社会課題に悪者はいない
ーーー大切にしている考えや価値観や、その考えをもった原体験があれば教えてください。
悪者がいると考えたり、ネガティブなアプローチをしないことです。
私の社会課題の定義は、誰かが良かれとやったことや、様々な要因で決まったルールの結果として生まれた負の部分で、まだ取り組む人が少ないものだと思っています。
基本的に構造上の問題で発生していると思っているので、そこに悪者も敵も必要ありません。
課題にある背景を想像して読み取ることが大切ですね。
ーーー今の活動をしていて必要だと感じたスキルや知識を教えてください。
結果を出すことを大切にしています。
ここでの結果は、成果ではありません。
大学で実験をしていた経験から、計画をして実行した結果、どんなことになったのかを振り返ることが重要だと認識しています。
しかし、そもそもの実行がなければ結果が出ないです。
そのため、実行をして結果を出すことは常に意識をしています。
食品ロスの1%は減らす
ーーー社会課題解決における今後のビジョンやキャリアを教えてください。
より自然に持続可能な消費行動になる社会を目指して活動していきます。
今後も、より多くの食品の廃棄を減らし、まずは日本の食品ロスの1%程度は減らしたいですね。
また、食品廃棄以外にも地球温暖化を改善するためのサービスも検討していきたいと思っています。
ーーー最後に社会課題の道を志す学生へメッセージをお願いします。
社会課題が問題であるか、自分の目で確認することが大切です。
実は、社会課題が幻想の場合もあります。
問題に関心があるのであれば、調べるだけではなく、短くてもいいので取り組んでみて欲しいです。
そして、社会課題は、収益性が低いため課題となっています。
その課題を解決するには、経済の力か行政の力しかありません。
行政でない部分でやりたい場合は、経済の力は欠かせないです。
経済的視点もないがしろにせず、課題に取り組んでください。
インターン募集中!!
事業の成長に一緒に真剣に取り組んでいただく長期インターンを募集しています。
インターンと社員に権限の差はなく、メンバーの一員として食品ロスや社会の未来変革に取り組んでいただける方を求めています。
私たちの想いに共感して一緒に取り組んでいただける方はぜひご連絡ください!
この記事の監修者
吉田宏輝
COCOCOLOREARTH代表、社会活動家。
COCOCOLOREARTHでは、社会課題解決を軸にした就職・転職活動を支援するインタビューメディアの代表として、100人以上の社会活動家にインタビュー、記事執筆やイベント登壇などを行う。