ジェンダーに関する取り組みを広告・PRしたい!
しかし、どのような方法があるのかわからない、、、
このようなお悩みにお答えするために事例や広告することのメリット・デメリットをお伝えします。
※【企業様向け】ジェンダーへの取り組みをPRしませんか?
目次
ジェンダーに取り組む企業の広告・PR事例
株式会社資生堂
株式会社資生堂は、化粧品の製造・販売を主な事業とする企業です。
社員の7割が女性ということもあり、ジェンダーフリー委員会を設置するなど積極的にジェンダーフリーの取り組みを行っています。
2017年には、日本企業初のUNWomen(ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関)と契約を結び、啓発活動等の支援を行っています。
ユニリーバ・ジャパン
ユニリーバ・ジャパンでは、同性パートナーを持つ社員に対して、結婚休暇や結婚祝い金などの制度が適応されています。
また、企業の行動原則では、性自認や性的指向の差別禁止を明記しています。
その他にも、LGBTQ支援への協賛や出展を積極的に行っています。
ジェンダーに関する取り組みを広告・PRする4つのメリット
イノベーションが生まれやすい
多様な価値観を持つ人材が集まることで、イノベーションが生まれやすい環境となります。
女性ならではの視点や海外の文化、障がいのある方の抱える不便などから、新たな課題やアイディアが生まれるでしょう。
離職率の低下
社会課題への取り組みをPRすることは、離職率の低下にもつながります。
会社に誇りを持ち社会に貢献している実感をより得られるため、退職したいと考える人も減るでしょう。
企業のイメージアップ
ジェンダーへの取り組みが促進された企業は、企業イメージもよくなるでしょう。
社内の取り組みを社外にPRすることでイメージアップになります。
ステークホルダーとの関係の強化
株主や従業員との関係の強化も期待できます。
世界のESG投資の割合が35%を超えており、この数字は年々上昇していくことが考えられています。
株主の視点に立ってもヘルスケアに取り組むメリットは大きいです。
また、近年では、企業の社会貢献性を就活や転職の軸に置く求職者が増えており、採用への影響も避けられないでしょう。
ジェンダーへの取り組みを広告・PRするときのデメリットとリスク
ジェンダーへの取り組みを広告する上では、リスクにも注意が必要です。
SDGsウォッシュのようにならないように気をつけましょう。
SDGsウォッシュとは、実態以上にSDGsに取り組んでいると見せかけることです。
ウォッシュを疑われてしまうと、社会問題への取り組みを全く行っていない企業よりも評価が下がってしまう可能性が高いです。
具体的には、不買運動や取引の打ち切りなどが起こりうります。
さらに、世界のESG投資の割合が35%を超えているため、株価の暴落も可能性としては考えられます。
≫SDGsウォッシュとは?事例や影響、就活生が見ているポイントを解説
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【企業様向け】ジェンダーへの取り組みを広告・PRしませんか?
この記事の監修者
吉田宏輝
COCOCOLOREARTH代表、社会活動家。
COCOCOLOREARTHでは、社会課題解決を軸にした就職・転職活動を支援するインタビューメディアの代表として、100人以上の社会活動家にインタビュー、記事執筆やイベント登壇などを行う。