今回は、株式会社SAKURUGで、D&Iを推進する採用マッチングプラットフォーム「Sangoport」を立ち上げた森田さんにインタビュー!

1年目の終わりから新規事業に携わり、2021年にサービスをリリースした背景やD&Iに対する思いを伺いました。

若いうちから事業を作りたい方、D&Iに関心のある方必見です!

ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)とは?5つの分類や4つのメリットを解説

プロフィール

森田 裕矢
愛知県名古屋市出身
19卒で株式会社SAKURUGに新卒入社。
1年目の始めは、営業と新卒採用兼務。
1年目の終わりから新規事業立ち上げをスタート。
2021年10月28日 Sangoportリリース。
現在は事業担当として、セールス、マーケティング、事業戦略に従事。

日本社会のD&Iを促進する

ーーーまず初めに自己紹介をお願いします。

2019年、新卒で株式会社SAKURUGに入社しました。

弊社は、「ひとの可能性を開花させる企業であり続ける」というビジョンのもとクリエイティブテクノロジー事業とリクルーティングエージェンシー事業を行っています。

1年目の終わりから新規事業に携わり、2021年の10月にD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)を推進する採用マッチングプラットフォーム「Sangoport」をリリースしました。

この事業を通して、性別や年齢、国籍などの境遇に関係なく自分に合った仕事を探すサポートをして、日本社会のD&Iを進めています。

ーーーそもそもD&Iとはなんですか?

D&Iとは、ダイバーシティ&インクルージョンの略称で、多様性を認識するだけではなく、一人ひとりが受け入れ、尊重することによって個人の力が発揮できる環境を整備したり、働きかけたりしていく、という考え方です。

そのため、Sangoportを通してD&Iが広まる環境づくりをしています。


Sangoport立ち上げの背景

ーーー社会課題に関心を持った原体験やきっかけを教えてください。

途上国に行ったことが1つのきっかけですね。

学生時代は、アジアやオセアニア、ヨーロッパなど世界中を旅していました。

実際に行ってみて、自分たちがどれだけ恵まれているのかを痛感しました。

また、旅を通して社会の課題に触れ、ビジネスを通して解決したいと思い始めたきっかけです。

ーーーそのなかでD&Iに関心を持った経験などはありますか?

D&Iについて考えるきっかけとなったのは、母の転職活動です。

祖父が仕出し屋を営んでおり、母親や親戚はそこで働いていました。

しかし、その店を閉めるとなった時に、母親は新しい仕事を探さなくてはならなかったです。

母親は既に40歳を過ぎており、何のキャリアもない状態での仕事探しにとても苦労していました。

このような状況に立ち会ったことで、D&Iの必要性を痛感しました。

ーーーこのような背景からSangoportを立ち上げられたのですか?

そうですね。

入社前からビジネスを通して社会課題を解決したいと代表に伝えていて、日々ビジネスプランを考えていました。

色々なプランを考える中でも、原体験があるD&Iに取り組みたいと思い、新規事業立案のチャンスをいただきました。

ーーー立ち上げにあたって一番の苦労はなんでしたか?

D&Iを導入するハードルの高さです。

SDGsと似ていて、説明をすると必要性はわかっていただけるのですが、導入するハードルがとても高いです。

そのため、Sangoportとは別にある弊社のD&I推進室と共同で、D&Iの研修プログラムを行い、導入支援も行っています。


社会課題解決を軸に置いた就活