※本記事は、SUN株式会社様からの情報提供で作成しております。

SUN株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:仲宗根俊平、以下 SUN)は、インバウンド旅行者向けの地域観光&マナー情報サイトの運用を12月23日(月)より開始いたしました。

 

円安の影響で訪日外国人観光客が増加している今、地方観光地の復興と日本における観光マナーの普及を目的としたインバウンド向け地域観光&マナー情報サイト「ANABA JAPAN」を新たに開設いたしました。

このサイトでは、まだ世界に十分に知られていない日本の観光スポットや文化、食、体験のほか、観光地のマナーなど多彩な情報を4か国語(英語、中国語、韓国語、日本語)で発信します。

特に注力するのは、地方の隠れた魅力やユニークな体験の紹介です。これにより観光スポットへの訪問が一極集中するオーバーツーリズムの解消を目指し、訪れる場所を分散させることで、地域経済の活性化にも貢献します。持続可能な観光を支えるプラットフォームとして、今後の観光業の発展に寄与してまいります。

 

日本の”あなば”=地域で愛されるスポットを見つけよう

日本は他国と比較してインバウンド・ツーリズムにおいて潜在的な競争力を持つと言われてます。観光ビジネスを活用した地域経済の活性化は大きなチャンスです。実際、訪日観光の情報交換を目的としたソーシャルメディアのコミュニティーでは、訪日予定の外国人がオーバーツーリズムによる過密観光地を避けるため、地方の観光情報を求めて在日外国人に情報を呼びかける姿も見られます。

これを受けて、ANABA JAPANでは、地域の観光情報を中心に新たな日本の魅力を多言語で世界に発信。当サイトを通じて、インバウンド旅行者は有名観光地の混雑を避け、より多様な旅程を組むことができるようになります。日本では有名でありながらも、世界にはまだ知られていないスポットを「あなば = Good Find(いいもの見つけた!)」として取り上げ、地域の観光活性化に貢献していきたいと考えています。

ANABA JAPANのターゲットとその背景

ANABA JAPANの主なターゲットは、アジアおよび米国からの訪日観光客です。日本政府観光局(JNTO)のデータによると、2024年1月から8月の訪日外国人客数は、韓国から580万人、中国から450万人、台湾から410万人と、アジア諸国からの訪問者が大多数を占めています。加えて、米国からの訪日客も増加傾向にあります。特に注目すべきは、訪日客の半数以上を占める20代から30代の若年層で、彼らはインターネットを駆使して観光情報を収集する傾向が強く、情報サイトやSNSが主要な情報源となっています。

こうした市場をターゲットに、ANABA JAPANは観光地の魅力に加え、観光マナーを多言語(英語、中国語、韓国語、日本語)で提供することで、訪日観光客に有益な情報を発信し、より快適な日本旅行をサポートします。

来日前に日本の観光マナーを周知し、持続可能な地域観光ビジネスへ

急激なインバウンド需要が引き起こしている問題のひとつに、訪日客のマナートラブルがあります。飲食店でのトラブルや私有地への立ち入り、写真撮影のために道路へ飛び出して交通を圧迫するような問題が報道されています。インバウンド観光ビジネスで地域経済が潤う一方で、こうした訪日客のマナー違反による摩擦も起きており、行政や事業者が対応に追われているのが現状です。

そこでANABA JAPANでは、観光情報だけではなく、事業者ごとにマナー情報も発信。各観光スポットで守ってほしいマナーをイラストを添えて4か国語で掲載し、訪日前にマナーを周知することでトラブルを未然に防ぐ取り組みを行います。これによりインバウンド事業者や行政、地域住民が気持ちよく訪日客を迎えられる「持続可能な地域観光ビジネス」へ貢献していきます。

ANABA JAPANの目指す姿

1.オーバーツーリズム解消

2.観光による地方創生

3.来日前の観光マナー啓蒙

インバウンドの諸問題にIT企業として向き合う

当社は、システムインテグレーション事業をメインビジネスとする傍ら、ITを活用して様々な業界にイノベーションを起こすべく在留外国人支援事業も展開しています。日本における日本語教育のデジタル化を推進するため、アプリ教材やオンライン学習サービスなどの自社サービスを運営。外国人人材の活用や、外国にルーツを持つ日本語支援が必要なこどもたちへのサポートを続けています。

円安傾向が続く日本では、近年オーバーツーリズムや外国人観光客とのトラブルがニュースで取り上げられることが多くなりました。当社はIT企業として、これらの問題にどう貢献できるかを考え、多言語対応の情報発信プラットフォームとして、ウェブサイト「ANABA JAPAN」を開設することにしました。

■協力先(50音順)

雨庵金沢、鵜戸神宮、おにとこ、加賀伝統工芸村 ゆのくにの森、KAMIKAWA KITCHEN、上川大雪酒造(緑丘蔵/碧雲蔵)、カルルス温泉サンライバスキー場、旧三井家下鴨別邸、郷土料理 綾の里、熊本城稲荷神社、GLITCH COFFEE NAGOYA、小倉城、小諸城址懐古園、史跡 佐渡金山、小豆島観光協会、千仏鍾乳洞、立山黒部アルペンルート、鶴舞公園、十日町市観光協会、直方がんだびっくり市、白馬岩岳マウンテンリゾート、白馬栂池マウンテンリゾート、はっぴーディアーズ、肱川あらし展望公園、フラテッロ・ディ・ミクニ、ホテル桜 嬉野、BON COFFRET、水の駅ビュー福島潟、三好市観光協会、ゆのくに天祥、ランプライトブックスホテル名古屋、菱風荘、臨済宗 摩頂山 國泰寺

■SUN株式会社
https://www.sun21.co.jp/

「世界を代表する『人と人をつなぐ』会社となる。」を企業理念に掲げ、システムインテグレーション事業、在留外国人支援事業を展開するIT企業です。グローバル人材を積極採用することで人との繋がりによる新たな価値を創造し、世の中にイノベーションをもたらします。