何をするのかよりも『誰と何をするのか』

ーーー就活で大切にしていた軸はありますか?

2つの軸を大切にしていました。

1つは環境です。

チャレンジできる環境とストレッチゾーンになる環境があることを軸にしていました。

自分にしか生み出せない価値を生み出すことが好きなので、その領域にチャレンジしたいと思っていました。

そしてもう1つの軸は、一緒に働く人です。

何をするのかではなく、誰と何をするのかということを重視していました。

ーーー『何をするのか』ではなく、『誰と何をするのか』を重視するようになった背景は何ですか?

アメリカへの海外留学がきっかけです。

就活の時、自分は何をしたいのか分かりませんでした。

色々な社会課題に触れていたものの、解決したい課題を1つに決めきれなかったです。

そんな状態のまま就職して良いのか悩んでいた時に自分を改めて見つめなおしゼロから考えるため、留学を決意しました。

留学先のアメリカでは、林業の仕事をしていました。

今までやったことのない林業でしたが、そこで出会った人々と過ごすことはとても楽しかったです。

その時、何をするのかよりも『誰と何をするのか』『誰と一緒にいたいのか』の方が私自身にとっては大事なのだと気付きました。

留学前までは何をしたいか分からず、悩みましたが、それでも自分は大丈夫だ。

どの環境で生きるのかはで自分の幸福度を決める大きな要素だと思いました。

その経験が就活軸にも繋がっています。

ーーー就活の軸とNPが一致している点について教えてください。

なによりチャレンジできる環境があります

私の仕事の1つであるFC今治とのパートナーシップ活動は、NPとして取り組む初のスポーツチームへのスポンサー活動でした。

それを新卒1年目から任せていただきました。

1年目だから何もできないというレッテルを貼られることはなく、その人の能力値ややりたいことを尊重してチャレンジできる機会を提供してもらえます。

何でもチャレンジさせてもらえる訳ではないですが、チャレンジしたいことに対する思いとロジックがあれば、応援してもらえます。

それはまさしく私が求めていた環境でした。

また、選考を通して自分がありのままで働けると感じました。

面接では、自分の将来のキャリアやWILLを赤裸々に話したのですが、それについての理解もしてくれて、人としての魅力を評価されているとわかりました。

NPという組織に自分が合わせにいかなくても、ありのままの姿で自分の価値を発揮できると思いました。


新しい価値を創出したい