この記事のまとめ
京都府は令和5年度〜令和8年度の「京都府総合計画」を地方版総合戦略として位置づけ、移住支援・伝統産業振興・企業版ふるさと納税を活用した「あたたかい京都づくり」などを通じて地方創生に取り組んでいる。
京都府と聞くと、観光地としてのイメージを思い浮かべる人が多いかもしれません。
しかし京都府も、ほかの地域と同様に人口減少や東京圏への人口集中といった地方創生の課題を抱えています。
この記事では、京都府が取り組む地方創生の具体策や、私たち一人ひとりにできることを紹介します。
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地方創生とは
地方創生とは、少子高齢化の進展に的確に対応し、人口の減少に歯止めをかけるとともに、東京圏への人口の過度の集中を是正し、それぞれの地域で住みよい環境を確保して、将来にわたって活力ある日本社会を維持していくことを目指すものです。
≫地方創生とは?問題となっている11種類の課題や企業の事例を分かりやすく解説
京都府の地方創生の現状
京都府では平成27年10月に「京都府地域創生戦略」を策定し、令和2年3月に改定しました。
その後、令和4年12月の京都府総合計画の改定を機に、総合計画を地域創生戦略としても位置づけることとし、両者を一体化しています。
現在の京都府総合計画(令和5年度〜令和8年度)が、国の枠組みにおける「地方版総合戦略」として位置づけられています。
京都府の地方創生に対する取り組み
京都府の地方創生に対する取り組みを紹介します。
移住するなら京都プロジェクト
京都府は平成28年度に都道府県唯一の移住促進条例を制定し、移住者と一緒に地域を元気にする取り組みを開始しました。
総合案内人の京都移住コンシェルジュを配置し、市町村と連携した移住相談・住まい確保・就職支援などの取り組みです。
移住を考えている方、週末や夏・冬などの季節にあわせて別の土地へ行ってみたい方などの相談に乗っています。
伝統産業や先端技術の産業振興
京都は伝統産業から様々な先端産業を生み出してきた地ですが、今もさまざまな研究開発が進められています。
京都府の伝統産業や先端技術など雇用や所得の拡大を目指し、環境やエネルギーなどの分野ではイノベーションを推進中です。
京都は芸術・伝統・食など世界を魅了する伝統産業をはじめ、いくつもの先端産業の集積を形成しています。
参考:京都府の産業支援について
企業版ふるさと納税を活用した「あたたかい京都づくり」
京都府は、企業と地方公共団体が協力して行う地方創生の取り組みを後押しする「地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)」を活用し、「安心」「温もり」「ゆめ実現」の3つの視点に基づく「あたたかい京都づくり」を進めています。
企業からの寄付を財源に、府内の地域課題解決に向けた施策を幅広く展開している点が特徴です。
京都府の地方創生に関わる仕事・キャリア
京都府の地方創生というテーマは、移住相談やまちづくり支援、地域おこし協力隊としての活動など、様々な仕事を通じて関わることができます。
京都移住コンシェルジュのような移住支援の担い手や、地域資源を活かした事業の企画・運営に関わる仕事など、地方創生への関わり方は多岐にわたります。
≫地方創生・まちづくりに携わる仕事がしたい!就活・転職に役立つ業界・業種を解説
≫地域おこし協力隊とは?制度の仕組み・活動内容・任期後のキャリアを解説
≫社会課題解決を仕事にする10職種まとめ|自分のスキルで課題に関わるキャリアの選び方
京都府の地方創生に取り組む企業
地方創生や自治体支援、まちづくりに取り組む企業は全国に数多くあります。
≫自治体支援に取り組む企業10選!就職・転職におすすめの大手企業からベンチャー
≫地域企業支援に取り組む企業10選!就職・転職におすすめの大手企業からベンチャー
京都府の地方創生に取り組むためにできること
京都府の地方創生に取り組むためにできることを紹介します。
移住や二拠点生活を検討する
「移住するなら京都プロジェクト」では、移住を考えている方だけでなく、週末や季節ごとに別の土地で過ごしてみたい方の相談にも対応しています。
まずは相談窓口に問い合わせてみることから始められます。
伝統産業の商品を選ぶ
京都の伝統産業や地場産品を意識的に選んで購入することは、地域の産業を支えることにつながります。
旅行の際にお土産として選ぶだけでも、京都の産業振興への貢献になります。
観光をする
地方の魅力を直接体験するために観光をすることは、地域経済への直接的な貢献となります。
休暇や週末に京都府を訪れることで、地元のビジネスに収入をもたらし、経済的な活性化を促進します。
まとめ
京都府の地方創生は、移住支援や伝統産業の振興、企業版ふるさと納税を活用した施策など、多方面から進められています。
観光や伝統産業の商品を選ぶといった身近な行動からでも、京都府の地方創生に貢献することができます。
まずは、あなたができることから取り組んでみてください。
よくある質問(FAQ)
Q. 京都府の地方創生の取り組みにはどのようなものがありますか?
A. 移住促進条例に基づく「移住するなら京都プロジェクト」、伝統産業や先端技術の産業振興、企業版ふるさと納税を活用した「あたたかい京都づくり」などが挙げられます。
Q. 京都府の地方創生戦略はどのように位置づけられていますか?
A. 令和4年12月の京都府総合計画の改定を機に、総合計画を地域創生戦略としても位置づけ、一体化しています。現在の京都府総合計画(令和5年度〜令和8年度)が地方版総合戦略として機能しています。
Q. 京都府への移住を検討する際はどこに相談できますか?
A. 「移住するなら京都プロジェクト」では、京都移住コンシェルジュが総合案内人として、市町村と連携した移住相談・住まい確保・就職支援などに対応しています。
Q. 京都府の地方創生のために個人ができることは何ですか?
A. 移住や二拠点生活を検討する、伝統産業の商品を選ぶ、観光をするといった行動が挙げられます。
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この記事の監修者
吉田宏輝
COCOCOLOREARTH代表、社会活動家。
COCOCOLOREARTHでは、社会課題解決を軸にした就職・転職活動を支援するインタビューメディアの代表として、100人以上の社会活動家にインタビュー、記事執筆やイベント登壇などを行う。
