デザイナーの視点が社会課題解決に繋がる!?#2~株式会社Tsunagaru代表 大谷晃巨さん~

起業家
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今回インタビューさせて頂いたのは株式会社Tsunagaru代表の大谷晃巨さん。
第2弾では社会課題をビジネスで解決していくことについてお伝えします!
大谷さんが考える「社会貢献×ビジネス」の魅力や難しさとは?
またデザイナーが加わることでの社会課題解決の可能性とは?

大谷晃巨(おおたにあきなお)
デジタルクリエイティブ事業を主として経営や組織作りを含めた企業経営を行うと共に、自身でもクリエイティブの制作を続ける。
社会的な価値創造のために、SDGsを中心に据えながらサスティナブルな経営に着手。エシカルショップ「&anika」を立ち上げる。
またWebクリエイターを実践レベルに引き上げるためのオンラインサロン事業「EXP+[エクプラ]」を開始し、教育事業にも着手。

社会貢献×ビジネス

ーーー社会課題解決をビジネスで行うことのメリットは何ですか。

ビジネスをすると、そこに関わる人たちにお金を払えるので、継続的に取り組むことができると思います。

また、大企業のような影響力のある会社が取り組めば、より課題解決に繋がっていくのではないかと考えています。

ーーー社会課題解決をビジネスを通して取り組む上で大切にしていことは何ですか。

利他的であることです。

自己中心的な考え方では通用しない時代になっていると思います。

「人のために何ができるか」、「何を共有していくか」と考えることが重要な時代になっていて、社会課題解決のためにはそのような考えを持つ人と繋がることが必要です。

また、私利私欲や自己満足があると、モチベーションを下げてしまうといったネガティブな方向に繋がることもあります。

そのため、誰かのためにやるという意識が大事だと思います。

私自身も社内のメンバーの仕事が自己中心的になっていないか、人のためになっているかは自然と考えるようになっています。

ーーー利他的になるとそれがやりがいにも繋がりますよね。

そうですね。

人や環境のためになる活動ができたと実感できた時はやりがいを感じます。

ーーー逆にビジネスを通して社会課題解決をすることの難しさは何ですか。

利益を求めることと社会課題解決のバランスの取り方です。

社会課題は経済成長を求めたことで生まれているものが多いので、社会課題を解決する際に利益を求めるのは難しいです。

継続するためには利益は必要ですが、それが目的で取り組むようになってはいけません。

利益と社会課題解決のバランスの取り方は1番難しいのではないかと思います。

ーーー確かに、その点はとても難しいところですよね。何か良い方法はあるのでしょうか。

既存の仕組みをそのまま使い続けていくのは、なかなか難しいです。

やはり、新しい技術や考え方を創っていくことが重要だと思います。

それでもすぐに経済合理性を生み出すことはできませんが、経済を発展させながら社会課題解決を行うことは不可能ではないと考えています。

色々なアイディアを出し、試してみることが大事です。

また、地球全体の意識レベルはまだ高くないと思うので、これからも社会に対して啓蒙していくことは必要だと思います。

 

Web業界における社会貢献

ーーーWeb業界でできる社会貢献にはどのようなものがありますか。

Web業界は、お客さんとの距離が遠く、直接的な社会貢献は難しいです。

しかし、お客さんのやりたいことを伝えられるものを創ることが、間接的にできる社会貢献だと思っています。

また、Webだとオンライン上のコミュニティを使うことができます。

「社会課題解決をしたい」、「新しい価値を創りたい」となった時に、オンライン上のコミュニティでアイディアを共有できれば、取り組みやすいです。

そのようなプラットフォームを作れるのはWeb業界の強みだと思います。

ーーーまた、大谷さんはデザイナーとしての活動がメインだと思いますが、デザイナーが社会課題解決に取り組むとどんな可能性があるのでしょうか。

デザイナーの考え方として「今あるものを疑う」があります。

ある仕組みや既存のものを疑うのがデザイナーです。

そういった意味ではデザイナーが社会課題解決のために加わると、視点が変わって社会課題解の新しい解決方法が見つかったり、課題に対して新しい視点で捉えられたりするのではないかと思います。

社会課題解決にデザイナー視点が入ると、とても面白いと考えています。

ライタープロフィール
金子莉歩(かねこりほ)
大学3年生
子どもに関する社会課題に興味があります。

 

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