今回インタビューさせていただいたのは株式会社ネットプロテクションズに勤める賀来知宏さんです。
海外で多くの社会課題に触れた経験がある賀来さんがネットプロテクションズに入社した理由とは?
また、働く上での思いや将来のビジョンなどについてもお聞きしました。
兵庫県出身 関西学院大学卒
大学4年間を通して、発展途上国支援・アメリカ長期留学等を経験。
株式会社ネットプロテクションズに20卒として入社。
現在はBtoCセールスグループとビジネスデベロップメントに所属。
現在のお仕事について
ーーー自己紹介をお願いします。
賀来知宏と申します。
2020年4月に株式会社ネットプロテクションズ(以下NP)に新卒で入社しました。
NPは2002年より、日本で初めて未回収リスク保証型の後払い決済サービス「NP後払い」の提供を開始し、現在ではtoC, toB合わせて6つの後払い決済サービスを展開しています。
また、組織風土としては事業の成長と社員の幸福を両立するティール組織を目指しています。
ティール組織実現のために、管理職を撤廃するようなユニークな人事制度や評価制度を採用しています。
ーーーありがとうございます。現在はどんな仕事をされていますか?
主な仕事内容は3つです。
1つ目は、弊社のBtoCサービスのコンサルティング営業です。
後払い決済サービスを利用したいお客様に対し、導入・運用の支援から導入後のフォローまでしています。
2つ目は、事業開発や新規のアライアンス営業です。
NPのパートナーになる企業を探し、業務提携することで新しい価値を生み出そうとしています。
3つ目は、JリーグのプロサッカークラブであるFC今治とのパートナーシップ活動です。
NPとFC今治は2020年からパートナーシップ契約を締結しています。幅広い活動を行い、
新しい付加価値を生み出すため、自ら手を挙げて関わりました。
現在は、NPが1日メインスポンサーとなってスタジアムでのイベントを企画したり、パートナー企業同士の交流や、今治でのワーケーション・人材交流・研修の実施等を企画しています。
様々な社会課題に触れた海外での経験
ーーー社会課題に関心を持ったきっかけは何ですか?
海外留学で人種問題やLGBTQに触れたことがきっかけです。
私自身、留学の際に人種差別を受けたことがありました。
それまでも人種問題に関しては知っていましたが、実際に当事者として感じた経験は初めてだったので、とても印象に残っています。
また、LGBTQに関する考えは日本と海外で大きく違うことを感じました。
海外ではLGBTQの方々に対する偏見はなく、あくまでその人の一部であるという考えを持っていることを実感し、その価値観の違いに衝撃を受けました。
ーーー海外留学以外ではどんな活動をしましたか?
フィリピンやカンボジアの小学校に対して、教育支援や物資の支援を行いました。
その経験では、自分がどれだけ恵まれた環境にいたかを実感しました。
携帯電話を持っていることや電車が通っていることなど今まで当たり前だと思っていたことが、現地では当たり前ではありません。
また、現地では先生の人員不足・教材が十分に足りていないことから、途上国の子どもたちが十分に教育を受けられていない状況もありました。
私自身は十分に教育を受けることができたから、自分の可能性を見つけて、留学に繋がったと思います。
しかし、途上国では子どもたちの可能性を広げることが難しい現状に衝撃を受けました。
ーーー学生時代の経験が就活にどんな影響を与えましたか?
直接的な影響はなかったですが、経験を通して価値観は変わったと思います。
『当たり前だと思うことでも、実は当たり前ではない』やNPが目指す『つぎのアタリマエをつくる』という考えを持つようになりました。
学生時代の経験が重なって、生まれた価値観が就活にも繋がっています。
何をするのかよりも『誰と何をするのか』
この記事の監修者
吉田宏輝
COCOCOLOREARTH代表、社会活動家。
COCOCOLOREARTHでは、社会課題解決を軸にした就職・転職活動を支援するインタビューメディアの代表として、100人以上の社会活動家にインタビュー、記事執筆やイベント登壇などを行う。