売り上げだけではない価値を創る#1~株式会社Tsunagaru代表 大谷晃巨さん~

起業家
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今回インタビューさせて頂いたのは株式会社Tsunagaru代表の大谷晃巨さん。
第1弾では大谷さんの現在の活動についてお届けします!
デザイン制作会社が取り組んでいる社会課題解決のための活動とはどのようなものなのでしょうか?

大谷晃巨(おおたにあきなお)
デジタルクリエイティブ事業を主として経営や組織作りを含めた企業経営を行うと共に、自身でもクリエイティブの制作を続ける。
社会的な価値創造のために、SDGsを中心に据えながらサスティナブルな経営に着手。エシカルショップ「&anika」を立ち上げる。
またWebクリエイターを実践レベルに引き上げるためのオンラインサロン事業「EXP+[エクプラ]」を開始し、教育事業にも着手。

現在の活動

ーーー現在の活動を教えて下さい。

メインの活動は、Web制作を中心としたクリエイティブ事業です。

他にもソーシャルブランディング事業やエシカルショップ「&anika」、オンラインサロン「EXP+(エクプラ)」の運営、シビックテック団体Code for Yokosukaの代表も務めています。

ーーーWeb関係の事業にとどまらず、幅広く活動されているのですね。ソーシャルブランディング事業やエシカルショップはどのような事業でしょうか。

「&anika」ではオンライン上で、地球や社会に優しい商品を販売しています。

ソーシャルブランディング事業は企業向けの事業です。

企業は売り上げだけではなく、社会課題にどう向き合っているか、社会貢献をどれだけしていくかが評価のポイントになりつつあると思います。

そこで、我々が伝えられるSDGsに関する情報を企業さんにお伝えしながら、一緒に価値を作っていく事業を始めました。

ーーー他にもオンラインサロン運営やシビックテックの団体の代表もされているとのことですが、具体的にどのような取り組みをしていますか。

オンラインサロンは、Webクリエイターを実践レベルに引き上げるための教育事業として行っています。

デザインスクールに通ったり、駆け出しでフリーランスをやったりと、Web制作業界に入る人は多くいます。

しかし、実力を上げることは難しく、稼げるようになるために苦労する人が多いです。

そのような人たちが、しっかりと稼ぎ、成長できるように取り組んでいます。

シビックテック団体「Code for Yokosuka」はICTを通して町おこしをしている団体です。

今までアナログだった部分をデジタル化して利便性を上げたり、ITに詳しくない人に対してどのように伝えるかを考えたりしています。

他には、行政とも連携して行っている活動もありますね。

ーーー行政とも連携しているのですね。

そうですね。

行政が持っている情報もたくさんあるので、それをITを使って落とし込む仕組みを作らなければならないと思っています。

小さくやっていてもあまり影響力はありません。

社会課題解決はある程度大きな規模でやらないとなかなかできないので、行政と連携することには意味があると思っています。

ーーーエシカルショップやソーシャルブランディング事業、町おこしなどの社会課題解決に関わる活動を始めようと思ったきっかけは何ですか。

フリーランスとして活動していた時に、ある程度稼げるようになり、「なぜ稼いでいるのか?」「何のためにクリエイティブを創っているのか?」が分からなくなりました。

そんな時に、1回だけ乳児院に寄付をしたんですよね。

その時、「人や社会のために働き、稼いだものを還元することは素晴らしい」と気付きました。

逆にこれしか寄付できなかったという気持ちもありました。

そこからただ稼ぐことだけではなく、人や社会のための活動や事業をしたいと思うようになりました。

創りたい社会

ーーーそのような様々な活動を通してどのような世界を創りたいですか。

『物質的な豊かさだけでなく、精神的な豊かさがある社会』です。

物質的な豊かさはお金やモノが豊富にあることです。

日本が目指してきたのはそのような豊かさだと思います。

今はモノもたくさんあって、お金を稼ぐ手段も多くあります。

そんな時に求められるのは精神的な豊かさです。

やりがいや自分のやりたいことができるか、社会に役立つかなどの観点からの豊かさも目指していけると思います。

そのような精神的な豊かさのある社会を創っていきたいです。

ライタープロフィール
金子莉歩(かねこりほ)
大学3年生
子どもに関する社会課題に興味があります。

 

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