※本記事は、レオス・キャピタルワークス株式会社様のプロモーションが含まれています。

今回は、25歳の若さで「ひふみクロスオーバーpro」のファンドマネージャーに抜擢された松本 凌佳さんにインタビューしました。

「ひふみクロスオーバーpro」は、未上場企業・上場企業の境界を越えて投資する投資信託で、さまざまなに投資をしています。

松本さんのファンドマネージャーとしての想いや「ひふみクロスオーバーpro」の魅力に迫ります!

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ひふみクロスオーバーproとは?

ーーー本日はよろしくお願いいたします。まずは自己紹介をお願いします。

松本 凌佳と申します。

「ひふみクロスオーバーpro」のファンドマネージャーを務めています。

東京大学を卒業後、2022年に新卒でレオス・キャピタルワークスに入社しました。

入社後は株式戦略部でアナリストとして企業調査に従事し、3年目よりファンドマネージャーとして運用に携わっています。

現在は、当社代表の藤野と2人3脚で「ひふみクロスオーバーpro」を運用しております。

ーーー続いて「ひふみクロスオーバーpro」について教えてください。

「ひふみクロスオーバーpro」は、未上場企業・上場企業の境界を超えて投資する投資信託です。

2024年2月に日本で投資信託への未上場株の組み入れが認可され、当社がいち早く世に出した商品です。

これまで一般の投資家にとってハードルの高かった未上場企業への投資を可能にした投資信託です。

日経トレンディ「2025年ヒット予測」において、「非上場株投信」として「ひふみクロスオーバーpro」が27位にランクインしました。

ーーー未上場企業の段階からの投資は、投資家や企業にとってどのような意義があるのでしょうか。

未上場企業には「シード」「アーリー」、そしてひふみクロスオーバーproが投資するIPO(新規上場)直前の「レイター」という成長ステージがあります。

クロスオーバー投資が浸透しているアメリカではレイターステージへの投資が約60%なのに対し、日本では15%ほどです。

その理由として、日本のVCは規約上、投資期間が定められていることが多く、資金回収のためIPO後一定期間内に保有株式を売却してしまうケースが大半であることが挙げられます。

そのため、IPO後の株価形成にマイナスの影響を与えるケースも少なくありません。

ひふみクロスオーバーproは、成長が期待される未上場企業を応援するため、投資した未上場企業がIPOした後も原則株式保有を継続します。

IPO後も投資を継続することは、その企業のさらなる成長をサポートすることができ、ファンドのリターンにもつながると考えています。

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どんな企業に投資している?

ーーひふみクロスオーバーproでは、具体的にどのような未上場企業に投資していますか?

現在、投資している2社をご紹介します。

1社目は、五常・アンド・カンパニー株式会社です。

カンボジアやインドなどの途上国で、マイクロファイナンス(中小零細事業向けの小口融資)を通じて現地の人々に金融サービスを提供し、経済的自立を支援している企業です。

公式サイト:https://gojo.co/landing-page-jp

2社目は、株式会社IDOM CaaS Technologyです。

「マイ・カーライフを、すべての人に。」というビジョンのもと、AIを用いた残価計算と独自の与信システムで新しい自動車の所有の形を実現している企業です。

日本では、自動車ローンの通過率低下により希望する車を購入できない人が増えていますが、株式会社IDOM CaaS Technologyは独自の与信審査でこれを解決し、「ノレル(NOREL)」や「ノレルGO」というサービスを通じて新しいカーライフを実現しています。

公式サイト:https://idomcaastechnology.co.jp/

ーーー投資対象となる企業の選定はどのように行っていますか?

弊社の投資基準は、経営理念に深く根ざしています。

弊社の経営理念は、「資本市場を通じて社会に貢献します」です。

これに基づき、投資を単なる金融活動ではなく、「企業への応援」と捉えています。

私たちが目指しているのは、投資を通じて企業が成長し、良い商品やサービスを生み出し、それを多くの人々が享受することで、社会全体がよりゆたかになっていく「ゆたかさの循環」を生み出すことです。

この経営理念に照らして、社会的意義のある事業を展開し、成長性のある企業を厳選して投資しています。

実際に現地へ足を運び経営者や従業員の皆様と対話し、自らサービスに触れる。そうして集めた膨大な定性情報や定量情報の分析を経て投資するかどうかを最終的に判断します。

また、「ひふみクロスオーバーpro」では、社内の組織にも注目しています。

ーーー組織のどのような点に注目をされているのでしょうか?

どのような人が働いているのかに注目します。

取材をしていると、日本のトップレベルの経営者を集めたドリームチームがあったとしても「目の前の経営チームのパフォーマンスにはかなわないのではないか」と思わせてもらえるような瞬間があります。

そんな1+1が3以上の成果を生むような組織連携ができている企業には、ぜひ投資したいと考えています。

上場企業への投資では主に取締役やIR担当者へのヒアリングを行いますが、未上場企業の場合、より中長期的な成長が求められるという観点から経営陣だけでなく、事業責任者や現場のメンバーなど、多くの方々へのヒアリングを行っています。

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「死の谷」の解消を目指す

ーーー「ひふみクロスオーバーpro」では、どのような社会課題に取り組んでいますか?

「ひふみクロスオーバーpro」は、企業が成長過程で直面しやすい「死の谷」という課題の解消に取り組んでいます。

通常、ベンチャーキャピタルやエンジェル投資家は、企業の上場前に支援を行いますが、上場後には株式を売却することが多くあります。

その結果、企業が十分な資金を確保できず、成長が停滞してしまう「死の谷」に陥るケースが少なくありません。

私たちは、こうした課題を克服するため、上場後も株主として関与し続け、実力のある企業の更なる成長を支援し

未上場株に投資する魅力に迫る!

ーーーひふみクロスオーバーproに投資する魅力を教えてください。

未上場株ならではの詳細な情報を共有できる点が魅力です。

未上場株の調査では企業の深い部分まで踏み込んでいるので、その企業の魅力をたくさん知ることができますし、自分ごととして語ることもできます。

また、未上場株は、私たちが評価した良い点を率直に伝えることができます。

新たに未上場株へ投資するたびに、「ファンドレター」という形で投資先の魅力を発信しています。

また、未上場株への投資は、お客様からお預かりした資金が直接企業様に届くため、より手触り感のある投資を楽しんで頂けると考えております。

【過去のファンドレター】
株式会社IDOM CaaS Technologyのファンレター
五常・アンド・カンパニー株式会社のファンレター

ーーーリターンの面ではどんなメリットがありますか? 

未上場企業への投資は特有のリスクがありますが、上場時上場後を含めて、より大きなリターンを期待して投資をすることが一般的です。

私たちのように、未上場段階から調査を行い、投資をして持ち続けることによって、そのような企業の成長をまるっとリターンとして享受できると考えています。

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きっかけは藤野さんとの出会い

ーーー松本さんがに関心を持った原体験やきっかけを教えてください。

高校の時に叩き込まれた精神が「世のため人のため」というものでした。

困った時、悩んだ時に、この精神を思い起こすようになりました。

また、高校の同級生は、官僚や世界的なNGOに勤めるような人が多く、私自身も自然とどうすれば世の中の人々が自分らしく幸せに生きることができるか関心を持つようになりました。

ーーー投資に関心を持ったきっかけについても教えてください。

昔から数学やデータが好きだったこともあり、大学時代に投資に興味を持ちました。

そして、投資についてより深く学ぶため、大学の投資サークルに入りました。

そのサークルでは毎年、投資アイデアの発表会を開催しており、ある年の審査員として弊社代表の藤野が来ていました。

ーーーそこが松本さんとレオスとの出会いだったんですね。

その発表会で藤野が学生にフィードバックをする場面があったのですが、とても丁寧、かつ驚くような切り口の内容だったため、それから藤野自身に関心を持つようになりました。

後日、藤野の著書『スリッパの法則』を読み、細かい違和感を見逃さず、企業価値を的確に判断するファンドマネージャーとしての姿勢に感銘を受け、「ぜひ一緒にお仕事をしたい」と思うようになりました。

これからのビジョンとメッセージ

ーーー貴社でこれから実現したいと考えていることを教えていただけますか?

まずは運用担当者として、「ひふみクロスオーバーpro」という商品でしっかりリターンを出すことです。

そして、日本にクロスオーバー投資をもっと広げてきたいと思います。

上場基準が厳しくなり、上場企業には上場直後から優れた経営が求められています。

いわゆる「上場ゴール」と呼ばれる、上場後に成長が止まってしまう問題の責任の一端は

私たち上場株投資家にもあると思っています。

素晴らしい上場企業の情報をたくさん持っている上場株投資家として、成長を期待できる未上場企業に太鼓判を押すだけでなく、より優れた上場企業になれるよう、後押ししていきたいです。

このようなクロスオーバーの取り組みが上場株投資家の間で一般的になり、素晴らしい上場

企業がどんどん増え、日本の人々がそういった企業で働く。そして自分と社会の幸福を追求できる、そんな未来につなげられればと思っています。

ーーー最後に読者へメッセージをお願いします。

近年、インデックスファンドが注目を集めていますが、私たちは「顔の見える運用」を大切にしたアクティブファンドを提供しています。

お客様に安心して投資をして頂けるよう運用担当者が直接お客様に具体的かつ丁寧に情報を発信しながら、責任を持って運用を行っているのが私たちの特徴です。

運用成績をしっかりと追求するのはもちろんのこと、私たちが採用している投資戦略にも自信を持っています。読者の皆さまにも、こうしたアクティブファンドの魅力を直接体感していただければと思います。

これからも全力でファンド運用に取り組み、高いリターンと新たな価値をお届けできるよう邁進してまいります。

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