途上国支援に取り組む企業に就職・転職したい!
そう思っていても、どんな企業が取り組んでいるかわかりにくいですよね。
そんなお悩みを解決するため、途上国支援に取り組む企業をご紹介します!
※【企業様向け】途上国支援の取り組みをPRしませんか?
掲載を希望される企業様はこちらをご覧ください。
目次
Sunday Morning Factory株式会社
Sunday Morning Factory株式会社は、バングラデシュの貧困地域で暮らす親の雇用創出と児童労働の撲滅を目的とした、ベビー服ブランド「Haruulala organic」を展開するソーシャルビジネス企業です。
商品の背景にあるストーリーを積極的に発信し、共感を生み出すことを大切にしています。
また、自社工場で使用する電力を太陽光発電に切り替えるなど、環境負荷低減にも積極的に取り組んでいます。
HP:https://www.borderless-japan.com/social-business/sundaymorningfactory/
Sunday Morning Factory株式会社の事業内容や創業理由を詳しく見る
アノテーションサポート株式会社
アノテーションサポート株式会社は、AI開発に必要な教師データの作成を代行する、AIアノテーションサービスの専門会社です。
内戦や貧困などが原因で無国籍となっている子どもたちの親をアノテーション作業員として雇用し、世界的な無国籍問題の解決に取り組んでいます。
安定した収入を得られる機会を提供することで、貧困問題の解決に貢献しています。
HP:https://annotation-support.com/
アノテーションサポート株式会社の事業内容や創業理由を詳しく見る
リンクルージョン株式会社
リンクルージョン株式会社は、ミャンマーにおいて個人商店向け物流サービス事業とマイクロファイナンス事業を手掛けている会社です。
ヤンゴンに本社を置き、主に農村部の経済活性化を支援しています。
2021年にクーデターが起こり、未だに政治経済が混乱している状態のミャンマーで、リンクルージョン株式会社は活動を継続。
第4回SDGsジャパンスカラシップ岩佐賞(SDGs岩佐賞)に選出されています。
HP:https://www.linklusion.co.jp/
株式会社VENTURAS
株式会社VENTURASは、学習や働き方の社会課題を日本社会の問題解決と紐付け、ボーダーレスで解決することに取り組むバングラデシュ発の会社です。
126の大学と提携し、トップランクの工科大学においては日本語学科の開設・産業界でより競争力をもてるようなシラバス作成支援・日本企業のキャンパス内リクルーティング活動支援など、エンジニア輩出大国におけるIT人材過多問題と日本のエンジニア採用難、両方の社会課題解決に向き合っています。
HP:https://www.venturas.co.jp/
WASSHA株式会社
WASSHA株式会社は、ビジネスを通じて社会課題を解決し人々をエンパワーする「Power to the people」をミッションに掲げ、2013年の創業以来、アフリカで事業を展開する企業です。
WASSHAは、未電化地域のキオスク(小規模な小売店)のネットワークを構築し、IoTデバイスを設置することで、低所得の方々でも、お金があるときにだけ利用できるLEDランタンのレンタルサービスを展開しています。
また、2019年には関西電力との業務提携をを行い、2022年までにアフリカでの取扱店舗数1万店を目指しています。
株式会社イトバナシ
株式会社イトバナシは、インドをはじめとした途上国の美しい刺繍を使ったファッションブランドを展開する会社です。
「つくる人とつかう人の暮らしを豊かにする」をビジョンに掲げ、現地の職人が一針ひと針ていねいに手がけた刺繍を使った衣類や雑貨などを販売。
職人向けにお金の使い方についてのワークショップも開催しています。
フェアトレードな取引を通じて、職人たちの自立支援と刺繍技術の継承に貢献しています。
HP:https://itobanashi.com/
株式会社Asante
株式会社Asanteは、ケニアのバラ、生花を加工したジュエリーの販売、フラワーアレンジメント教室の運営などを行う会社です。
寒暖差の激しい土地で強く、大きく、色鮮やかで繊細な高品質のバラが育てられています。
開発途上国では特に立場の弱い生産者が不当な値段で商品を買い叩かれるケースがありますが、株式会社Asanteのバラはフェアトレードの商品です。
HP:https://afrikarose.com/company/
株式会社ワクワーク・イングリッシュ
株式会社ワクワーク・イングリッシュは、オンラインでもマンツーマン英会話レッスンを提供する企業です。
フィリピンのNGOや孤児院と連携し、現地で生活に苦しむ人々をサポートしています。
具体的には、孤児院から支援を受ける大学生を講師としてトレーニングし、ジュニア向けの英会話授業を担当させることで、生活をサポート。
これにより、大学生が孤児院からのサポートから離れるのに伴い、孤児院が貧困に苦しむ子どもを新たに受けれられるようになるという流れを構築しています。
HP:http://wwenglish.jp/corp.html
株式会社ワクワーク・イングリッシュの事業内容や創業理由を詳しく見る
株式会社ユーグレナ
株式会社ユーグレナは、2005年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養技術の確立に成功しました。
ユーグレナなどを活用した機能性食品や化粧品等の開発・販売のほか、バイオ燃料の生産に向けた研究などを行っています。
また、2014年より行っている、バングラデシュの子どもたちに豊富な栄養素を持つユーグレナクッキーを届ける「ユーグレナGENKIプログラム」の対象商品を、2019年4月より化粧品を含む全グループ商品に拡大しました。
「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」をユーグレナ・フィロソフィーと定義し、事業を展開しています。
【株式会社ユーグレナ 】人が成長し続けられる社会を軸にした就活とは~喜多倫久~
株式会社マザーハウス
株式会社マザーハウスは、2006年にバングラデシュで設立されました。
「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という理念のもと、途上国にある素材や職人の可能性に光を当てたモノ作りを行う企業です。
現在の生産国はバングラデシュ、ネパール、インドネシア、スリランカ、インド、ミャンマーの計6か国。
各国の素材や文化を活かした付加価値の高いものづくりを続けています。
【株式会社マザーハウス 内定者】新卒で国際協力を仕事にするためには○○が大切~稲葉汐美~
HP:https://www.mother-house.jp/
最後に
今回の記事では、就職・転職におすすめの途上国支援に取り組む企業を10社紹介しました。
この記事で取り上げられなかった途上国支援の問題に取り組む企業はたくさんあります。
ほかの途上国支援に取り組む企業を知りたい方は、社会課題に取り組む企業のデータベース「ココキャリア」をご覧ください。
また、ココカラアースでは、社会課題に取り組む方々のインタビュー記事を掲載しています。
この機会にぜひご覧ください。
※企業の選定基準について
企業の選定基準については、「事業内容」「企業風土」「創業理由」の3つを軸に、COCOCOLOREARTH独自の基準によって企業を評価・掲載しています。
基準の中には、企業のミッション・ビジョンや第三社機関による認証、IR/サスティナビリティレポートの内容、直接のインタビューなどが含まれます。
この記事の監修者
吉田宏輝
COCOCOLOREARTH代表、社会活動家。
COCOCOLOREARTHでは、社会課題解決を軸にした就職・転職活動を支援するインタビューメディアの代表として、100人以上の社会活動家にインタビュー、記事執筆やイベント登壇などを行う。