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一妻多夫制とは?認める国や日本の歴史、南アフリカの事例を解説!

一妻多夫制ってどんな制度?

一妻多夫制を認める国ってあるの?

このような疑問を抱えているのではないでしょうか?

一妻多夫制は、いまでも一部の地域ではみられます。

また、性の多様性により、新たに一妻多夫制を認める国も現れ始めています。

この機会に一妻多夫制について学んでいきましょう。

一妻多夫制とは

一妻多夫制とは、1人の女性が複数の男性と結婚することです。

ポリアンドリーと呼ばれることもあり、人間だけでなく鳥類や哺乳類を見ても、少ない配偶システムと言われています。

多くの国では非合法ですが、伝統が残る一部の地域では社会的に受け入れられる場合もあります。

女性の人口比率が過度に低い場合や経済的に貧しく。1人の男性によって養うことが難しい地域で、このような制度がみられる場合が多いです。

一夫多妻制とは

一妻多夫制よりも一夫多妻制の方がなじみがあるのではないでしょうか?

一夫多妻制とは、1人の男性が複数の女性と暮らすことを認めることです。

知っての通り、日本は一夫一妻制です。

配偶者のある者が離婚しないで重ねて婚姻をしたとき、重婚罪として、2年以下の懲役が処せられます。

しかし、世界には一夫多妻制を認める国もあります。

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一妻多夫制の国とは?

一妻多夫制は、インドのトダ族、ナイジェリア、ネパール、ブータン、スリランカなどの一部の民族でみられます。

その中でも、兄弟が1人の女性と結婚する一妻兄弟婚が多くを占めています。

日本にもあった?一妻多夫制

また、江戸時代には、日本でも一妻多夫制があったという説もあります。

当時の江戸は、男性の人口比率が高く、町人は結婚できる人が限られていました。

そのため、実質的には一妻多夫制があったのではないかと考えられています。

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性の多様性により一妻多夫制を認める国が??

2021年に南アフリカ政府は、一妻多夫制の容認を検討する方針を打ち出しました。

背景には、「ジェンダーニュートラル」な結婚制度が必要であるという考えがあります。

南アフリカは、すでに一夫多妻制を認めているため、一妻多夫制の合法化も平等に認める必要があるのではないかと議論が起こっています。

一妻多夫制の生き物はいる?

一妻多夫の生き物の例として、ミツバチとチョウチンアンコウが挙げられます。

ミツバチは、一匹の女王蜂に対して大勢のオス蜂が交尾をする、まさに一妻多夫です。

また、チョウチンアンコも一妻多夫性なのです。

オスはメスを見かけると、お腹に噛みつき、そのまま寄生し生涯を終えます。

そしてメスはまた、新しいオスを探すのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

一妻多夫制について解説しました。

一妻多夫制は、一部の地域でみられる制度だとわかりました。

性の多様性が広がる中で、日本や世界で一妻多夫制が認められる日も遠くないのかもしれませんね。

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