原体験という言葉を知っていますか?

これは、その人の人格形成に影響を与える経験のことです。

人にはそれぞれの原体験があり、その経験を通して、今のその人ができています。

今回は、原体験とはどのようなものか、少し詳しく見ていきましょう。


原体験とは

原体験とは、「その人の人格が形成される前(一般に幼少期や青年期)に経験した、後にその人の人格や思想を形成する体験」です。

「きっかけ」のようなもので、その人の職業選択などにも影響をもたらします。


原体験の具体例

原体験を具体的にイメージするためにいくつか例をあげます。

・貧乏な家庭に生まれたから、将来はたくさんお金を稼ぎたい。

・担任の先生がとても優しく、自分もそのような先生になりたいと思った。

・訪れた国で生活に困っている方を見て、国際協力に力を入れるようになった。

どれも、ある出来事が理由となっています。

この理由の部分が原体験です。

壮大なものから些細なものまで、原体験となります。


原体験が与える影響

原体験はその人に大きく影響を与えます。

例で挙げたものはプラスな影響でしたが、マイナスな影響も多く存在します。

犯罪者数の一定割合に、幼少期の原体験が挙げられます。

家庭環境が悪く、虐待を受けていたり、学校でいじめられたりしたことが、深く影響している場合が多いです。


起業家に原体験は必要か

原体験というと、企業家の話が上がります。

よくメディアでよく取り上げられるのは、原体験から起業し、成功した人です。

これが企業家は大きな原体験を元に行動をしている姿を作り上げています。

しかし、必ずしも原体験があるから起業した人ばかりではありません。

ですから、起業家には原体験が必要ではないです。

以前、ココカラアースでインタビューさせていただいた方の中にも原体験のない方がいらっしゃいます。

ぜひこちらの記事もご覧ください。

環境問題やESGを軸にしたキャリアの歩み~CSRデザイン環境投資顧問株式会社 宮澤 大喜~

自分の原体験って何?

ところで、自分の原体験ってなんだろうと考えませんか?

簡単に思いつかない人も多くいると思います。

原体験は必ずしも凄く衝撃的なわけではありません。

しかし、原体験を深掘りすることで得ることがあります。

・やるべきことが明確になり、集中的に取り組めるようになる。

・やりたいことの背景がしっかりするため、人を集めやすい。

・過去が評価される

原体験を知ることで、新たな自分の価値観や夢を見つけられるかもしれません。


原体験の見つけ方

原体験が簡単に思いつかない方に、1つの方法を紹介します。

まずは、テーマを決めて、それぞれを深掘りします。

例えば、テーマを「趣味」に設定し、趣味が「読書」の場合です。

これに対して「なぜ読書が好きなのか」、「いつから趣味になったのか」など、いくつか深掘りをします。

徐々に時を遡って深掘りをしてみてください。

このように深掘りすることで、どの様な経験をしたか気づくことができます。

さいごに

原体験とは、その人の行動に大きく影響する経験のことです。

人生において、原体験は多くの人が持つものです。

ぜひ皆さんも探してみてください。