「社会課題解決」を軸にしなかった就活
ーーー就活で大切にしていた軸はありますか?
「マーケティングに専門性を持っている企業」です。
インターン時代、スタディツアーの学校営業がなかなかうまくいかず結果が出ませんでした。
その時、がむしゃらに営業するだけではなく、マーケティングの力を活用する必要性を感じました。
なので、このような軸になりました。
ーーー社会課題と向き合っている企業は考えていなかったですか?
最終的には社会課題に取り組む企業に就職を決めましたが、最初はあまり考えないようにしていました。
今まで全く知らなかった業界を見たら、その業界に興味持つかもしれないと思っていたので、1度「社会課題」という軸は抜きで就活しました。
そもそも、社会課題解決と事業を両立している企業は少ないと思っていたこともあります。
ーーー実際に受けた企業と探し方を教えてください。
受けた企業は株式会社ファインドスター、株式会社LIFULL、株式会社ウィルゲート、株式会社ビズリーチ、株式会社Ridilover(インターン先)などです。
探し方は、ワンキャリアでマーケティング関連の企業のランキングを見て、興味を持ったら説明会に参加していました。
他には、matcherでOB訪問をしたり、Goodfindのエージェントを利用したりしていました。
ーーーー1番良かった探し方は何ですか?
Goodfindのエージェントですね。
面談で自分自身を深掘りしてもらい、合いそうな企業を3つほど紹介してもらい、とりあえず面接や説明会に参加しました。
そして、その企業が自分に合ったかどうかを考えて、それをもとにまた企業を紹介してもらいました。
合う企業はもちろん、合わない企業に対しても「なぜ合わなかったのか?」を考えることで自分のやりたいことが見えてくると思います。
ーーー受ける中でフューチャーリンクネットワーク以外に迷った企業やいい会社だと思った企業はありますか?
株式会社LIFULLと株式会社Ridiloverです。
株式会社LIFULLは、理念と事業内容が一致しており、不動産事業という稼ぎ頭もしっかりあることに魅力を感じました。
また、以前私は社会課題関連の新規事業立ち上げに興味がありました。そのプログラムがしっかりしていることも良いなと思いました。
リディラバでは、インターンを通して良い経験をしていたので、そこに就職する選択肢もありました。
誰もやったことのないビジネスを実現していることが魅力だと思います。
ーーーその中でもフューチャーリンクネットワークに入社を決めた理由を教えて下さい。
理由は、3つあります。
1つ目は、地域の経営者とたくさん関わることができることです。
インターンを通して地域の経営者の方々と関わる機会が多くありました。
その人たちをかっこいいと思いましたし、そのような人々を増やすことで地域を盛り上げられるのではないかと考えています。
フューチャーリンクネットワークは全国にパートナー企業がいるので、地域の経営者の方々とたくさん関われることが魅力です。
2つ目は、「利益がないと生きられない、理念がないと生きている意味がない」
という会社のスローガンを社員1人1人が認識して実行しようといると感じたことです。
このスローガンは、就活の時からずっと社長が言っている言葉です。
売上も妥協しないですし、かといって売上だけを見て社会的な価値を考えないこともありません。
会社として、どちらも両立させようとしていることに魅力を感じました。
3つ目は、働きやすい環境が整備されていることです。
労働時間は、自分で自由に決められ、残業も基本ゼロという方針です。
時間をかければ成果が出るという考えだけではなく、短い時間で成果を出すという考えが浸透しており、魅力的だと思いました。
ーーーそのような会社の内部の様子を知るためにどんなことをしていましたか?
興味のある会社であれば、人事の方に「こういう人を繋いでください!」と言って、繋いでもらいました。
フューチャーリンクネットワークに入社する前に5人の社員さんとお話しました。
そのおかげで、入社前のイメージとのギャップは少なかったです。
この記事の監修者
吉田宏輝
COCOCOLOREARTH代表、社会活動家。
COCOCOLOREARTHでは、社会課題解決を軸にした就職・転職活動を支援するインタビューメディアの代表として、100人以上の社会活動家にインタビュー、記事執筆やイベント登壇などを行う。