エシカルに関する取り組みを広告・PRしたい!
しかし、どのような方法があるのかわからない、、、
このようなお悩みにお答えするために事例や広告することのメリット・デメリットをお伝えします。
※【企業様向け】環境問題への取り組みをPRしませんか?
目次
エシカル消費とは
エシカル消費とは、消費者が各自にとっての社会的課題の解決を考慮したり、そうした課題に取り組む事業者を応援しながら消費活動を行うことです。
電通が実施したエシカル消費 意識調査2020によると、エシカル消費は全体の54.0%が企業イメージの向上につながると回答しており、企業と消費者をつなぐビジネスチャンスという結論が出ています。
また、株式会社メンバーズが実施した「気候変動と企業コミュニケーションに関する生活者意識調査」によると約7割(66.7%)は「価格が同等もしくは 1 割程度割高でも気候変動に配慮した商品を選ぶ」と回答。
さらに、購入者の9割(96.3%)は「継続して購入したい」と回答し、気候変動に配慮した商品の購入者は満足度が高いことが伺えます。
これらのデータから、エシカル消費への需要が高まっていることがわかります。
≫エシカル消費とは?企業が取り組む重要性やメリット、事例を解説!
エシカルに取り組む企業の広告・PR事例
サラヤ株式会社
サラヤ株式会社は、世界の衛生・環境・健康に関わる革新的な商品とサービスを提供する企業です。
具体的には、医療や福祉、食品工場やオフィス・公共施設などの衛生管理に関わる各種洗浄・消毒剤の他、環境に配慮した台所用品や洗濯用品、健康食品等の商品を取り扱っています。
『グリーン・クリーン・プロジェクト2023』の参加や健康スタジオ&レストラン「WAKUPAKU」のオープンなどエシカルな取り組みを積極的にPRしています。
≫【サラヤ株式会社】持続可能なビジネスを通じて、世界の衛生・環境・健康を守る~新居ゆかり~
株式会社大川印刷
株式会社大川印刷は、1881年に創業され、再生可能エネルギー100%での印刷を可能として、ゼロカーボンプリントに取り組むなど積極的な「環境印刷」に取り組んでいる会社です。
「湘南国際村めぐりの森 植樹祭」への参加や国内最大級のエシカル関連イベントへの出展など積極的に環境問題への取り組みをプロモーションしています。
≫【株式会社大川印刷】地域に密着した環境印刷の会社で働く意義~小峰千波~
エシカルに関する取り組みを広告・PRする4つのメリット
イノベーションが生まれやすい
多様な価値観を持つ人材が集まることで、イノベーションが生まれやすい環境となります。
女性ならではの視点や海外の文化、障がいのある方の抱える不便などから、新たな課題やアイディアが生まれるでしょう。
離職率の低下
社会課題への取り組みをPRすることは、離職率の低下にもつながります。
会社に誇りを持ち社会に貢献している実感をより得られるため、退職したいと考える人も減るでしょう。
企業のイメージアップ
エシカルへの取り組みが促進された企業は、企業イメージもよくなるでしょう。
社内の取り組みを社外にPRすることでイメージアップになります。
ステークホルダーとの関係の強化
株主や従業員との関係の強化も期待できます。
世界のESG投資の割合が35%を超えており、この数字は年々上昇していくことが考えられています。
株主の視点に立っても環境問題に取り組むメリットは大きいです。
また、近年では、企業の社会貢献性を就活や転職の軸に置く求職者が増えており、採用への影響も避けられないでしょう。
エシカルへの取り組みを広告・PRするときのデメリットとリスク
エシカルへの取り組みを広告する上では、リスクにも注意が必要です。
SDGsウォッシュのようにならないように気をつけましょう。
SDGsウォッシュとは、実態以上にSDGsに取り組んでいると見せかけることです。
ウォッシュを疑われてしまうと、社会問題への取り組みを全く行っていない企業よりも評価が下がってしまう可能性が高いです。
具体的には、不買運動や取引の打ち切りなどが起こりうります。
さらに、世界のESG投資の割合が35%を超えているため、株価の暴落も可能性としては考えられます。
≫SDGsウォッシュとは?事例や影響、就活生が見ているポイントを解説
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【企業様向け】エシカルへの取り組みを広告・PRしませんか?
この記事の監修者
吉田宏輝
COCOCOLOREARTH代表、社会活動家。
COCOCOLOREARTHでは、社会課題解決を軸にした就職・転職活動を支援するインタビューメディアの代表として、100人以上の社会活動家にインタビュー、記事執筆やイベント登壇などを行う。