私たちの生活は、数え切れないほどの社会問題に取り巻かれています。
環境破壊、貧困、ジェンダー格差、人種差別など、これらの問題は地球上のあらゆる場所で発生しており、解決するためには深い理解と共感が必要です。
しかし、日々の忙しさの中でこれらの問題に目を向けることはなかなか難しいものです。
そこで、社会問題について学び、自分自身で何ができるのかを考え始める良い方法の一つが、本を読むことです。
この記事では、社会問題についての理解を深めるためにおすすめの書籍を紹介します。
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世界がもし100人の村だったら
「世界がもし100人の村だったら」は、世界の人口を100人の村に縮小して、食糧や教育、宗教、そして経済などを表しています。
全64ページと今回ご紹介する本の中では一番読みやすいでしょう。
ファクトフルネス
「ファクトフルネス」は、教育、貧困、環境、エネルギー、人口など幅広い分野を取り上げ、データや事実にもとづき、世界を読み解く一冊です。
賢い人ほどとらわれる10の思い込みをデータをもとに解説し、世界を正しく見るスキルを身につけさせてくれます。
社会問題とは何か
「社会問題とは何か」は、そもそも社会問題とは何かを考えるきっかけになる本です。
人種差別や気候変動などの社会問題は元から存在していたわけではなく、問題であると認識し声を上げる人々によって初めて問題化される。
このような観点から、社会問題はなぜ生じ、やがてなくなるのかを、6つの段階に分けて解説しています。
9割の社会問題はビジネスで解決できる
「9割の社会問題はビジネスで解決できる」は、ソーシャルビジネスしかやらない会社、ボーダレス・ジャパン創業者 田口一成氏が著した本です。
社会問題をビジネスで解決する事例やノウハウ、試行錯誤のエピソードなどが記載されています。
まとめ
知識は力ですが、行動に移すことが最も重要です。
今日紹介した本を手に取り、社会問題に対するあなたの理解を深め、世界を少しでも良い場所にするための第一歩を踏み出してみましょう。
この記事の監修者
吉田宏輝
COCOCOLOREARTH代表、社会活動家。
COCOCOLOREARTHでは、社会課題解決を軸にした就職・転職活動を支援するインタビューメディアの代表として、100人以上の社会活動家にインタビュー、記事執筆やイベント登壇などを行う。