、実感してもらっています。

実際に経験してみないとわからない感覚もあると思います。

社会活動への携わり方は様々で、自分で選択できるでしょう。

例えば、ファンケルの社会活動は、実際に自分がその場でハンディキャップを持つ人々と接することもできますし、従業員の寄付活動「もっと何かできるはず基金」というファンドに入って寄付申請をするという方法もあります。

このように社会活動の関わり方は色々あるので、自分のできる身近なことから社会活動に参加することを大切にしてください。

第1弾はこちら👇


第2弾はこちら👇

COCOCOLOR EARTH(ココカラアース)
ライタープロフィール
熊野ひかり
明治大学文学部2年 
将来の目標は寄付の面から国際協力に携わること。
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