※本記事は、認定NPO法人地球の友と歩む会/LIFE様からの情報提供で作成しております。

外貨(どの国でもOK)・切手(使用済・未使用問わず)・ハガキ(未投函なら汚れててもOK)による寄付も受付中。来月にはトークイベントなどを開催。【期間:2023年12月1日~2024年3月31日まで】

キャンペーン詳細・ご寄付はこちら
https://earth-ngo.jp/info/20231201bokin/

▲クレジットカード・PayPal・ソフトバンクポイント・銀行振込から寄付可能
▲認定NPO法人地球の友と歩む会/LIFEへのご寄付は確定申告で寄付控除等の税制優遇の措置を受けることが出来ます

「アナタが想像するインドネシアはどんな国?」

インドネシアは観光で有名なバリ島、高層ビルが並ぶ首都ジャカルタ、オラウータンがいる熱帯雨林など、人によって様々なイメージを持つ国です。イスラム教徒が多い国としても有名です。

インドネシア:スンバ島とは?

  • 独自の文化が残る島
    インドネシアはイスラム教徒が多い熱帯雨林の国として有名ですが、スンバ島はキリスト教徒が多い乾燥地帯の島です。豚を飼育していたり、マラプと呼ばれる精霊信仰に基づいた住居、スンバ織りと呼ばれる伝統的な織物など、インドネシア国内でも特徴的な島として注目されています。しかし観光地として開発が進んでいるのは主に西側です。LIFEはスンバ島でも降水量が少なく、貧困度が高い島の東側を支援しています。

  • インドネシアの中でも貧困度が高い地域
    2023年3月の統計によるとインドネシア政府は1人当たり月55万ルピア(約5,000円)ほどしか支出が出来ない人を貧困層としています。LIFEが支援している家庭の月収は1,000円ほどしかありません。農村では電気を利用できる人は少なく、水も家から片道2時間離れた川へ毎日水汲みに行く人も珍しくありません。ネット環境も悪く、町から少し離れただけでスマホは圏外になります。島の大きさは岩手県ほどの大きさがあります。

様々な理由(後述)で荒地が広がるスンバ島

安心して暮らせる村を目指してLIFEは次のことに取り組みます!

●収入UPを目指す

  • 現地が抱える問題- 現金収入が得られにくい ー
    スンバ島東部の農村では自給自足に近い生活をしています。2~3ヶ月の雨季の間に種をまき、肥料等は与えないで自然の土と雨のみでトウモロコシを栽培しています。トウモロコシはどの農村も栽培しているため市場で売れる商品ではありません。そのため農村で現金が必要な際は家畜の鶏や豚などを売ったり、日雇いや副業などをします。トウモロコシ以外の野菜を栽培することは「自分たちには無理だ」と思い込んでいる方も多いです。家畜のフンや葉などが肥料になることを知らない人も多く、町で聞いた情報だけで自己流で野菜作りに挑むも失敗してしまう人もいます。

     

  • 支援内容- 村から貧困をなくすために ー
    20の農家が1年間の農業研修を受けることで現金収入が得られるように目指します。

    ・農業に必要な灌漑や給水設備の工事
    ・村にある植物や家畜のフンなどを活用した農業の研修
    ・給水設備等を共同管理するための農業組合の設立と運営研修
    ⇒この支援を進めるための活動費:100万円

例えば、1万円あれば20の農家にトマト、キャベツなど10種類のタネを提供できます。

▲2023年度に支援を受けているライパンダック村住人とLIFE事務局長:古賀麻美

●自然環境の回復!

  • 現地が抱える問題- 荒地が広がる島 ー
    スンバ島はかつて香木の白檀の輸出で栄えていました。現在はむき出しの岩や草しか生えていない荒地が広がっています。スンバ島農村部では今でも住居や生活道具、調理のための薪など日常的に木を使う生活をしています。そのため木の伐採を禁じることは難しいです。また植林するためには放牧している家畜が食べないように柵を設ける、雨が全く降らない乾季に水やりをするといった管理の概念がないため、住民や現地NGOの協力が必要不可欠となります。マングローブは建材や薪として現地では活用され、違法伐採されてそのまま枯れて放置された地域もあります。

支援内容- 失われた自然を回復するために ー
1ヘクタールの海岸に1500本のマングローブを植林して自然環境の回復を目指します。

・植林する地域の植生や地形等の調査
・植林するマングローブの育苗や植林後のお世話
・地元住民等が参加する植林イベントやワークショップ
⇒この支援を進めるための活動費:100万円

例えば、1万円あれば70本のマングローブの苗を育てることが出来ます。

▲2023年10月に開催した植林イベントに参加したスンバ島東部の高校生たち

現地の声- 現地NGOと支援を受けた村民 ー

 MARADA財団:代表イプ氏

2018年にスンバ島のバナナが壊滅状態になり、バナナを売って現金収入にしている村人たちは大打撃を受けました。LIFEの支援でジャワ島からバナナの苗木を購入することができ、苗木を島中の人たちに配りました。 この時に配った苗木が今では島のあちこちでたくさんのバナナを実らせています。日本の皆さんのご協力でたくさんの人たちが救われました。

ライパンダック村の村長:ゲラルド氏
LIFEの支援で有機農業や魚の養殖ができるようになりました。今では私が中心となり、すでに野菜作りや魚の養殖ができるメンバーが村の他の人たちにやり方を教えています。もっと野菜を作れる人たちを増やしていく予定です。

あなたの1日をLIFEにください
LIFEの発行する年次報告書や会報をお読み頂いたり、学習会を開いて頂いたり、LIFE主催のチャリティーイベントにご参加頂いたり、ご寄付をして頂いたりと、様々な形で行動に移して頂ければ幸いです。
物価高上昇や円安で今まで以上に現地での活動で資金が必要です。皆様からのご支援をお願い申し上げます。

 

【2023年度:クリスマス・春の助け合い募金】詳細・寄付はこちら
https://earth-ngo.jp/info/20231201bokin/
▲クレジットカード・PayPal・ソフトバンクポイント・銀行振込から寄付可能
▲認定NPO法人地球の友と歩む会/LIFEへのご寄付は確定申告で寄付控除等の税制優遇の措置を受けることが出来ます

外貨・切手・ハガキによる寄付も受付中。詳細はこちら
https://earth-ngo.jp/volunteer/buppin/

【2024/1/19(金)19:30~】
インドネシア:スンバ島支援の現場~「日本人の価値観」を押し付けないことの難しさ~
https://earth-ngo.jp/info/20231220-2/

地球の友と歩む会/LIFEについて

〇ビジョン
インドとインドネシアの人々が自然と共生し自立して暮らせる社会を目指します。

〇ミッション
私たちとビジョンを共有する現地NGOと協力し「水・緑・人」をテーマに支援します。

〇活動方針
① 水・緑・人で国際協力
②現地の問題は現地に住む人々が解決する
③地球の友としていま私が出来ることをする

〇関係するSDGs
LIFEが解決したい目標:
・貧困をなくそう

問題解決のために大切にしたい目標:
・飢餓をゼロに
・質の高い教育をみんなに
・陸の豊かさも守ろう


〇沿革
1986年:アジア協会アジア友の会東京事務所として設立
1992年:インドネシア スンバ島にて植林活動や現地との交流を開始
1999年:NPO法人地球の友と歩む会として独立
2021年:認定NPO法人格を取得
2023年:日本水大賞「国際貢献賞」受賞:バリ島北部支援

〇過去に助成を頂いた団体(敬称略・順不同)
外務省【日本NGO無償資金協力】/国土緑化推進機構【緑の募金】/日中友好会館/ゆうちょ財団/味の素ファンデーション/日本労働組合総連合会【愛のカンパ】など

〇SNS
Facebook
https://www.facebook.com/life.ngo/
X(Twitter)
https://twitter.com/lifetokyo
Instagram
https://www.instagram.com/life_insta_official/
YouTube
https://www.youtube.com/@earth-ngo/videos

2023年6月に受賞した水大賞:国際貢献賞の表彰状

コメント:横山計三理事長
1992年に第1回スンバワークキャンプに参加したのがスンバ島やLIFEとかかわるきっかけでした。実際に現地に行ってみると、日本では考えられないような不便な生活を強いられているのがわかります。だからといって現地の人は不幸だというわけではありません。しかし平均寿命が短いとか、子供たちの栄養状態があまりよくないとかいったことは改善の余地があると思います。そんなところに少しでも役に立てばと思って支援しています。

2023年3月撮影:スンバ島にて 古賀麻美事務局長

コメント:古賀麻美事務局長

いつもLIFEへのご支援ありがとうございます。私はいつも単身でスンバ島での視察に行っていますが、皆様に支えられていると思うと1人でも心強いです。また来年も支援活動を継続していく所存です。年末の忙しい時期ではございますが、少しお時間を頂き寄付キャンペーンにご協力を頂けますと嬉しいです。

情報元サイト:PR TIMES
>オリジナルサイトで見る

 

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