社会問題に関する取り組みを広告・PRしたい!
しかし、どのような方法があるのかわからない、、、
このようなお悩みにお答えするために事例や広告することのメリット・デメリットをお伝えします。
※【企業様向け】社会問題への取り組みをPRしませんか?
目次
社会問題とは
社会問題とは、世界中にある解決すべき課題です。
具体的には、環境問題や人権問題、貧困問題、教育問題などが含まれます。
しかし、社会問題に明確な定義はありません。
社会問題に取り組む企業の広告・PR事例
パタゴニア
https://www.patagonia.jp/one-percent-for-the-planet.html
パタゴニアは、登山用品やサーフィン用品、アウトドア用品、軍用品、衣料品の製造販売を手掛けるメーカーです。
「私たちは、故郷である地球を救うためにビジネスを営む」と言う目的を掲げ、環境負荷の少ない素材で製品を製作しています。
着古したパタゴニア製のコットンTシャツを回収する「テイクバッグ・プログラム」やスノーウェアを修理する「Worn Wear Snow Tour」開催などを行っています。
株式会社ユーグレナ
株式会社ユーグレナは、2005年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養技術の確立に成功しました。
ユーグレナなどを活用した機能性食品や化粧品等の開発・販売のほか、バイオ燃料の生産に向けた研究などを行っています。
バイオ燃料への取り組みに関する動画の公開やサステナビリティをテーマにした文学の新ジャンル 「SF(サステナビリティフィクション)小説」の発表などユニークな取り組みを行っています。
≫【株式会社ユーグレナ 】人が成長し続けられる社会を軸にした就活とは~喜多倫久~
社会問題に関する取り組みを広告・PRする4つのメリット
イノベーションが生まれやすい
多様な価値観を持つ人材が集まることで、イノベーションが生まれやすい環境となります。
女性ならではの視点や海外の文化、障がいのある方の抱える不便などから、新たな課題やアイディアが生まれるでしょう。
離職率の低下
社会課題への取り組みをPRすることは、離職率の低下にもつながります。
会社に誇りを持ち社会に貢献している実感をより得られるため、退職したいと考える人も減るでしょう。
企業のイメージアップ
社会問題が促進された企業は、企業イメージもよくなるでしょう。
社内の取り組みを社外にPRすることでイメージアップになります。
ステークホルダーとの関係の強化
株主や従業員との関係の強化も期待できます。
世界のESG投資の割合が35%を超えており、この数字は年々上昇していくことが考えられています。
株主の視点に立っても社会問題に取り組むメリットは大きいです。
また、近年では、企業の社会貢献性を就活や転職の軸に置く求職者が増えており、採用への影響も避けられないでしょう。
社会問題への取り組みを広告・PRするときのデメリットとリスク
社会問題への取り組みを広告する上では、リスクにも注意が必要です。
SDGsウォッシュのようにならないように気をつけましょう。
SDGsウォッシュとは、実態以上にSDGsに取り組んでいると見せかけることです。
ウォッシュを疑われてしまうと、社会問題への取り組みを全く行っていない企業よりも評価が下がってしまう可能性が高いです。
具体的には、不買運動や取引の打ち切りなどが起こりうります。
さらに、世界のESG投資の割合が35%を超えているため、株価の暴落も可能性としては考えられます。
≫SDGsウォッシュとは?事例や影響、就活生が見ているポイントを解説
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【企業様向け】社会問題への取り組みを広告・PRしませんか?
この記事の監修者
吉田宏輝
COCOCOLOREARTH代表、社会活動家。
COCOCOLOREARTHでは、社会課題解決を軸にした就職・転職活動を支援するインタビューメディアの代表として、100人以上の社会活動家にインタビュー、記事執筆やイベント登壇などを行う。