今回インタビューさせていただいたのは、TSUBAKI projectの久安瑞貴さんです。

第3弾では、久安さんが描くこれからのTSUBAKI projectとキャリアステップについて伺います。

プロフィール

久安 瑞貴
大学生の時に学校の友人から誘われ国際協力に興味を持つ。
アメリカでの留学をきっかけに、社会問題を学んでから自分に何ができるかまで考えることが大切だと気付く。
その後、NPO Dream-HackのプロジェクトのひとつであるTSUBAKI projectで活動を開始する。
現在はTSUBAKI projectでクラウドファンディングを成功させるためにリーダーとして活動中。

これからの挑戦

ーーーTSUBAKI projectの活動をこの先どのように広げていきたいですか?また、どのようなことに挑戦していきたいですか?

TSUBAKI projectはメンバーが5人いるんですけど、そのうち2人がTSUBAKIを飛び出して、新しいブランドを立ち上げています。

シャクティーシャムハで作っているアクセサリーや雑貨を売って、クラファンなどではなくシェルターの女の子達が自立する選択肢を増やせるような活動ができたら良いなと思い、そこに向けて挑戦し始めたところです。

新ブランドはGHARA-S(アース)といいます。

https://www.instagram.com/gharas_officialbrand/?hl=ja

このブランドは、私の挑戦ではなく、彼女たちに託す形で、女性の雇用創出を目指しています。

ーーー久安さんは将来国際協力にどう関わっていきたいですか?

今は周りに自分でビジネスを起こしたり起業家精神を持った人たちがいて、自分も良い影響を受けています。

ネパールでビジネスを起こすかどうかわからないですけど、ネパールの人たちのためにもなって、日本の人たちのためにもなるビジネスを起こすまでに行かなくても、それに携わりたいと思っています。

また、自分からアクションを起こすことで私の周りにいる人たちとか、自分の周りと世界の問題を繋げられる存在になりたいです。

しかし、今は自分の武器がまだまだ少ないと思っていて、武器を見つけるのに時間をかけても良いかなと思ったりもしています。


学生へメッセージ

ーーー最後に社会貢献を志している学生の皆さんにメッセージをお願いします。

国際協力したいと思っても、私みたいにすぐにネパールに行ったりとか海外に行ったりとかできずに、もどかしい思いをしている人は多いと思います。

しかし、もどかしいなって思っている時間はめちゃくちゃもったいないと思います。

Dream-Hackと一緒にでも良いですし、今すでに活動している人たちも多くいると思うので、そのような人たちと会ってみて、自分がやりたいことを探すっていうのは大事だと思います。

また、やりたいことも何か定まってなくても良いから、自分ができることは何か、アクションできることは何か、知った先に何があるかを自分なりに考えて、何かひとつ行動してみることも大切です。

あとは、私も国際協力=青年海外協力隊とかいうイメージが結構あったんですけど、実はいろんな方向からアプローチできるので、自分のロールモデルとなるような人を見つけるのも結構大事です。

Dream-Hackのメンバーの中には社会人の方もいて、そういう人たちを見ると、就職しても国際協力に携わり続けられると示してくれています。

その先輩を見ていて私も勇気をもらったし、ずっと国際協力に携わり続けられる道を歩んでいきたいなと思います。