D&Iを社内でも推進するSAKURUG

ーーー「ひとの可能性を開花させる企業であり続ける」というビジョンに対して、社内にはどのような人が多いですか?

ビジョンの範囲が広いため、私のようにD&Iに取り組んでいきたいという方や、まだどんな課題に取り組みたいかわからないけど、社会課題の解決に取り組みたいと考えているメンバーもいます。

また、SAKURUGは、ITの開発やコンサルティングなどがメイン事業です。

2030年には、IT人材が約80万人不足すると言われており、ITシステムやサービスの進展が遅くなる可能性があり、それを改善するサポートをしています。

そのため、IT業界に興味を持って入社したメンバーも多く働いています。

ーーー会社の雰囲気として社会課題の解決にどれくらい比重を置いていますか?

かなり高いと思います。

理由としては、代表が全社総会で『社会貢献』と『給与にこだわる』と表明するほどの思いを持っているからです。

実際に、利益追求だけにより過ぎない事業の運営や社会で活躍している団体への支援をしています。

他には、社内でもD&Iに力を入れて取り組んでいます。

ーーーD&Iについてはどのような取り組みを行っていますか?

冒頭で少しお話したD&I推進室が、社外だけでなく社内のD&I推進も行っています。

取り組みとしては、半年に一度ある社内総会でD&Iについてのコンテンツが2時間もあったり、社内チャットで日々D&Iについての情報発信がされています。

また、毎年社内で1つスローガンを掲げるのですが、今年のテーマが「Top of mind in D&I」で、特に今年は全社的にD&Iに力を入れていますね。


D&Iを推進して、様々な方が活躍できる世の中へ

ーーーどんな思いをもって働かれていますか?

D&Iな世の中を目指して、日々働いています。

毎日のように求職者の方とお話をする中で、D&Iの必要性をとても感じます。

例えば、子育ての経験は、キャリアで見ると空いてしまっているが、人生経験で考えるととても貴重な経験をしているはずです。

しかし、現状は、大きなブランクとして望むようなキャリアがなかなか歩めません。

なので、D&Iを推進して、様々な方が活躍できる世の中にしていきたいです。

ーーー今後のビジョンがあれば教えてください。

まずは、Sangoportを通して日本だけでなく、世界で性別、年齢、出身地などの境遇に関係なく、自分に合った仕事を探せるような社会を目指しています。

中長期的には、日本だけではなく、世界中の優秀な方と様々な社会課題を解決していきたいですね。

人類は、進化の中で地球に大きなマイナスを生み出してしまいました。

これからは、そのマイナスを埋めながら発展していく段階だと思うので、そこに貢献していきたいです。

ーーー最後に社会貢献を軸に就活をする学生へ応援メッセージをお願いします。

熱量持って、取り組み続けてください。

社会に出て思うのは、夢や目標を掲げてもそれを忘れてしまうひとも多く、行動し続けられる人は少ないということです。

想いを忘れず進むこと。

そのためには、日々社会課題に触れる機会やインプットする機会を主体的に作ることが大切です。

加えて、自分の意見が偏っていないかを俯瞰することも忘れないようにしてください。