「いい社会をつくる起点になる」
僕たちココカラアースの理念です。
いい社会ってどんな社会だと思いますか?
- みんな幸せを感じる社会
- 格差のない社会
- 皆が好きなことをできる社会
- 今の社会がいい社会である
たくさん思い浮かぶのではないでしょうか?
今回のコラムは、ココカラアースが考えるいい社会についてお話します。
まず、いい社会を分解しましょう。
分解すると、「いい社会」は「いい」と「社会」に分けられます。
ここでは、「いい」に焦点を当てて行きたいと思います。
「社会」についてはこちらのコラムをご覧ください!
https://cococolor-earth.com/column-yokoyama1
ココカラアースが定義する「いい」は漢字に表すと「善い」です。
「良い」でも「好い」でもなく「善い」。
「善い」は、アリストテレスの「善」という考え方です。
アリストテレスは、社会への貢献について多くの人々が考え、議論を尽くし、社会のために全力で貢献しようと行動するなかにこそ、本当の個人の満足感や幸福があると論じています。
もう少しわかりやすい言葉にすると、「いい社会」とは何かを考えて議論し合い、行動することと言い換えることができます。
例えば、肉を食べることは、環境によくないと言われています。
しかし、生態系を守るために狩られた鹿を食べることはどうでしょうか?
また、多くの人が肉を食べなくなったら畜産業の人々はどうなってしまうでしょうか?
これを「良い」でとらえてしまうと、一面的に良ければ良いことになってしまいます。
問題は複雑に絡み合い、簡単に解決することはできません。
一面的な良いではなく、多面的な善いを考える必要があります。
つまり、ココカラアースが目指す「いい社会」とは、いい社会について多くの人が、様々な視点から考え、議論して行動する社会です。
現状は、どんな社会でしょうか?
ココカラアースが定義するいい社会のポイントは以下の3つです。
考える人と行動する人は近年増えています。
課題になるのは②議論する。
今の社会、②議論するが批判するに変わっていると感じます。
何か行動を起こす人は必ずと言っていいほど批判されます。
その批判が議論に変わればいい社会に近づくはずです。
そのためには、多面的な善いを意識することで、批判は議論に戻るのではないでしょうか?
ココカラアースでは
①考える③行動するをインタビュー記事で、②の議論するをコラムで、①②③全てをイベントで発信しています。
この度クラウドファンディングを行うことになりました。
よりよい社会を実現するため、皆様に力をお貸しいただきたいです。
このクラウドファンディングは、今後活動が続けられるかがかかっています。
よろしくお願いします。
「ボランティアを職業にする」というビジョンをもとに活動中
出版:日本一詳しいボランティアガイド ~初心者から仕事にしたいあなたまで~
ブログ:ボランティアキャリア
Twitter:よしだこうき/ココカラアース
この記事の監修者
吉田宏輝
COCOCOLOREARTH代表、社会活動家。
COCOCOLOREARTHでは、社会課題解決を軸にした就職・転職活動を支援するインタビューメディアの代表として、100人以上の社会活動家にインタビュー、記事執筆やイベント登壇などを行う。