※本記事は、株式会社ニッシンイクス様からの情報提供で作成しております。

株式会社ニッシンイクス(本社:山口県周南市、代表取締役:加藤洋)は、北海道産広葉樹を使用し、使った分量に見合う広葉樹を再び北海道に植樹するエシカルインテリアブランドikumoriプロジェクトの「年次報告書2023」をikumoriサイト【https://ikumori.jp/】にて公開しました。

2021年「森からいただいた広葉樹をいただいた量だけ森にお返し」を掲げスタートした「ikumoriプロジェクト」。2023年6月30日で第2期を終え、2023年7月から2024年6月までの第3期を迎えております。2021年10月に第一回の植樹で始動し、同年12月よりikumori製品の正式発売を開始いたしまして、大変多くの反響を頂戴いたしております。本年は5月12日に第3回植樹祭、続いて10月7日に第4回植樹祭をいずれも前回までと同じ北海道赤平市のikumori1号地で実施いたしました。これにより、第2期分として予定の植樹を完了いたしましたので、当年次報告書作成のはこびとなりました。「ikumori」は林業関係者、製品生産者、販売者、購入者と、様々な立場の方々にご賛同いただいて進めるプロジェクトです。この報告が皆様とのコミュニケーションの一つとなり、息の長い広がりのある活動の一助となることを願っております。

主な内容
1 ikumoriプロジェクトとは/SDGsとの関連性
2 ikumoriプロジェクト第2期(2022年7月~2023年6月)トピックス
3 ikumori製品の販売実績と植樹実績
4 ikumori製品の施工事例/ユーザー様の声
5 ikumori製品のご紹介

年次報告書2023の抜粋
○ikumori プロジェクトとは

ikumoriプロジェクトでは、自然に育った北海道の広葉樹をできるだけ無駄なく効率よく使用して、製品を製造販売、製品に使用した量に見合う広葉樹を植樹します。広葉樹林の面積のバランスを維持し、より豊かな生態系を育んで将来世代に貴重な森林をひきついでいきます。そしてプロジェクトの対象ikumori製品はインテリア素材を検討される方々にエシカルな製品の選択肢をご提供いたします。


○SDGs との関連性
ikumori プロジェクトは以下にご紹介するSDGs 目標を中心に取り組み、サステナブルな社会づくりに貢献します。

15. 陸の豊かさも守ろう
ikumoriプロジェクトは、使用した北海道産広葉樹の原木量に見合う広葉樹の苗木を植樹することによって、持続可能な森林の利用を実現します。また植樹を通じて、土壌の保全をはかり、豊かな生態系を育みます。
12. つくる責任つかう責任
ikumori プロジェクトでは、杢(もく)や節など通常は除去される部分も意匠として使用することにより、廃棄木材を削減しています。また、ウェブサイトやSNS などを通じて、森林保全やエシカル消費などについて伝え、エシカルなライフスタイルへの関心を高めていきます。
13. 気候変動に具体的な対策を
ikumoriプロジェクトの推進によって、二酸化炭素の固定と吸収に貢献します。ikumori 製品は国産材100% 使用製品ですので外国産材の使用と比較すると輸送エネルギー=CO2 排出の削減につながります。
17. パートナーシップで目標を達成しよう
ikumori プロジェクトは弊社だけではなく、製造事業者や森林組合、専門家などさまざまな方々との協働で展開していきます。

○ikumoriプロジェクト第2期(2022年7月~2023年6月)トピックス

◎ikumori生き物調査スタート

ikumoriプロジェクトでは落葉広葉樹の森林面積の維持に取り組むことで、豊かな生態系を育んでいくことを目的の一つとしています。広葉樹の植樹がもたらす生物多様性への効果検証のための取り組みとしてikumori生き物調査をスタートいたしました。

ikumoriプロジェクト初の生き物調査は、第2回植樹祭(2022年10月15日)に参加してくれた子供たちを中心にスマートフォンアプリを使用して、植樹イベントと合わせて実施いたしました。調査の時期や場所、環境条件や規模などについて、様々な方々からのご意見もいただきながら、継続して実施し、発見や学習の場にしてまいりたいと思います。

◎ソーシャルプロダクツ・アワード2023受賞

ikumoriプロジェクトとその製品が、 一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会が主催する「ソーシャルプロダクツ・アワード2023」において、ソーシャルプロダクツ賞を受賞しました。このアワードは持続可能な社会の実現につながるソーシャルプロダクツを表彰する制度で、フローリングなどの木材を使用した内装材の業界では初の受賞となります。

◎サステナブルに着目したご採用事例

 ikumoriプロジェクトでは、原料となる国産広葉樹を可能な限り無駄なく使いながら木の姿と質感を生かすインテリア素材として製品をお届けしています。木材資源のカスケード利用にもつながる製品コンセプトにより個性的な表情を持つ内装材となっていることから、発売以来多くの方々に製品の採用をご検討いただいております。ご検討案件の傾向として、この個性的な表情を意匠的な理由からご選択いただくケースが比較的多くみられます。

 一方で、意匠的な面もさることながら、サステナブルな素材選び、あるいはエシカルな素材選びに軸足を置かれたご案件が徐々にではありますが顕在化してまいりました。また、国産材や北海道産材をキーワードにご照会いただくケースも増加してまいりました。

○ikumori製品の販売実績と植樹実績

ikumori 製品に使用している3 種類の広葉樹、ナラ・ニレ・センの苗木を植樹いたしました。また、製品の対象樹種とは別に植樹エリアの樹種を増やす取り組みとして、先期のタモに続き、イタヤカエデ、カラマツの苗も植樹いたしました。

詳しくは、ikumoriサイトをご覧ください。
https://ikumori.jp/

情報元サイト:PR TIMES
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