今回は、株式会社Looopで働く伊藤 大悟さんにインタビュー。

伊藤さんは、学生時代に様々なボランティア活動への取り組みを経て、再生可能エネルギー事業を行うLooopに入社しました。

再エネ関連に軸を絞った就活体験や、働く中で身につくスキルなどを伺っています。

ボランティア経験を仕事につなげたい人、再エネを軸に就職をしたい人は必見です!

プロフィール

伊藤 大悟(いとう たいご)
愛知県出身。長崎大学環境科学部を2019年3月に卒業。
同年4月に株式会社Looop(ループ)に新卒で入社。
入社後は、地域新電力事業やモバイルバッテリーのレンタルサービス等の新規事業開発を経験。
また、現在は、さいたま市美園地区にて計画するスマートシティ事業を担当。

自己紹介

ーーー早速ですが自己紹介をお願いします。

伊藤 大悟と申します。

19卒で株式会社Looopに入社し、現在はさいたま市でのスマートシティ事業を担当しています。

具体的には、まちづくりを行う中での、お客様対応や広報物の作成、カスタマーセンターの立ち上げなどを行っています。

Looopは、「エネルギーフリー社会の実現」を目指して、電力小売や再生可能エネルギー設備の開発から保守まで、一貫したサービスを提供する再生可能エネルギー関連企業です。

また、社外では、東京都の「ゼロエミ・アクション2050連携プラットフォーム事業」にて、若者アンバサダーに選出いただきました。

こちらは、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、市民に近い立場から環境問題に関する情報発信などを行っています。

参考:DO!NUTS TOKYO (donutstokyo.org)

ーーーこれまでのキャリアを教えてください。

1年目は、新規事業の企画を担当していました。

立ち上がったばかりの銚子電力(地域新電力)への業務支援をメインに、モバイルバッテリーのレンタルサービスなど、様々なプロジェクトに関わりました。

2年目は、銚子電力に半年間出向をして、戻ってきてからは、さいたま市のスマートシティ構築の事業に関わっています。


きっかけは、東日本大震災

ーーー社会課題に関心を持った原体験やきっかけを教えてください。

きっかけは、2011年3月11日の東日本大震災と、それに続く福島原子力発電所事故です。

中学2年生だった当時は、その被害の大きさと何もできないことに対して無力感を感じていた記憶にあります。

また、九州北部豪雨災害の被災地でのボランティア活動を通じて、地球温暖化によってもたらされる自然災害の被害を目の当たりにすることで、より問題を意識するようになりました。

ーーー学生時代に力を入れて取り組んだ社会的な活動はありますか?

学生時代は、様々なボランティア活動に取り組んでいました。

災害ボランティアとして、熊本地震や九州北部豪雨で被災したお宅の家財整理や土砂出し、収穫作業といった被災地支援の活動を行ってきました。

報道で見るのではなく、現場を訪れて支援をする経験は大きかったなと思います。

また、ボランティア活動の資金を集めるため、仲間と被災地の特産品を買い集めてマルシェのような形で販売していました。


自分自身で全部抱え込まない

ーーー大切にしている考えや価値観があれば教えてください。

自分自身で全部抱え込まないことですね。

ボランティア活動をしていた当時、取り組む問題が大きすぎるがあまり、自分ができることの小ささに思い悩む時期がありました。

そんな中で、まずは自分ができる範囲での活動をしようと決めた時に、心が軽くなりました。

それからは、義務感だけではなく、余裕をもって楽しさも大切することを心がけています。