イタリア、その歴史ある街並み、豊かな文化、そして美食で知られる国。

しかし、その輝かしいイメージの背後には、多くの社会問題が潜んでいます。

高い失業率や北部と南部の経済格差、移民問題、そして政治的不安定さなど、これらはイタリアが直面している課題のほんの一部に過ぎません。

この記事では、これらの問題に焦点を当て、イタリアが直面している現実を解説します。

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イタリアが抱える社会問題4選

経済的困難と失業率

イタリアは高い失業率、特に若者の失業率の問題を抱えています。

2022年の失業率は9.2%、若年者(15~24歳)のに限定すると29.4%です。

経済の停滞と厳しい労働市場の状況は、特に若い世代にとって大きな社会問題となっています。

参考:基礎情報:イタリア|労働政策研究・研修機構(JILPT)

南北の経済格差

イタリアには、南北の格差もあり、南部地域が高い失業率(南部10.8%、全国6.0%;2007年)である一方で、北部の一部などは失業率が2%台と深刻な格差が生まれています。

背景には、ミラノやトリノなどの北部は、重工業都市として発展を遂げることができたが、ナポリやシチリアなど南部は、工業化の波に乗れず一次産業や観光業に依存していることが挙げられます。

参考:各国にみる労働施策の概要と最近の動向(フランス・イタリア)

移民問題

地中海を渡ってくる移民の流入により、イタリアは移民の統合と移民政策の課題に直面しています。

特に2023年は、アフリカや中東などからの移民が急増しています。

イタリア政府によると、イタリアにたどり着いた移民の数は約13万人、2022年の同じ時期のおよそ2倍です。

これには、移民抑制へ「海上封鎖」求めるなど社会的緊張や排外主義の高まりも伴っています。

参考:イタリア南部に難民急増 受け入れ要請で欧州分断の懸念も

移民問題とは?SDGsとの関係や現状、日本の政策を解説

政治的不安定

2023年現在、イタリアは2022年9月25日に実施された総選挙の結果を受けて、新たな政治的局面を迎えています。

この選挙では、極右ポピュリスト政党「イタリアの同胞」を中心とした右派連合が政権を握ることとなりました。

この政権はEUとの協調を公約に掲げているものの、前政権のドラギ氏がEUと合意した復興計画の修正を求めるなど、EUとの間に潜在的な対立の火種を抱えています。

参考: ポスト・ドラギのイタリア ─ 政治不安の高まりが長期金利上昇・ユーロ安要因に ─


世界が抱える社会問題には何がある?

世界にはさまざまな社会問題があり、日本では考えられないような貧困問題や人身売買、難民問題、紛争などがありますが、日本人である私たちにまったく関係のない問題ではありません。

世界が抱える社会問題については以下の記事で解説します。
世界が抱える社会問題一覧!私たちにできることを考えよう

また、日本の社会問題を知りたい方は以下の記事をご覧ください
日本の社会問題一覧!日本の現状や今後の対策を知ろう


まとめ

経済的な停滞や地域間の格差、移民の流入、政治的な不安定さは、イタリアだけでなく多くの国々が直面する課題です。

しかし、イタリア独自の歴史的背景と文化的特性を考慮に入れることで、これらの問題に対するより効果的な解決策が見出されるかもしれません。

イタリアがこれらの社会問題にどのように対処していくかは、国内外において注目されています。

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