採用担当者として、特に社会貢献・ソーシャルビジネス領域での人材採用を検討しているなら、「activo(アクティボ)」という求人/募集プラットフォームは気になる選択肢のひとつでしょう。

実際に「activo 評判」「activo 口コミ」で検索すると、応募数の多さや導入しやすさを評価する声とともに、応募の質への懸念といったネガティブな口コミも散見されます。

本記事では、activoをこれから使おうとする採用担当者向けに、良い評判・悪い評判を含めた口コミ分析、価格・料金、メリット・デメリット、よくある質問までを丁寧に解説します。

読み進めていただくことで、activoの“本当の価値”と導入判断に必要な視点を持っていただけるようにしています。

また、社会課題領域に特化した採用・広報チャネルとして、ココカラアースやココキャリアとの相性・使い方も最後にご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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activoとは?概要と基本情報

activo(アクティボ)は、NPO・NGO、社会的企業と、社会貢献やボランティア・ソーシャル領域に関心を持つ個人とをつなぐプラットフォーム型サービスです。

具体的には、以下のような特徴があります。

  • 募集掲載プラットフォーム:ボランティア募集、インターン募集、NPO職員・バイトの求人情報を掲載

  • 成果課金型モデル:求人掲載自体には費用をかけず、「採用が決まったら報酬を支払う」仕組みを採用しているプランも提供

  • ストーリー機能・ピックアップ拡散:募集だけでなく、団体や活動にまつわるストーリーを投稿し、ピックアップや拡散を通じて認知を高められる仕組みがある

  • ミッションと成長背景:代表・創業背景などについても、noteや公式情報で語られており、「ソーシャルセクターの人材・資金不足を解決するプラットフォームをつくる」ことを掲げている

採用・人事担当者視点で言えば、「正社員採用」「パート・アルバイト採用」「社会貢献活動との融合(企業ボランティアなど)」との相性がある点がポイントです。

activo はもともとの主軸が “ボランティア・社会的事業領域” なので、一般の求人媒体とは異なるターゲット性を持つ可能性があります。


運営会社情報

以下は、公開情報をもとに整理した株式会社activoの基本情報です。

項目

内容

会社名

株式会社activo

設立

2017年11月1日

代表者

小澤 佳祐

事業内容

ボランティア募集プラットフォーム運営、NPO/社会的企業の求人支援、企業向け CSR / 従業員ボランティア促進支援など

所在地

京都市左京区岡崎円勝寺町38番地1


activo・口コミ 総まとめ

まず、activo に関する評判・口コミには、ポジティブな評価とネガティブな指摘の両方が見られます。採用担当者視点で見るべき点を含めて整理します。

良い評判

・反響が来た/応募数が多かった

フォロー数が多いのかどうかはいまいちわかりませんが、応募者10名というのは期待以上でした。掲載時は「くるのかなー」と半信半疑でしたが、応募者は結構きました。しかも、わりとぽんぽんきました。このあたり、無料体験時は誘導強めにしているのかもしれませんが、それを考えても、想像以上でした。

引用元:note(ノート)

・操作性・使いやすさ

募集ページが作成しやすかった

実際にページを作成してみるとわかりますが、とっても情報入力しやすいです。

手軽さでいうとペライチで作るぐらいに簡単に、文字だけ入力できるスキルがあればできちゃうぐらいの感覚でした。

ですのでwebに明るくないメンバーに、じゃあこれ入力お願い!とお任せできちゃうのがありがたかったです。

この部分にはこれを書きましょう、的なユーザーコミュニケーションも用意してくれているので、先にこの情報を持ってきた方がいいのかな?みたいに色々と構成を考えなくてもよかったのも○。

引用元:ボランティア採用ならactivoがいいなぁと思った話 | サンディアコラム

・反響が管理しやすい

管理画面のUIがシンプルでした。

誰からいつどんな内容で反響が来たのかがすぐわかるのがよかったです。

対応ステータスも変えられるので、他メンバーとの情報共有がしやすくて助かりました。

名前や対応ステータスでの絞り込み検索も可能なのがさらによかったですね。

引用元:ボランティア採用ならactivoがいいなぁと思った話 | サンディアコラム

悪い評判

・応募の質が低い

応募者の質。

で、肝心なところはココですよね。全体としては「イマイチ」です。そもそも、ボランティアなので、ライトな問合せや応募が多いのは前提ですが、本当に面談に繋がったのは「3名」(それでもよいほうか)、うち「1名」が活動に参加してくれました。参加していない「2名」も、予定があえばという感じなので、まあ割とポジティブでした。

その他の7名は「返信なし」「当日キャンセル」「ぶっち」などです。このあたりは想定していましたが、やはり7割くらいはこうなります。うちの企画の場合は、学習ボランティアなので若い人(高校生から)が多かったですが、実は「高校生の返信率」「参加率」は非常によかったです。大学生がイマイチな子が多かったですね。

引用元:note(ノート)


activoの価格・料金

採用担当者視点でわかりやすく、activoの料金体系を整理します。以下の表は、2025年10月時点の情報をもとにした概要です。

掲載/課金モデル

利用開始時のコスト

採用決定時の費用

備考

掲載料

0 円

掲載自体には費用がかからない(成果報酬前提)

成果報酬(短期バイト)

公益法人:5,000 円 / 株式会社:10,000 円(税別) 

採用決定した時点で成果報酬が発生 

成果報酬(アルバイト・パート)

公益法人:10,000 円 / 株式会社:20,000 円(税別) 

採用決定した時点で成果報酬が発生 

成果報酬(正社員・契約社員)

公益法人:30,000 円 / 株式会社:60,000 円(税別)

採用決定した時点で成果報酬が発生

早期退職返金保証

採用後 30 日以内の退職なら報酬の 50% を返金可能(申請要)

退職理由・申請タイミング等条件あり

広報力 UP(オプション)

オプション設定分

掲載求人を目立たせる露出効果を高めるオプション。追加コスト分が露出に反映される仕組み。

参考:料金表 | activo(アクティボ)

activoを利用するメリット

採用担当者目線で、activo を活用する際に期待できるメリットをいくつか整理します。

低リスクで導入できる/費用対効果が見えやすい

activoの特徴は、掲載にコストがかからず、採用決定時にのみ報酬が発生する成果報酬型モデルであることです。これは特に予算が限られる NPO/NGOなどの社会貢献団体やスタートアップ、あるいは新しい採用チャネルを試したい企業には大きな魅力となります。

このモデルにより、「まずは反響を見てから継続判断できる」点や、「無駄な掲載費用をかけずに済む」点が、初期導入の障壁を下げます。

応募母集団の拡大と多様性

activoの強みは、社会貢献・ボランティアに関心がある層が登録している点です。一般求人媒体とは異なり、“社会的価値・意義に共感している人材”を呼び込める可能性があります。

また、導入事例では「中高生応募が増えた」「異分野層からの参加があった」などの声もあります。
これは、人材確保が難しい分野やエリアでの潜在応募層を広げる意味で、他媒体差別化につながります。

運用しやすさ・管理性

activoは、管理画面で応募状況・ステータスをトラッキングできる仕様になっており、担当者・チームでの情報共有がしやすいという評価もあります。

さらに、募集ページの作成が比較的直感的にできる点、掲載期間の制限がない点なども運用上の利便性を支えています。


activoを利用する際の注意点・デメリット

ただし、activo を導入する前に押さえておきたい注意点もあります。これらを前提に使いこなすことで、導入時の“失敗”を回避できます。

応募の質・熱意が分散する可能性

成果報酬型であるがゆえに、応募は多く来ても「本気度」「適性」「コミットメント力」が必ずしも高くない層も混ざる可能性が高いです。先述のnoteレビューでも、10件応募が来ても実際に活動につながったのは 1〜3 件という例が出ています。(note(ノート))

採用担当者は、応募後のスクリーニング・面接設計・フォロー体制を整えておく必要があります。「応募=即戦力」には期待しすぎないことが大切です。

大量の応募獲得には努力が必要

2025年10月時点で28000件もの求人を掲載しているため、自団体や自社の求人が閲覧され、応募を獲得するためには、閲覧数を上げ、求人の原稿なども候補者に魅力が伝わるように記載する必要があります。閲覧数を上げるためには、オプションの追加購入や自社での採用ブランディングなどの必要が出てきます。

activoに関するよくある質問

以下は、採用担当者が導入検討時に抱きがちな疑問とその回答です。

本当に掲載料ゼロで使えるのですか?

回答:はい。activoの基本仕様では、求人掲載自体には料金はかかりません。掲載後、実際に採用が決定した時点で成果報酬を支払う形式になっています。
ただし、正社員採用・契約社員採用などの成果報酬額は他より高めに設定されており、またオプション(広報力 UP など)を使うと追加費用が発生する場合があります。

どれくらいの応募が来るものですか?

回答:応募数は団体・募集内容・募集規模・ターゲット層・表現力次第で大きく変動します。導入事例では、2ヶ月で10名応募、年間で1,000名応募といった幅広い実績が報告されています。
ただし、「応募数=採用数」ではないため、応募質・スクリーニング体制を準備しておく必要があります。

他の求人媒体(indeed、リクナビ、ココキャリアなど)と併用すべきですか?

回答:はい、むしろ併用が推奨されます。activo は“社会貢献・ボランティア関心層” にリーチしやすい特性を持つ一方で、一般求人媒体に比べて応募母数・即戦力層の獲得力は限定的なケースもあります。
特に一般業務や専門職領域を採る場合には、他媒体(indeed、リクナビ、マイナビ、ココキャリアなど)と併用して“質 × 数” を確保する戦略が現実的です。
また、activoのストーリー投稿や露出拡散機能を他媒体誘導や認知強化の起点として使う構成も有効と言えるでしょう。


まとめ

「activo 評判」をキーワードに、採用担当者向けに整理したこの記事では、activoの概要、運営会社情報、口コミ評判、料金体系、メリット・注意点、FAQ という流れで、導入判断に関する情報を網羅的に提供しました。

まとめると、activo は“低リスクで始められる成果報酬型求人チャネル”として十分価値があります。特に、社会貢献領域での採用、CSR/ESG を意識した採用施策、ボランティア活動との融合を図りたい企業・団体にとっては、他にはないターゲット性という強みを持ちます。

ただし、万能ではなく、「応募者の面談設定率」「即戦力層の獲得難易度」などの課題もあるため、他求人媒体との併用や応募後のスクリーニング設計、情報表現のブラッシュアップは必須です。

最後に、採用担当者としてさらに視野を広げたいなら、ココカラアースココキャリアのような社会課題・ソーシャルビジネス特化型メディア・求人プラットフォームも検討先に入れるのが賢明です。

  • ココカラアースでは、社会課題やソーシャルビジネスに関心ある読者層に向けたコンテンツ配信・ブランディング強化が可能です。

  • ココキャリアは、社会的企業を紹介する求人サイトで、activoとは異なる切り口・属性の人材(ビジネス思考のある20代ユーザー)が集まり得ます。

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