2021年8月31日
COCOCOLOR EARTH

~ ソーシャルキャリアと就活に関する意識調査 ~

COCOCOLOR EARTHは、社会貢献を目指す若者(学生、若手社員)のキャリア意識に関する調査を実施しました。

調査期間: 2021年8月9日~8月23日
調査対象: 社会貢献に関心がある大学生~社会人3年目
調査方法: インターネット上でのアンケート
回答数:  105人

【結果概要】

①社会貢献に関心がある大学生~社会人3年目のうち、ソーシャルセクター(NPO・NGO、国際機関、社会的企業、起業等)で働きたいと考える人は約9割であった。
このことから、仕事として社会課題に取り組みたいと考える若者が多いことが予想される。

②社会的企業を探すうえで、満足した情報を集められている/集められましたか?という質問に対し、現在就活中と答えた人のうち約7割が十分な情報を集められていないと回答している。
このことから、ソーシャルセクターに関する情報が不足していることが読み取れる。

【考察】

社会的企業を探すうえで、満足した情報を集められていないと回答した人の回答から以下の2点の問題が見えました。

〇企業の情報収集

「どのサイトを見れば良いかわからなかった」、「情報が集約されている例が少なく、検索を効率的にしずらい」などの声が多く上がっており、社会的企業の情報収集が難しくなっていることがわかりました。

社会的企業を探すには、知人や友人・OB訪問などで人から聞く必要があり、人脈がないと企業の情報収集が難しい現状があります。

〇企業の社会貢献度

「企業がソーシャルビジネスって謳ってのに、全く社会貢献を軸にビジネスやってなかったなどがある。名ばかりのCSRやソーシャルビジネス企業が沢山あるので調べるのが大変。」、「今どきどんな企業でも「SDGs」や「エシカル」は言葉だけは掲げてるので、どの企業がどれだけ本気で社会貢献に取り組んでいるか分からない。」など、企業の社会貢献度が見えづらいという声が多く上がっています。

近年では、SGDsに取り組む企業が増える中で、表面的に取り組んでいるふりをするSDGsウォッシュという言葉も生まれています。

企業は、本質的に社会課題に取り組んでいるか、透明性が求められていることがわかりました。

【調査結果】


【本件に関するお問い合わせ先】

COCOCOLOR EARTH  
Mail:cococolor.earth@gmail.com