点が線になる〜専門性の身につけ方〜#2〜 東京スター銀行CSR推進 牛堂 望美さん

民間企業
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今回インタビューしたのは、東京スター銀行のCSR推進担当としてご活躍されている牛堂 望美さん。

第二弾では、学生時代や就職活動時のお話、転職、必要なスキルなどに迫ります。

CSRに携わるまでの経緯を知りたい方、自分の専門性や強みが分からず悩んでいる方、必見です!!

 

名古屋大学教育学部 心理社会行動コース卒業。
名古屋大学大学院国際開発研究科 修士課程卒業。
新卒で人材育成事業のベンチャー企業に入社。
その後2011年より国際NGOである公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンを経て、2015年に株式会社東京スター銀行に入行。
入行以来、CSR推進を担当。

 

学生時代

ーーー学生時代はどのようなことをされていましたか

あまり長く続かないタイプですが、さまざまなボランティアやアルバイトをしていました。

児童養護施設訪問や中学生への学習支援、海外インターンなどですね。

趣味代わりとして、留学生への支援もしていました。

 

ーーーどのようなキャリアを考えていましたか

あまり明確に考えていませんでした(笑)。

今はココカラアースのように、キャリアを知ることができるメディアがあるので羨ましいですね。

就職活動の際に、やはり社会貢献をしたいと思ったのがきっかけで、インドのワークキャンプに行きました。

それが、また社会貢献の活動を始める機会になりましたね。

 

就職活動〜転職

ーーー新卒で人材系の会社に行かれていますが、どのような経緯でそこを選ばれたのですか

私たちの時代は今よりもNPOの新卒がすごく少なかったので、多くの人はまず、民間企業に就職して、その後社会貢献の分野に行くというのが普通の感覚でした。

 

そこで、比較的関心があったコンサル、教育、人材、人事系を中心にたくさんの企業を受けました。

その中で最後に受けた会社が一番ピンときましたね。

社長、副社長と話して、「あぁ、ここだ」という感じでした。

 

ーーーその後、セーブ・ザ・チルドレンに転職されていますが、何年くらい働いて転職しようという考えはありましたか

5年くらい働いて起業しようかな、そのうちNPOに行くのかなとはぼんやり考えていました。

ただ、 具体的にキャリアを描いていたというよりは、目の前のピンときた会社で、とにかく頑張る、成長する、貢献する気持ちの方が大きかったです。

キャリアのことを忘れるくらい目の前の仕事に没頭していましたね。

その後、セーブ・ザ・チルドレンに勤めている知り合いから、子ども支援や中間支援に興味がある私にぴったりな仕事があると教えてもらい、入ったという感じですね。

 

現職に至るまで

ーーー東京スター銀行を選ばれたきっかけはなんですか

私はCSR部門の中途採用で就職活動をしました。

前職のNGOで様々なCSR担当者と出会い、こういう働き方もあるのかと印象に残っていたからです。

 

また、自分で企画して活動を進めて、という働き方が自分に合っていたし、東京スター銀行は、「お客さまのお金の心配をなくす」というスローガンを掲げていて、子どもの貧困に関心をもっていた私には、合っていると感じました。

そして、当行での採用面接で、子どもの貧困を解決したいと話したら「やりましょう」と。

必要なスキル

ーーーCSR活動を通して必要だと感じたスキルはありますか

基本的なビジネススキルと英語ですね。

まず、企画やプロジェクトマネジメントなどの一般的なビジネススキルは、社会貢献分野でも同様に必要です。民間企業からNGOに転職した当初は不安がありましたが、働き始めたら何の問題もありませんでした。

 

次に、英語は多くの企業で必須です。

CSR担当者を採用するような企業は、グローバルな事業展開をしていることも多いので、採用要件となっている場合が多いです。

 

加えて、社会貢献分野に対する全体的な広い知識です。その中で2、3個ほどのテーマについて専門性があるといいですね。

そこに独自のスキルや専門性があるといいと思います。

例えば、貧困問題を解決するにしても、ITで貧困を解決する人、金融で貧困を解決する人など様々です。

 

私の場合は、人材育成の会社で働いていたということもあり研修やワークショップを作るのが得意です。今、貧困解決の手法として自分で金融教育講座を作って講師をするなど、得意が生きていると思います。

その専門性は好きなことを選んでいくのがいいかなと感じます。

ーーー学生の場合、その専門性はどのように身につければ良いですか

一番自分がピンときたものをやればいいと思います。

また、会社に入ってからでも良いです。

最近、学生さんと話していると、将来から逆算してどのようなスキルが身につくのか考える戦略的な方が多いですね。

私の場合は、役に立つと思って学んだことが役に立っているよりは、 あとから振り返ると点が線になっていたことの方が多いかなと思います。

 

「あ、やりたい」と思ったものだと、没頭できるので人より頭一段抜けて身につくし、そうすることで後々活かせる気がしています。「役に立ちそう」と打算で取り組んだものもたくさんありますが、結局中途半端にやめてしまったものが多いです。

社会貢献に役に立つか分からないけれど、やりたいことで良いと思いますね。

あくまでも私の持論ですが(笑)。

 

ーーー次回予告

2度の転職を経て、現職に勤められている牛堂さん。

次回は新卒でCSRや社会貢献に関わる方法に迫ります。

新卒でCSRに携わりたいという方、必見です!!

 

ライタープロフィール
石井 瑠璃子(いしい るりこ)
「エンタメ×社会問題」を広めていきたい。自殺予防やケアに興味あり。
将来は韓国をフィールドに、自殺問題についての卒論を書く予定。

 

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